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- 日本独自の美学を取り入れたラグジュアリーセダン
レクサス LSハイブリッド 「日本独自の美学を取り入れたラグジュアリーセダン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
日本独自の美学を取り入れたラグジュアリーセダン
2022.6.20
- 年式
- 2017年10月〜モデル
- 総評
- 走りの気持ちよさではガソリンモデルに軍配が上がると思いますが、静粛性や燃費、渋滞時などの快適性からすると、ハイブリッドが優勢。Advanced Driveを選べば、120km/hまでのハンズオフ走行も可能な未来先取りの運転支援機能も手に入り、新しい世界も体験できます。
- 満足している点
- EXECUTIVEに備わる22way調整式リヤパワーシートは、すぐに寝落ちできそうなリラックス体勢になれる極上のシート。4座独立の温度調整オートエアコンと合わせて、席ごとにシートヒーターやベンチレーションなどを自動制御し、体の表面温度を検出して快適な温度に合わせてくれる機能も素晴らしいおもてなしです。
- 不満な点
- 後席左右に温感リラクゼーション機能があり、シート内部のエアプラダー(空気袋)を膨張させることで背中から大腿部までを押してリフレッシュしてくれるというものなのですが、ちょっと私には物足りなかった……。
- デザイン
-
5
- どこまでも独自路線を貫き、「プラチナ箔」や「西陣織」を使ったインテリアなどはもはや、工芸品と呼びたくなるような唯一無二の世界観。ボディカラーの銀影ラスターも、よくぞここまでと感嘆するばかりです。フラッグシップサルーンとして、輸入車とタメを張るプレミアムなデザインだと思います。
- 走行性能
-
4
- エモーショナルで上質な走りの深化を目指し、タイヤの内部構造やシートの座り心地、日常領域での加速レスポンスなどにこだわり、細部まで徹底的に作り込んだというように、ハイブリッドでは滑らかさ、重厚な乗り味もアップ。足さばきにもしなやかさがうかがえ、飛ばさなくても上質な走りが感じられます。ただ、ガソリンモデルのような俊敏さは少し控えめ。
- 乗り心地
-
4
- 日常域での走りでも静粛性がアップし、落ち着いた乗り心地に近づいてきていると感じます。まだスポーティ寄りで、優雅な乗り心地にうっとりできるというところまでは到達していないようにも感じますが、ボディのカタマリ感は確実に進化していると思います。
- 積載性
-
5
- 容量はガソリンモデルより少なくなるものの、最大で430L確保されているので十分。開口部が横幅も広く、低いところまでしっかりえぐれているので、重い荷物も積みやすいと思います。
- 燃費
-
5
- WLTCモードで13.6km/Lは、このクラスのラグジュアリーモデルではトップクラスの燃費。実用燃費ではなかなか10.0km/Lを超えるのは難しいかもしれませんが、ハイブリッドはエコドライブの努力も大きく返ってくるので、乗る人の意識次第で伸び代はあるのではないでしょうか。
- 価格
-
4
- 2WDのトップグレードで1690という価格が高いのか安いのか、もはやよくわかりませんが、欧州車のライバルは軒並み2000オーバーなので、お買い得と感じる方も多いのかもしれません。とくに、日本の伝統美にこだわる内外装に価値を見出す人には即買いの1台ではないでしょうか。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
-
1240.0 〜 1799.0
-
- 中古車本体価格
-
38.0 〜 540.0
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