ロータス エリーゼ 「現代版 スポーツカーの原点」のユーザーレビュー

現代版 スポーツカーの原点

2024.8.18

総評

万人向けではないかもしれませんが、走りの性能はピカイチ

ABSや姿勢制御など必要十分な機能を備え、過剰な装備は潔く排除しながら、スポーツカーとしてバランスよく仕上がっています

世の中の潮流が、エンジンカーから電気自動車に切り替わってしまった今、もうこんな素晴らしいクルマは2度と生まれてこないのが残念でなりません

満足している点

1tを切る軽量ボディに、220psスーパーチャージドエンジンをミッドマウント、走るのが本当に楽しいクルマです

不満な点

もっと快適装備が欲しい、もうすこし荷物が積めたら、乗り降りが楽だったら、そんな声も聞こえますが、そういう不便な点も含めてロータス エリーゼ

個人的には不満はありません

デザイン

5

ミッドシップならではの低いフロントセクション＆盛りあがったフロントフェンダー、くびれた中間セクションから、グラマラスなリアセクションへの曲線デザインが秀逸

走行性能

5

峠道での走行性能はもちろんのこと、普通の市街地走行でも走りの楽しさを味わえます

ハイパワー過ぎず、軽量ボディに見合ったバランスの良いエンジン

スポーツ走行もこなしつつ、ロードユースを考えるとベストバランスの１台だと思います

乗り心地

5

純正ビルシュタインでは、荒れた路面でのバタつきがすこし気になりましたが、オーリンズの足回りに変更してからは、しなやかな乗り心地とスポーツ性能の両立できました

積載性

3

コンパクトにまとめれば、2人で2泊分の荷物を積むことができます

燃費

4

10〜14km/Lの好燃費。効率の良いトヨタ製エンジンと軽量ボディの恩恵で、スポーツカーとしては十分過ぎるでしょう

価格

3

生産終了のアナウンス以降、プレミアがついて価格高騰してしまったのが残念です

故障経験

幸いなことにまだ故障など、不具合の経験はありません