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- 走りも快適性も利便性も満足度が高いサルーン
ホンダ アコード 「走りも快適性も利便性も満足度が高いサルーン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
走りも快適性も利便性も満足度が高いサルーン
2024.7.28
- 年式
- 2024年3月〜モデル
- 総評
- 全体的に完成度の高いサルーンだ。先代モデルでも乗り心地を始めとした快適性に対する満足度は高かったが、新型モデルはそこがさらによくなったのに加えて、スポーティな雰囲気を楽しめる走りの良さも追加された。運転してヨシ、後部座席に乗ってヨシ、そんなクルマへと進化した。また、インフォテインメントにGoogleが搭載されたのも見逃せない。先進的な機能がとても使いやすくなっている。伝統のセダン党はもちろん、新しい物好きも注目の1台だ。
- 満足している点
- 新しいパワートレインを中心に、比較的全体の満足度が高いアコードだが、インフォテインメントシステムにGoogleが搭載されているのも嬉しいポイントだ。音声認識システムの精度が高く、アプリケーションなどの拡張性もあり、国内ラインアップの中でも一歩進んだインフォテインメントになっている。走りも良いが、その中でも特に好印象なのが新たに用意されたハイブリッドシステムだ。スポーティな雰囲気とラグジュアリーな乗り味の両立を実現している。
- 不満な点
- あまり不満を感じる部分は少ないが、車格を考えるとパワーバックドアの用意は欲しいと感じる。ただ、セルフオープン式のトランクリッドとなっていることを考えると、これで良いと思う人もいるかもしれない。また、グレード構成が1グレードなことにも少し疑問を感じる。ボディカラーも含めてだが、もう少し購入する人が選べる要素が欲しい。
- デザイン
-
4
- 伸びやかなシルエットは未来的な印象を受けるが、細かな部分はシックに仕上がっていて、いい意味で攻めた印象を抱かないデザインとなっている。インテリアも同じで、シックかつ上質なデザインというのが全体的な印象だ。現行モデルの中でも、シンプルな構成となっているアコードのデザインは好き嫌いが分かれそうだが、好きになったならば長く付き合えるデザインだと思う。
- 走行性能
-
5
- 新型になり、走行性能はより「気持ちいい」ものになったという印象だ。特にハイブリッドシステムはファントゥドライブとコンフォート性能の両立を高い次元で実現していて、あらゆる需要に応える乗り味となっている。コーナリング時も新開発の「モーションマネジメントシステム」が働いて、大柄なボディを感じさせないフィーリングに仕上がっている。快適性と同時に運転の楽しさも手にしているサルーンだ。
- 乗り心地
-
5
- 乗り心地に関しては先代モデルから満足していたが、現行モデルになってさらによくなった印象だ。全体的に角が取れていて正に「サルーン」といった雰囲気で、ハイブリッドシステムの恩恵もあって走行モードを選べば静粛性もかなり高い。後部座席も広々としているので、後ろに座っても満足のできる環境となっている。
- 積載性
-
5
- 積載性の満足度は高い。ラゲッジスペースそのものの容量も570リッターと大きいし、見た印象も広々としている。それだけではなく、リアシートはしっかりと倒すことが出来るし、さらにトランクスルー機構まで付いている。ラゲッジスペースまわりの便利な機能も充実しているので、積載性に関しては使い勝手もかなりいい仕上がりだ。
- 燃費
-
5
- 大柄なセダンとして考えると、WLTCモード燃費で23.8km/Lというスペックはかなり満足度が高いものだろう。しかも独自のハイブリッドシステムでスポーティな雰囲気の加速感も楽しめる。この燃費を実現しながら愉しさのあるパワートレインが搭載されていることが嬉しい。
- 価格
-
4
- 乗り出しだと600に届くか否かといったところだが、新型モデルの変更内容や装備内容、そしてこのサイズのセダンということを考えれば比較的お買い得感は高い1台と言える。もともと近年のアコードは海外市場がメインターゲットとなっているモデルなだけに、この内容と金額でよくぞ出してくれたといった印象だ。
- 西川 昇吾
- 自動車ジャーナリスト
- 1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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