CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- ホンダ(HONDA)
- CR-V
- 専門家レビュー・評価一覧
ホンダ CR-V 専門家レビュー・評価一覧
マイカー登録-
- 新車価格(税込)
-
809.5
-
- 中古車本体価格
-
33.0 〜 438.2
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2025.4.23
- 年式
- 2024年7月〜モデル
- 総評
- FCEV(燃料電池車)にしてPHEV(プラグインハイブリッド車)である点が最大のユニークポイント。普段の走行ではFCスタックに余裕をもって発電させ、二次バッテリーからの給電を受けながら、長い航続距離を確保する。急加速時や高い速度域で走る場合にはFCスタックと二次バッテリーの共演で大きく発電し、求める走行性能を実現するという考え方だ。
- 満足している点
- いわゆるBEVのように、電動駆動モーターで走行するので運転していて純粋に楽しい。FCEVでは、圧縮した空気をFCスタックに送り込むためのブロアー音が目立つ傾向だが、CR-V e:FCEVでは、音の発生源を徹底的に抑え込むことでも静かなキャビンを実現した。公道走行で一番目立つのは、標準装着となるオールシーズンタイヤのパターンノイズだった。
- 不満な点
- 車両本体の不満というよりも、水素ステーションの数に矛先が向く。居住地のそばに水素ステーションがあり、かつ自身の充填タイミングで利用できれば何の問題もない。ここはBEVで充電するイメージと同じだ。実際に公道走行してみると、水素ステーションは首都圏と中京圏に約60%が集中しているため、長距離の移動となると若干ためらい気味になる。
- デザイン
- いわゆるSUV然としたスタイルだ。CR-Vは北米市場で売れ筋のモデルだが、このスタイルも人気を支える要因だ。オーソドックスだが飽きのこない外観デザインだし、内装デザインにしても、ここ5年ほどのホンダが採用する水平基調で開放感が高く、車幅感覚もつかみやすい。e:FCEV化され、車体前部(前オーバーハング)が少し伸びたがシルエットに変わりはない。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2025.2.27
- 年式
- 2024年7月〜モデル
- 総評
- よくよく聞かないと良さが伝わらない……というのが弱点ですが、これまでの燃料電池車が水素の充填によって走行することしかできなかったところに、外部からの充電でバッテリーに貯めた電気でも走ることができるようになったのが画期的なところ。水素ステーションはまだ全国的に見ても少なく、自宅の近くにないと燃料電池車は購入の選択肢に入らないことが多いのですが、これなら最大61km(WLTCモード)のEV走行もできるようになり、近い場所なら水素を使わずに走行可能。グッとトライしやすくなったFCEVです。
- 満足している点
- 水素を使うFCEVであり外部充電ができるPHEVでもあるという二刀流で、17.7kWhのリチウムイオンバッテリーを使って水素が切れた後も電気で走行できるところ。でもそれは便利さに貢献するだけでなく、GMと共同開発したFCスタックの劣化を遅らせ、長持ちさせられる可能性が高いという点で、LCA的に考えてかなりサステナブルだと感じます。
- 不満な点
- こんなに画期的で、せっかくいいものができたのに、リース専用って……もったいない! 補助金が出たとしても高価なクルマにはなるので、従来のCR-Vユーザーとは別の層へのアプローチが必要なのは理解できますが、もう少し間口を広げて欲しいです。
- デザイン
- 良くも悪くも通常のCR-Vとほぼ変わらない、さらりとした仕上がり。ボディカラーはプラチナホワイトパールとメテオロイドグレーメタリックの2色のみで、いかにも社用車向けといった地味な印象は否めません。大開口のフロントグリルやシャープなヘッドライト、伸びやかなルーフラインといった素性のよいデザインだけに、惜しいところです。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 2
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2024.12.25
- 年式
- 2024年7月〜モデル
- 総評
- 状況はわかりますよ。CR-Vは先代も日本ではあまり売れていなくて、そう考えると正攻法で勝負するのは得策ではない……と言う考えは。とはいえ、日本におけるパワートレインを燃料電池のハイブリッド1本にするのはなんとなく悲しいところ(海外ではガソリン車、ハイブリッド、プラグインハイブリッドがある)。燃料電池ハイブリッドの新型CR-Vに乗るとクルマとしての出来はいいし、運転も楽しいですが、なんともいえないさみしい感じがするのです。
- 満足している点
- まずは先進性でしょう。燃料電池で、しかもプラグインハイブリッド。まさに技術のデパート状態です。そのうえ走りも滑らかだし、クルマとしての完成度は高いです。
- 不満な点
- 燃料電池としたことで、買う人を選ぶことでしょう。近くに水素ステーションがないと購入を決めるのはなかなか難しいのが正直なところですね。そして2024年末現在で「エネオス」の水素は高いので、充電メインの使い方をする以外の人は燃料コストの負担もハイブリッド車にかないません(イワタニの水素は割安)。あと、水素タンクの搭載によりラゲッジスペースが狭くなっていることも押さえておきたいポイントだし、補助金抜きで考えると月々15というリース利用料(新型CR-Vはリース販売のみ)も一般ユーザーにはちょっと縁遠い感じです。実際には補助金を考慮すればそこまで高くないですが。
- デザイン
- スマートでよろしいのではないでしょうか。今どきのCR-Vはトヨタ「RAV4」と違って「ラギッドでワイルドな雰囲気」ではなく都会的なスマートさ狙いですね。ちなみに燃料電池ユニットの搭載にあたり、フロントフェンダーやフロントバンパーは通常のCR-Vと異なる燃料電池ハイブリッド車専用設計。まあ、普通のCR-Vが走っていない日本ではあまり関係ないことですが…。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.10.27
- 年式
- 2024年7月〜モデル
- 総評
- 2024年7月に誕生した「CR-V e:FCEV」。特徴は燃料電池車でありプラグインハイブリッド車(二次電池容量17.7kWh/AER61km/6.4kWhのAC対応)である点だ。他社の燃料電池車も小容量の二次バッテリーを搭載するがプラグイン方式は量産車初。日本でもリース販売(初年度の割り当て台数は70台)が行われている。
- 満足している点
- CR-V e:FCEVが搭載する発電システムのFCスタックは「e:FUEL CELL」と呼ばれる。乗用車だけでなく、商用車や建設機械、定置電源としての使用も想定。水素社会の普及は、水素を「つくる/ためる/はこぶ/つかう」をワンセットで考えると無駄がないとされるため、e:FUEL CELLはそうした枠組みに沿って各部の仕様が決められた。
- 不満な点
- そもそも燃料電池車の認知度が低い。さらには水素の充填スタンドが少ない。この2点から一般市場からは受け入れられにくいのが実情。CR-V e:FCEVの場合、国などからの補助金を差し引けば実質400台中盤で手に入るのだが周知が進まない。現状では水素タンクに車体設計が左右され背の低いスポーツカーには不向きだ。
- デザイン
- 外観や内装は北米市場などで販売されているCR-Vそのもの。北米市場で支持されやすいスマートなスタイリングだ。内装では燃料電池ユニットと駆動ユニットを車体前部の内燃機関におけるエンジン搭載に収め、二次バッテリー内蔵型の制御系パワーユニットを床下に、水素タンクを後輪を挟み込むように2本搭載。良好な居住空間はベースのCR-Vと同じだ。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.1.17
- 年式
- 2018年6月〜モデル
- 総評
- SUVは世界的に人気あるカテゴリーなので競合車種が非常に多い。ホンダはe:HEVとガソリンターボで臨んだが日本市場ではどうにも評価が定まらない。価格戦略をもっと柔軟にわかりやすく表現するだけでも評価は高まると思う。e:HEV×リアルタイム4WDの走破性能も知れ渡っていない。光る性能があるので、そこにスポットライトを当てて欲しい。
- 満足している点
- 初代が作り出した都市型SUVのスタイルを現代的に解釈した5代目。装備、走り、安全性とも満足がいく。外観が少し大味だと言われるが、飽きのこないデザインだ。また、e:HEVと4WDの組み合わせは秀逸で、雪道など滑りやすい路面では電動モーター駆動の強みを活かし、ターボモデルよりも細かな前後駆動力配分が期待できる。
- 不満な点
- 都市型SUVを名乗るにはボディがやや大柄。主力の北米では小さく、世界的にみても決して大きくないが、乗り込むと想像以上に大きさを感じる。最小回転半径は5.5mに抑えられ本来は気にならないはずだが、すっぽりと包まれるような運転席からは車両左側の側方感覚がつかみづらい。電子式シフターの採用などインテリアは斬新だから余計に惜しい。
- デザイン
- トヨタ「RAV4」と並び、ジャパニーズSUVの標準形を担ってきたCR-V。初代(1995年)からすでに5代目(2018年)を数える。ボディの大型化が進むのは衝突安全など法規対応によるところが大きいが、CR-Vはボクシーなスタイルを継承。腰高感をなるべく抑えつつ、押し出しのあるマスクとアイデンティティであるV字リヤコンビを組み合わせた。
-
- 国沢 光宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
2
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 1
2021.5.27
- 年式
- 2018年8月〜モデル
- 総評
- CR-Vはクルマの仕上がり、価格ともにここ3、4年のホンダ車の傾向を象徴する存在である。この価格なら強い魅力を持つか、現在のCR-Vの仕上がりなら装備内容の見直しなども含めもう少し価格を下げるなど、商品としての魅力を高めて欲しい。
- 満足している点
- 飛び抜けた部分こそないものの、全体的に大きな弱点がないなどよくまとまっており、クルマに強い趣味性などを求めず、クルマを「生活を豊かにするツールの1つ」と考えるなら、気遣いなく使える頼りになる相棒として長期間に渡って満足できるだろう。また7人乗り3列シート仕様の存在も覚えておきたい。
- 不満な点
- Goodと矛盾するようだが、飛び抜けた魅力を感じない点。アメリカでのCR-Vのポジションならそういったキャラクターもいいが、日本で300超えるクルマにはそれなりの趣味性や魅力が欲しいだけに、CR-Vは埋もれてしまっている。
- デザイン
- CR-Vはホンダにとって基幹車種の1台ということもあり、ド真ん中のミドルSUVとして無難にまとまっており、いい意味で万人向けに仕上がっている。だからこそ日本はともかくとして、世界的に見ればよく売れているのも理解できる。
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。