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ランボルギーニ アヴェンタドール 「「まずカッコありき」世界のイタリアンデザイン」のユーザーレビュー
DV8さん
ランボルギーニ アヴェンタドール
グレード:SVJ_LHD_4WD(ISR_6.5) 2018年式
乗車形式:マイカー
- 評価
-
3
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 燃費
- 2
- デザイン
- 5
- 積載性
- 2
- 価格
- 3
「まずカッコありき」世界のイタリアンデザイン
2023.12.10
- 総評
- これまで世界のスポーツカーをいろいろ経験してきて、スポーツカーとしてはLFAと911がその究極であるとわかっていながら、それでもなおクルマへの興味が尽きなかったにも拘らず、SVJを手に入れて、自分に取り憑いていた何かの憑き物が成仏してしまったかのようにクルマへの興味が無くなってしまいました。
それがなぜか?と自らの心に問えば、自分をこれまでクルマ好きへと突き動かしてきたもの、それはきっと、スーパーカーブームの時に受けたカウンタックLP500Sの強烈なインパクトだったのかもしれない。
同世代の男子の多くが、銀河鉄道999のメーテルを理想の女性像としてしまったかのごとく。
いずれにせよ、この車のデザインは現存するどの車よりもカッコいいと感じています。 - 満足している点
- メーカーや開発者も心の底ではわかっているはず。
とにかく「カッコいいことが正義」で作られている車。
基本設計もパッケージングもすべては外観、デザイン、見た目を前提としていることを。
もっと性能の高い車、速い車、値段が高い車はあるかもしれないけど、個人的にはこの車が生涯で一番カッコいいと思っています。 - 不満な点
- この車の一部オーナーたちのこの車の扱い方、乗り方。
生来この車が持つ外観のインパクトが大きいからか、偏向したアイデンティティの主張や自己顕示欲を満たすためのファッションとして利用されてしまっている様子。
ただし、その見た目やカタログの口上には到底見合わない性能や運転体験にあれだけの大枚を支払わされてしまえば、自ずと奇異なカスタムに走らされ、低速で人目を引くためのチンドン屋走行をしたくなってしまうこともある程度は理解できる。
一人で走っていても、走らせる喜びは大して感じられないし、変に人目を引いてしまって小っ恥ずかしいので、どうしても群れたくなってしまうんだろうと推察します。
- デザイン
-
5
- 逆立ちしても世界の他の地域からは生まれないだろうイタリアンデザイン。
随所に散りばめられた六角形とYの意匠がシャープ。
フロントライトに組み込まれているウインカーレンズやテールライトにYが横並びになっているデザインなど見るたびに惚れ惚れする。
近年、ドアが縦に開く車はいろいろあれど、カウンタックから脈々と受け継がれているシザードアは、フラッグシップランボのあまりに強烈なアイコンとなっていて、他のメーカーのデザイナーもプライドが邪魔して安易には追従できないのだと思う。 - 走行性能
-
2
- まずはエンジンについて。
回転のスムーズさ、伸び感、パワー感とも、LFAのV10やフェラーリの12気筒とは比べる由もない。
特に音は、褒めた言い方をすれば獰猛で迫力があるとでも表現できなくはないけれど、蔑めた言い方をすればトラックやトラクターのような雰囲気。
ひとたび「この音、なんかトラックっぽいな。」と思って聴きはじめてしまうとホントにトラックとしか感じられなくなる。
ハンドリングは、今どきの電子制御で駆動配分するAWDと違って常に何か機械的な抵抗、重ったるさを感じる。
まっすぐ走る分にはいいけれど、曲がるのはどこかFF車っぽい感じのフロントと、排気系にダンパーオイルをグツグツと沸かされちゃってるリアサスが全然仕事してない感じでまるでダメ。
振り回して楽しむタイプの車ではないと理解しました。 - 乗り心地
-
2
- なにせ「カッコがすべて」から入っているクルマなので、とにかくルーフが低い。(1140mm)
そのため、身長172cmの自分でもシートスライドは一番後ろに下げて、リクライニングもこれ以上寝ないところまで寝かしてちょうどいいくらい。
このクルマ、身長の高い人にはかなり窮屈なはず。
特に見た目重視のカーボン製のレーシングシートをオプション選択した個体なんて普段乗れるようなものじゃないはず。
でも、ユルめの足回りのおかげで乗り心地は思ったほどゴツゴツしていなくて、高速道路のクルージングは比較的快適。 - 積載性
-
2
- ボンネット下にそれなりの収納スペースがあります。底が深い分、LFAよりは荷物が載せられるかも。
- 燃費
-
2
- 車が車なので、燃費について思うことは特にないけれど、アイドリングで発生する熱が大きすぎる。
アイドリングで使うガソリンも、シリンダーに入れば入っただけ熱に変換されるわけで、もう少しエンジンの制御でどうにかならないものなのか。 - 価格
-
3
- フェラーリもポルシェも、最近の自動車業界のインフレ率はとんでもない。
そんなインフレに入る前に登場しているモデルなので、これから出てくるニューモデルたちに設定される価格と比べれば高すぎるということはないと思う。 - 故障経験
- 故障かどうかわかりませんが、誰も乗せないと助手席のエアバッグの警告灯が点いてます。(乗せると消えます。)
ことさらにこだわって丁寧に組まれてはいないだろうエンジンに、からっきしなサーマルマネジメント。
排気系交換歴があってむやみやたらに低速で高回転回していたような個体を中古で購入するのは避けるべきでしょう。
正規ディーラーの延長保証を継承できない、街の外車屋さんでしか買取してもらえないクルマたちは、そういうこと。。。なのかと察しています。
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- 中古車本体価格
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3080.0 〜 9500.0
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- 新車価格(税込)
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