CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- マツダ(MAZDA)
- CX-5
- 専門家レビュー・評価一覧
- スマートエディションがお買い得
マツダ CX-5 「スマートエディションがお買い得」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 国沢 光宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
スマートエディションがお買い得
2021.3.14
- 年式
- 2017年2月〜モデル
- 総評
- 次期モデルは直6エンジンを搭載した後輪駆動車をSUVとしたモデルになるようだ。このことを頭に置くと次期モデルの価格は大幅に値上げされると思われるので、買えるうちにリーズナブルな現行モデルのスマートエディションを買って長く乗るという選択肢も面白い。
- 満足している点
- このクラスのSUVの中では新しいモデルではないものの、大きな欠点もなく、よくまとまっていること。ディーゼル車のパンチ以外刺激は薄いかもしれないが、飽きを感じることなく、長期間に渡っていい相棒になってくれるだろう。
- 不満な点
- よくまとまっているのは事実ながら、決して安いクルマではないだけに何らかの華が欲しい点。具体的な提案としては2.5リッターガソリンターボにサスペンションやブレーキに手を加えたスポーツモデルを追加するといったことが浮かぶが、マツダにそういった方針はないのが残念だ。
- デザイン
-
4
- 一目でマツダ車と分かるフロントマスクとリアビューに、大きめのミドルクラスのSUVらしい存在感もうまくミックスした、いい意味での万人向けという要素と個性を上手に両立したデザインに仕上がっていると思います。
- 走行性能
-
4
- 全エンジンのATが今ではちょっと古さを感じる6速ということもあり、ガソリン車は2リッターと2.5リッターのNAは排気量相応、2.5リッターターボは「余裕は増しているけど、パンチに欠ける」という印象。しかし、2.2リッターディーゼルターボの太い中低速トルクと高回転域の伸びは未だハンドルを握るたびに「いいね!」と感じるほど素晴らしい仕上がりだ。
- 乗り心地
-
4
- ガソリン車は僅かな硬さを感じるものの、ディーゼル車も含め全グレードが乗り心地にうるさい私でも余裕で合格点を与えられるレベルに達している。そのためほとんどの人は購入後サスペンションに手を加える必要はないだろう。
- 積載性
-
4
- ラゲッジスペースはこのクラスのSUVとしては大きめの容量を確保しているのに加え、形状がスクエア(四角)に近いので大きな荷物も積載しやすく使いやすい。またリアシートのバックレスト中央だけを倒せる機能も長尺物を運ぶ際には便利だ。
- 燃費
-
4
- ガソリン車の燃費はどれも標準的といったところだが、ディーゼル車は高速巡行なら20km/Lを出すのも難しくなく、総合すると15km/L程度の燃費が期待でき、軽油の安さも加味すると動力性能と燃料コストのバランスが素晴らしい。
- 価格
-
4
- カタログモデルの価格は車格相応だが、特別仕様車のスマートエディションは僅かな差額で運転支援システムなどが加わり、非常にお買い得感が高い。そのためCX-5を買うならスマートエディションを基本に考えることを勧める。
- 国沢 光宏
- 自動車ジャーナリスト
- 東京中野生まれ。ベストカー編集部員を経てフリーに。得意分野は新車の評価の他、自動車企業の分析、新技術の紹介など。自動車雑誌への寄稿をメインに、インターネットメディア、ラジオやTVのコメンテーターも。業界の話題を素直に紹介する手作りの個人Webサイトはいろんな意味で人気(アンチの数も多い)。大型免許とけん引免許、1級小型船舶免許所有。2005年アジアパシフィックラリー選手権シリーズに参戦。ラリージャパン(WRC)の参戦経験も持つ。趣味はクルマとバイク、ボート、スキー、ダイビング。弱点は球技(特にゴルフ)。youtube「国沢光宏」チャンネルに出演中。Webサイト「自動車評論家 国沢光宏」を運営している。
-
- 新車価格(税込)
-
281.1 〜 422.5
-
- 中古車本体価格
-
37.9 〜 436.8
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。