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レクサス LM 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
1500.0 〜 2010.0
-
- 中古車本体価格
-
1328.0 〜 2290.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.12.23
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- ショーファーカーとしての要素が強く、新世代のラグジュアリーミニバンを見せつけてくれた4座仕様は、前席と後席の間にがっちりとパーティションが備わっているためファミリーユースにはちょっと……というキャラクターでしたが、6座仕様ならバッチリ。家族が多いと豪華な2列目シートの取り合いになるかもしれませんが、3列目シートもミニバンとは思えない豪華さで、長時間ドライブも快適。何より「まるで森の中にいるような心地よさ」を実現した静かさなど、レクサスの思想が随所に炸裂したミニバンとなっています。
- 満足している点
- シート位置に応じた使いやすさを追求している点です。まず運転席まわりでは、センターコンソールボックス内に非接触充電のスペースが設けられ、スマホを置いたままでも小物トレイとして使えるように。2列目シートは、4人乗りだと目の前に大型のディスプレイや冷蔵庫、収納ボックスなどが備え付けてありましたが、6座仕様にはしっかりとした握り心地のグリップ、ペットボトルなどが入る収納スペース、雑誌などが入るシートバックポケットを完備し、荷物の収納がしやすくなっています。そして3列目シートの左右にもドリンクホルダーと小物トレイ、USBが備わっていて、オーバーヘッドコンソールのスイッチが3列目の乗員からも使いやすくしてあるところはさすがです。
- 不満な点
- 全長は5m超え、全幅は1.9mに迫る巨体なので、やはり狭い市街地などでは圧迫感を覚えることがあります。着座位置も高めなので、小柄な人は乗り降りも「ヨイショ」とのぼるような感じになると思います。もちろん、どちらも慣れてしまえば取るに足らないポイントではありますが。
- デザイン
- アルファード/ヴェルファイアを超えてくる、圧倒的なインパクトと存在感。そしてレクサスならではのボディカラーの美しさ。色によってはキャラクターラインの深い掘りが際立って、エッジの効いたデザインにも見えます。いずれにしても、他にはないLMだけのデザインになっていると思います。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.10.28
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- 日本では初見参となるレクサスブランドのミニバン。基本骨格はアルファード/ヴェルファイアと共通になるが、ボディパネルやインテリアは別モノであり、さらにエンジンや足まわりについてもLM専用となる。アル/ヴェルも高級ミニバンとして人気を博しているが、レクサスLMはすべてにおいてそれを凌駕する出来映えなのだ。
- 満足している点
- アル/ヴェルとはあらゆる面で差別化されており、デザインやクオリティはレクサスブランドにふさわしい仕上がりを見せている。さらに動力性能や乗り心地にもすぐれ、居住空間も含め、移動時の快適性の高さは申しぶんのないレベルにある。
- 不満な点
- セダン系のVIPサルーンと比べると路面の段差や凹凸などでの影響が大きめ。着座位置の高いミニバンは揺れに対しての動きが大きく、さらに重厚感のある乗り味にも期待したくなる。
- デザイン
- ボディパネルはすべてLM専用、ボディサイズも異なるが、フォルムはアル/ヴェルとほぼ同じ。差別化は出来ていてもLMのエクステリアデザインは上品過ぎるのかインパクトに欠ける印象を受ける。インテリアは上質な仕上がりを見せており、「ソリスホワイト」の内装色はLMの雰囲気に似合っている。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2024.9.30
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- 後部座席の快適さは言うまでもなく、その点だけを求めるならLMは最高の選択肢のひとつだろう。ただ実際には、アルファード/ヴェルファイア、あるいはプレミアムブランドのサルーンやSUVといった非常に多くのライバルと比較検討すると、「LMでなければならない理由」がなければ手を出しにくいモデルであることも事実だ。逆に言えば、それが明確であるならば、LMは唯一無二の選択肢になるだろう。
- 満足している点
- 広さと質感、機能性が非常に高いレベルで融合した室内空間は、トップクラスの居心地のよさを持っている。この室内空間に不満を持つユーザーは皆無だろう。
- 不満な点
- 「LMでなければならない理由」が見つけにくい点だ。具体的に言えば、アルファード/ヴェルファイアと比較すると割高であり、プレミアムブランドにおけるサルーンやSUVのフラッグシップモデルと比較すると割安という、中途半端なポジションとなってしまっている。2024年5月に6人乗りの「version L」が追加されたことでその傾向はさらに強まった。
- デザイン
- プラットフォームを共有するアルファード/ヴェルファイアとの差別化が必要なことは理解できるが、風船をふくらませたようなシルエットはやや不格好に感じる。フロントマスクに逆スラント型のノーズを用いたアルファード/ヴェルファイアのデザインが非常に優れているだけに少々残念だ。一方、インテリアのデザインはアルファード/ヴェルファイアはもちろん、プレミアムブランドのサルーンやSUVと比べても秀逸だ。複数の素材を組み合わせたその上質な空間は、モダンかつ穏やかな印象を与えており、LMのコンセプトのひとつである「素に戻れる空間」を見事に体現している。LMのインテリアデザインは、当代随一と言って間違いないだろう。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2024.5.24
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- 運転席よりも後席に乗りたいクルマNo.1間違いなし。地上を移動するなら新幹線のグリーン車よりこちらに乗りたいくらいです。専用の大画面ディスプレイで映画でも見ながらシャンパンをいただいて、マッサージを受けながらいつしか眠りにつく……。夜なら左右別々のガラスルーフで星空を独り占め。気が済んだら手元のタッチディスプレイでシャッとシェードを閉めて。前席とは完全にパーティションで仕切られているので、完全プライベートルームになります。新世代のショーファーカーをレクサスらしい丁寧なしつらえで創り上げていると思います。
- 満足している点
- 実はLMは運転してもけっこう爽快で、この巨体とは思えないほど楽しめるのですが、走行モードに「リアコンフォートモード」があるのはさすが。運転はキビキビとしながら後席の快適性を保つという、相反する状態をさまざまな制御で実現する、日本人らしいおもてなしの機能だと思います。
- 不満な点
- 数時間の試乗では不満な点が見つからなかったので、ほとんど難癖のようになってしまいますが、ホワイト内装は華やかだけどさすがに汚れが気になり、かといってブラック内装にすると加飾がシルバーになってしまい、なんとなくビジネスライクな雰囲気に。ブラックで華やかなインテリアが欲しいと感じました。
- デザイン
- スピンドルグリルとボディがシームレスな次世代レクサス顔がすごく個性的。未来的な雰囲気と存在感に圧倒されます。でもあからさまな威圧感がないのはレクサスらしいところでしょうか。キャビンの広さと優雅さが外側からもわかるようなボディラインで、AピラーとDピラーがブラックアウトしてフローティングルーフになっていることで、躍動感を感じさせるデザイン。ボディカラーもレクサスらしいニュアンスカラーが揃っています。
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- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.4.30
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- これぞ究極のショーファードリブン(運転は他人に任せて主人が後席へ座るクルマ)ではないでしょうか。後席は広くて、快適装備が満載で、乗り心地も極上。誰かに運転を任せ、後席へ座ってゆったり移動するならこんなクルマがいいですね。これまでショーファードリブンといえばセダンが主流でしたが、「どうせ都市部は渋滞だし、高速道路もそんなに速度を上げるわけでもないし、だったら室内が広いクルマのほうがいいんじゃない?」というのがLMの考え方です。
- 満足している点
- 後席の快適性。普通のミニバンが飛行機でいうところのエコノミークラスだとしたら、アルファード/ヴェルファイアがビジネスクラス、そしてこのLMはファーストクラスですね。極楽で、移動時間があっという間に過ぎてしまいます。
- 不満な点
- 1列目のシートをリクライニングができない……という不満を述べている人がいましたが、それはLMというクルマの前提が間違っていますね。このクルマの運転席は、あくまで仕事としてLMを運転する人のためにあるもの。助手席だって同様で快適性を求めた場所ではありません。LMを買うということは、自分で運転などせず後席にふんぞり返るのが前提なのです。というわけで、不満ってありましたっけ?世間からの目を考えて「PHEVが欲しい」という不満は理解できますが、「燃費が悪い」なんて気にする人はまさかいませんよね?
- デザイン
- 先代LM(国内未導入)との大きな違いは、車体パネルがすべてアルファード/ヴェルファイアと違うこと。顔やお尻だけでなく、側面パネルまで完全なるLMオリジナルデザインです。いいか?それとも悪いか?デザインはあくまで主観の評価ですが、個人的には「うまくまとめているなあ!威厳があるし洗練されている」という印象。どうですか?
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- 塩見 智(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- -
2023.10.12
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- “小さな高級車”に挑んだLBXと同時期に登場した“背高な高級車”に挑むLM。車名は「ラグジュアリー・ムーバー」の略だそうだが、乗ってみると、新しいショーファーカー像が提案されていると感じた。大画面を仕事に使うにせよリラックスやエンタメのために使うにせよ、これまでのショーファーカーでは不可能だった過ごし方ができるクルマになっている。
- 満足している点
- 特別仕様車やカスタマイズカーではなく量産のカタログモデルとして、豪華な後席2人掛けの仕様を設定したのは英断。ショーファーカー=セダンという古い考えを打ち砕いた。シャシー性能が向上した今、車高が高いと乗り心地をよくできないという考えはもう古い。一方でスペースが広いほうが快適というのは紛れもない事実なので、ミニバンのショーファーカーは大いにアリ。
- 不満な点
- 難しいとは思うが、アルファード/ヴェルファイアの面影を消し去ることができていない点は惜しい。それはLMにとってよくないというより、アルファード/ヴェルファイアがこのクルマの廉価版に見えてしまう。
- デザイン
- 特徴的なグリルに目がいきがちだが、注目すべきはボディサイド。大型ミニバンの場合、サイドは平坦な面になりがちだが、車室スペースを犠牲にしないよう工夫しながら抑揚をつけている点がグッド。
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