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レクサス NX PHEV 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
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-
134.5 〜 839.4
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
補助金を考慮すれば割安だが急速充電非対応といったマイナス面も
2025.1.1
- 年式
- 2024年2月〜モデル
- 総評
- もともと総合力の高い1台であったが、一部改良によってさらに隙のないモデルとなった。デザインや走りはもちろん、取り回しの良さや高い燃費性能も併せ持っており、実用車として必要十分以上のレベルだ。そのうえで、もし現在のNXに物足りなさを感じるのであれば、2025年にも登場することが予想されるマイナーチェンジモデルを待ってみてもよいかもしれない。
- 満足している点
- 日本的な美意識を感じられる上質なインテリアに加えて、一部改良で追加された14インチのディスプレイの採用によって機能性はさらに増した。ライバルに比べてやや劣っていた部分であったため、的確な改良だったと言えそうだ。
- 不満な点
- 一部改良によって多少はこなれたものの、やや過剰にも思えるアクセルレスポンスやハンドリングは好みの分かれるところだ。これを「スポーティ」と思える人にはよいかもしれないが、ゆったりと乗りたい人にはネガティブな印象を与えることは間違いないだろう。
- デザイン
- 「ワイド&ロー」を強調したそのデザインは発売当初こそ魅力的であったが、登場から少し時間の経った現在ではやや陳腐化しつつある。2024年2月の一部改良で追加された「オーバートレイル」は、これまでのNXとは異なるコンセプトのカラーリングが特徴だが「取ってつけた感」があるため、あまり魅力的に感じない。この点については、マイナーチェンジでの変更に期待したいところだ。一方、一部改良で追加された14インチのモニターが大きな存在感を放つなど、インテリアはデザイン面、機能面でもかなり仕上がっておりいい感じだ。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.9.25
- 年式
- 2024年2月〜モデル
- 総評
- ドイツ勢をはじめとするプレミアムSUVに対抗するのがNX。デビューから早くも3年を迎えているが、2023年にはボディ剛性の強化とともに足まわりや電動パワステのセッティングを見直すなど、操縦安定性や乗り心地のアップデートが行われている。24年にはボディ剛性のさらなる強化を実施し、前後トルク配分の見直しなどによって走行フィールを一段と向上させている。また、新グレードとして“オーバートレイル”をラインアップ。オフロード走行に適した走行プログラムや足まわりのセッティングを受けた、NXシリーズでは異色の存在だ。
- 満足している点
- 従来モデルに対してわずかに大型化されているが、同クラスの輸入プレミアムSUVと比べるとコンパクトで取り回しにすぐれる。インテリアは“いいモノ”感にあふれ、デザインや仕立てはプレミアムブランドならでは。ハイブリッドの経済性もさすがで、このクラスではベストの1台でもある。
- 不満な点
- すべてのエンジンに対して、すべてのグレードが用意されないこと。Fスポーツは2.5Lエンジンが設定されず、オーバートレイルも2.5Lガソリン仕様は未設定。売れない仕様かもしれないが、すべてのエンジンですべてのグレードが選べるようにしてもいいのでは?
- デザイン
- 初代のイメージを受け継いだスタイリングは洗練度を高め、塊感の強調された仕上がりを見せる。そんな2代目を見慣れてしまうと、初代は古さを感じるようになる。現行NXにスピンドルグリルは似合うと思うが、将来的にはRZやRXのようにスピンドルボディとなってしまうのだろうか?
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2023.11.30
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- 激戦区であるこのクラスのSUVの中でも、トータルバランスに最も優れたモデル。加えて、クラストップレベルの燃費性能や、プラグインハイブリッド車を含む多彩なパワートレインはNXの大きな魅力だ。その一方で、走りに関してはややクセがある。このクセを「スポーティ」と捉えられるならメリットになるが、場合によっては違和感を覚える人もいるかもしれない。この点については、唯一乗り手を選ぶ部分と言えそうだ。
- 満足している点
- 優れたデザインとちょうどいいサイズ感、多彩なパワートレインと手の届きやすい価格など、すべての要素が高いレベルでバランスされている「間違いのないクルマ」。インテリアの質感や機能装備もRXなどの上位モデルと大きな違いはないため、取り回しや燃費性能のよさを重視する人ならNXを選んだほうが満足度は高いかもしれない。
- 不満な点
- 鋭いアクセルレスポンスやクイックなハンドリングが魅力的ではあるものの、やや主張しすぎている感がある。それらは「走りのいいクルマ」の要素のひとつであるが、それらを持っていればすなわち「走りのいいクルマ」というわけではない。強力なライバルが多いこのカテゴリーでは、無難であることだけではユーザーの興味を惹けないのも事実であるが…。もちろん、それが気にならない人にとってはデメリットとは言えないため、まずは試乗してみることをおすすめしたい。
- デザイン
- 先代のNXは全高に対して全幅が短いためやや面長な印象があったが、現行モデルではクルマのデザインの理想形とされる「ワイド&ロー」により近いデザインになるなど、さらに洗練されたように感じる。どの方向から見ても抑揚のあるレクサスらしいデザインは、欧州プレミアムブランドのSUVと比べても高いレベルにあると言える。インテリアはエクステリアに比べると無難ではあるものの、ネガティブな印象はなく仕立ての良さを感じる。ただし、e-ラッチシステムについてはやや慣れが必要なので、しばらくは戸惑うかもしれない。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2023.1.11
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- 国産車のなかでは唯一無二の存在だと思います。メカニズムはトヨタ「RAV4」や「ハリアー」と基本的に共通ですが制御や味付けが専用になっていて、静粛性や快適性だけでなくハンドリングに関しても最も洗練されています。加えてインテリアの仕立ても最も上質で、金額に見合うプレミアム感はあると思いますよ。
- 満足している点
- 滑らかさと暴力的な加速が同居するパワートレインはクルマ好きとしても興味深いところ。アクセルを踏み込まなければきわめて快適なクルマなので、ファミリーカーとして家族に喜ばれることでしょう。
- 不満な点
- 価格は……まあ安くはないですね。詳細までチェックすると納得できるのですが、国産のこのクラスのSUVと考えると購入に勢いが必要なプライスだとは思います。ただ、上質なインテリアなどそれに見合う価値があることだけはお伝えしておきましょう。
- デザイン
- 大胆なスピンドルグリルを採用し、ひとめでレクサスだとわかるデザインですね。パッと見たところ先代モデルと見分けがつかないほど意匠が先代に似ているのはレクサスとして珍しいパターン。それをどう捉えるかは判断が分かれそうですが、確実に言えるのはどう見てもNXらしいデザインだということです。ちなみにPHEVモデルならではの明らかな識別点はなく、むしろパワートレインではなくトリムにより見た目の差別化をはかっているのは輸入車に近いグレードの作り方です。
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- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.6.24
- 年式
- 2021年11月〜モデル
- 総評
- レクサスに限らずだが、同一ブランドでこれだけSUVが増えると差別化を保つのが難しくなる。技術者からすればプラットフォームが異なりボディサイズや電動化の制御が違うとなるから理論破綻していないのだろうが、ユーザーからすれば価格とサイズの違いが主体となる。この先はいかにして同一ブランドの車種間で個性を明確に主張できるか、ここが生き残りを左右する。NXはその最初の一台となった。
- 満足している点
- レクサスはいわゆる乗り味に代表される走行性能を特化させ、その上で電動化、さらにはレクサスらしい上質さを携える。欧州ブランドに本気で立ち向かうことを主眼とした。いざ乗り込んでみると確かに上質だが、欧州各モデルと違って、乗り味は全般的にしなやかさを押し出す。それは性能に特化したF SPORTであっても同じ。独自の世界観をクルマ全体で演出している点に好感を抱く。
- 不満な点
- 電動化への難しさを自ら証明した。450h+では18.1kWhの大容量バッテリーを床下に配置。低重心化とロールセンターの最適化によって運動性能そのものは非常に高い。が、レクサスがねらったしっとり感からは遠ざかっている。350hでは達成できていることから、これはひとえにバッテリー重量の増加による物理的な課題。2次バッテリーの進化と共に解決策を待ちたい。
- デザイン
- レクサス初のプラグインハイブリッドを搭載した450h にはじまり、2.5Lハイブリッドモデルの350hと2タイプの電動化モデルをラインアップする。デザインの上からもこれまでよりも塊感を出しながら各所のエッジを効かせた新しいデザイン言語で勝負をかけた。先頃発表されたBEVである「RZ」や、クーペライクなSUV「新型RX」とのバランスも考慮された独自の世界観だ。
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