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BYD シーライオン7 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
495.0 〜 572.0
-
- 中古車本体価格
-
393.0 〜 449.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.4.29
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- EVのミッドサイズSUVでは、国内外を含め、最もコスパの良い一台であることは間違いなく、パワーや航続距離を含めてEV性能も十分以上のものを備える。後席のゆとりもあるので、後席需要の高い人にオススメできる。また運転席周りのスイッチ類の配置も、より使い勝手が良い配置となるなど、これまでのBYD車と比較しても磨き上げが感じられる。サイズを許容できれば、BYDのラインアップでは、最も万能な一台といえるだろう。
- 満足している点
- 全方位をカバーする先進安全運転支援機能を始め、大画面のカーナビ付きインフォテイメントシステム、12スピーカーのDYAUDIOオーディオ、スマホのワイヤレス充電機能、ナッパレザーシートなど高級車と感じる内容を抑える。航続距離も500km(WLTCモード)超えと優秀だ。ロングホイールベースを活かしたキャビンも広く、特に後席は、着座姿勢を含め、快適な空間に仕上げられている。
- 不満な点
- ちょっと癖が強いフロントマスクは、好みが分かれるところ。ドアハンドルは格納式よりも固定式の方が使いやすい。開放感にあふれるガラスルーフだが、日本仕様では、非装着車があっても良いだろう。ドライバーモニタリングシステムの反応が過敏なところは要改善だ。ボディカラーには、もう少し選択肢が欲しい。
- デザイン
- シーライオン7は、ドルフィンやシールなどの海獣の名が与えられた海をテーマとしたデザインが特徴の海洋シリーズのひとつ。「アシカ」を意味する名で、流麗なクーペSUVスタイルは、海を自在に泳ぎ回る姿を彷彿させる。ただ海洋シリーズ共通の「X」をモチーフとした「オーシャンエックスフェイス」は癖が強く、賛否が分かれるだろう。インテリアは、ドルフィンやシールと比べると、奇抜さを抑えた落ち着いたオーソドックスなデザインにまとめられ、使い勝手が良くなっている点は評価する。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.4.26
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- BYDの第4弾となるBEVはクロスオーバーSUV。セダンタイプの「シール」をベースとし、クーペルックのスタイリングに充実した装備、ロングドライブを可能とする独自のブレードバッテリーを搭載する。コストパフォーマンスの高さにも驚かされるが、走行性能においても国産BEVがタジタジになる実力を備えている。
- 満足している点
- BEVならではのスムーズな加速と高い静粛性はもちろん、動力性能は1モーターのRWDでも不満はない。一充電走行距離も590km(AWDは540km)と長く、最大105kWの急速充電にも対応しているので充電スピードも速い。さらに蓄えた電力を家庭などに供給するV2Hにも対応している。スタイリッシュなエクステリアと上質に仕立てられたインテリアにも注目したい。
- 不満な点
- ナッパレザーを用いた本革シートはたしかに高級感はあるが、布のシート表皮があってもいい。さらに価格が抑えられればインパクトも増すだろう。また、ルームミラーの位置が目線から近く、後方視界があまりよくないのも気になるところ。
- デザイン
- ボディサイズはハリアーやbZ4Xよりも大きめ。全高が1620mmに抑えられたクーペルックと言うこともあって、ワイド&ローが強調されたスポーティな仕上がり。フロントマスクはセダンの「シール」と共通のイメージでまとめられているが、まだ馴染んでいないこともあって無国籍な印象を受ける。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.4.24
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- BYD独自の海洋デザインを踏襲した個性的なスタイリング。長い航続距離と怒涛の加速力。ゆったり過ごせる後席を持つ室内空間。スピードと使いやすさを進化させたインターフェース。V2HやV2Lも対応して充電性能も抜群。これらの魅力をギュッと詰め込んだSUVの電気自動車で、欧州ブランドなら軽く1000級のところを500を切る価格からスタートする最強のコスパもすごいところです。
- 満足している点
- ますます反応スピードがアップした、大きくて鮮明なディスプレイで操作できる範囲が広がりました。クルマのグラフィックを表示させ、指で窓をなぞると実際の窓も開閉できたり、エアコンの風がどのように出ているかを可視化することができたり。後席にもマイクが装備されているので、声を張らずに「窓閉めて」と言えば音声認識が反応して閉めることができるのも便利。指先と声でさまざまな操作が完結するインターフェースの進化がすごいです。
- 不満な点
- フロントの収納スペースは、運転席と助手席とを隔てるガッシリとしたセンターコンソールの下が、いちばん大きなスペースになっています。こうした配置を採用しているクルマ全般に言えるのですが、小柄な方はシートを前に出して座るため、ここに手を入れにくく、使いにくいのが現実。ドアを開けた時に外から荷物が丸見えになってしまうのも気になるところです。
- デザイン
- 全長4.83m、全幅1.925mという大きめのボディをしっかり活かし、伸びやかなルーフラインと躍動感を感じさせるキャラクターラインが存在感のあるスタイルを作り出していると思います。LEDヘッドライトや横一文字のテールラインなども先進感と上質感があり、上級SUVにふさわしいデザインとなっています。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 2
- 価格
- 4
2025.4.23
- 年式
- 2025年4月〜モデル
- 総評
- SUVといいながら、成り立ちは乗用車に大きく寄せていて、乗り降りのしやすさや視界の広さをセールスポイントにした。前後ツインモーターの4輪駆動と、リアモーターだけの後輪駆動を用意する。航続可能距離は4輪駆動が540km、後輪駆動が590km。二次バッテリーは、BYDがお得意とする正極材に、発火の恐れが少ないリン酸鉄を使用するリチウムイオン方式の「LFPブレードバッテリー」で、容量は82.56kWh。
- 満足している点
- 2024年6月に日本に導入されたスタイリッシュなセダン「シール」をベースにした。車名に“7”がつくが、2列シート仕様の5人乗りだ。装備が充実しているが価格はグッと抑えている。ここが一番の美点だろう。また、BEVの核となる車体の土台であるプラットフォーム「e-Platform 3.0」では、バッテリーケースを剛体の一部として活用する構造にしたことで、上質な乗り味と高い走行性能を両立させた。
- 不満な点
- 都市部で立体駐車場を利用している人からすると、2230〜2340kgという車両重量がネックになる。車幅は1925mmに抑えたが、高い走行性能を目指したプラットフォームにより、前後トレッドは1660mmと大きめだ。よって、駐車場のパレット形状によっては、出し入れのたびにホイールとの接触に気を遣う必要がある。ただ、ここが問題にならないのであれば、大きな不満がない。
- デザイン
- ベースとなったスタイリッシュなセダンボディの「シール」からすると、全高1620mmのシーライオン7は全体的にふくよかだ。フォルクスワーゲンのBEVである「ID.4」とボディラインが似ているようだが、シーライオン7は長く、車幅も広い。面構成はきれいだし、アクセントラインはシャープだが、大きさが際立つデザインだ。インテリアは、15.6インチのタッチパネル式モニター(縦/横方向に90度可変する)が中央に構える。
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