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ヒョンデ インスター 専門家レビュー・評価一覧
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284.9 〜 357.5
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.5.29
- 年式
- 2025年1月〜モデル
- 総評
- サイズは昔のコンパクトカーのように小さく、室内は4人乗りと割り切ってゆったり過ごせるスペースを確保し、シートアレンジが多彩。それでいて一充電あたり458km(WLTCモード、ボヤージュ/ラウンジ)とロングドライブもできてしまうという、驚異的なEVが誕生したと感じています。しかも、日本でのテスト走行を繰り返し、日本人の運転感覚に合わせたチューニングや安全装備のアップデートをしっかりとこなしてくれているところもすごい。デザインやインテリアもセンスがよく、あとはオンライン販売でどこまで新たなユーザーにアプローチできるのかが課題でしょう。
- 満足している点
- IONIQ5ほどのラウンジ感はないものの、このボディサイズとしてはかなりゆったりとしたスペースを実現している後席。左右が独立して前後スライドとリクライニング機能を持ち、荷物をたくさん積みたい時にはしっかりフラットになって、身長165cmなら余裕で寝ることができました。
- 不満な点
- あまりに弱点が見当たらないので、重箱の隅をつつくようなところになってしまいますが、リヤドアのグリップがDピラーにブラックアウトして縦に配置されているところ。この手法は90年代から使い古されており、しかも縦型のドアハンドルは開けにくいので、やるならもう少し開け閉めしやすい手法を取って欲しかったところです。
- デザイン
- IONIQ5から取り入れたピクセルデザインを継承しながらも、奇抜さではなくポップなオシャレさ、ユニークさにまとめており、コンパクトカーという幅広いユーザーをターゲットとするクルマらしい愛らしさを実現しているところに感心。インテリアでは、ステアリング中央にエンブレムを配してモールス信号でヒョンデの「H」を表すなど、遊び心もありながら「マイルーム感」を大事にしている点も素敵です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
2025.5.29
- 年式
- 2025年1月〜モデル
- 総評
- 国内外含め、入門EVとしても魅力的に感じる高コスパな一台に仕上げてきた。EVの特徴を活かしつつ、扱いやすいサイズと適度な性能としたことで、運転もしやすい。特に最上位の「ラウンジ」は、サンルーフやシートベンチレーション、デジタルキーなど上級車並みの装備も備えているので、満足度は高い。EVの価格帯からも、現状ではEVコンパクトは限定的なので、その市場に参入してきたことも評価したい。日本への投入は、国産EVにも良い意味で刺激になるだろう。
- 満足している点
- 全グレード共に、内容を鑑みると、コスパが良いと思える。「ボヤージュ」以上のグレードでは、ロングドライブを可能とする航続距離を確保し、装備も充実。エクステリアは愛嬌があり、人気のクロスオーバー仕立てとしたこと。インテリアは、落ち着きと質感を重視したデザインだ。
- 不満な点
- クロスオーバースタイルに合うアースカラーを中心にラインアップしているが、もう少し華やかな色味があっても面白かったかも。エントリーの「カジュアル」は、装備が簡素化され、外装色も2色のみという戦略的価格設定のもの。もう少し価格を上げてでも、装備とボディカラーを充実させることで、選びやすい仕様になると喜ばれるのでないだろうか。メーカーオプション設定もないので、欲しい装備だけを足すこともできない。
- デザイン
- 個性的なエクステリアを持ち味とするヒョンデ車のデザインは、万人受けするものではない。ただインスターには、ブサカワ的な愛らしさがあり、子供や女性受けも良さそう。ややレトロさが感じられ、人気のSUV風味のスタイルを活かし、ライトなカスタムを楽しむのも面白そうだ。一方、インテリアは上品なデザインで機能的。メーターやディスプレイ、装備品などはフラッグシップのアイオニック5とも共通性のあるデザインなので、安っぽさも感じさせない。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.5.27
- 年式
- 2025年1月〜モデル
- 総評
- 韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」、その最小BEVが「インスター」だ。2025年1月から日本での先行予約を行い4月10日から販売を開始した。4人乗りで42.0/49.0kWhの二次バッテリーを搭載。1充電での走行可能距離はWLTC方式の最大値で458km。AC/DC充電に対応する。本国では内燃機関モデルもある。こちらは導入されないが、扱いやすさから日本でもきっと支持されたであろう。
- 満足している点
- 日本の道路事情に合致するボディサイズだ。全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mm。最小回転半径は5.3m。軽自動車枠から二回りほど大きいが、狭い道や駐車場での取り回しはとても良い。このパッケージングに、カタログ値ながら航続可能距離は458kmと十分。手軽に使える道具感もいい。先頃、日本市場にもSUVモデルを導入すると公表した。
- 不満な点
- 乗車定員が4名であることだ。日本ではボディサイズの上から登録車扱いになるが、軽自動車と同じ4名乗車となる。常に後席3名乗車を考えるのであれば、ボディサイズは大きくなるが同価格帯の5名乗車が可能なBYD「ドルフィン」がベターだ。扱いやすいボディサイズながら、室内サイズには制限がつく。後席はシートスライドとリクライニングができるが、ラゲッジルームを広くとろうとなれば、必然的に後席足元は狭くなる。
- デザイン
- LEDを効果的に用いてアイコニックな表情を演出するのが上手い。性別や年齢層を問わない普遍的なかわいらしさがある。若干、運転席からの左前視界が良くないが、シートリフターを活用すれば解決する。オレンジのボディカラーがお似合いだ。このクラスには数少ないベージュ内装色も選べる。汚れが目立つからと敬遠されがちだが、だからこそ自ずと気を遣うことになり、結果、それほど汚れない。筆者もその一人。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2025.5.20
- 年式
- 2025年1月〜モデル
- 総評
- 日本再上陸を果たしたヒョンデにとって、インスターはまさに「本命」の1台と言える。サイズ感や航続距離、そして価格のバランスは日本のユーザーにもマッチするもので、それでいて個性的なデザインを持っている点も評価できる。ただ、ヒョンデというブランドの認知度の低さや販売網の貧弱さといった部分で課題が残る。逆に言えば、その点がクリアできるならば、インスターの魅力を最大限味わうことができるだろう。
- 満足している点
- 手頃なサイズ感と価格、そして個性的なデザインを兼ね備えたBEVは、現時点ではインスター以外にはないだろう。足回りのセッティングが街乗りに特化したものとなっているなど、クルマとしてのコンセプトが明確な点も好印象だ。
- 不満な点
- 補助金を考慮すると200台前半になる「カジュアル」だが、ホイールはスチール、ヘッドランプはハロゲン、リアコンビネーションランプはバルブなど、かなり簡素な装備となっている。そういう意味では、ミドルグレードの「ボヤージュ」か最上級グレードの「ラウンジ」が事実上の選択肢となるだろう。
- デザイン
- BEVらしい近未来感と、親しみやすさを絶妙に融合させたデザインは好印象だ。ピクセルをモチーフにしたヘッドライトをはじめとしたポップなデザインは、小さいながらもしっかりとした存在感を放っている。一方、個性的なデザインであるがゆえに、好みはわかれるところかもしれない。また、飽きがきてしまう可能性もある。インスターを検討する際は、その点も考慮に入れておきたいところだ。
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