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BYD ATTO3 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
418.0
-
- 中古車本体価格
-
198.0 〜 404.8
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.8.27
- 年式
- 2023年1月〜モデル
- 総評
- 日本、ドイツ、イタリアの合作ともいえる技術が組み込まれた中国製のBEVだ。ボディサイズでは車幅が1875mmとやや広いため、駐車場環境では気を使う部分があるかもしれないが、最小回転半径は5.3mと小さく、取り回しそのものは良好な部類。バッテリー性能にも優れていて実用的な電費数値も6〜7km/kWh台と優秀。2024年は補助金の見直しを受けたが十分にリーズナブル。
- 満足している点
- BEVらしくないところだ。こう書くと性能が良くないのかと思われるが、むしろ逆。内燃機関のクルマと同じように運転できて、アクセル&ブレーキも慣れ親しんだ操作で対応できる。気負わずに乗ることができる、という意味でBEVらしくない。BEVといえば速さをウリにするモデルが未だに多いが、そういった意味でATTO3には飛び道具が少ないが、毎日の移動にちょうどよい走行性能が心地良い。
- 不満な点
- クルマの性能というよりもブランドイメージが未だ定着していないことろだ。ただ、2024年になって有名女優をCMに起用したことで女性ユーザーが増えてきたと同時に、ブランドイメージも向上してきているという。また、これもクルマ単体の話ではないが、実店舗が数少ないところも弱点だ。この先、店舗数を増やすとしているが、現時点では十分ではなく、不安を感じる潜在的ユーザーも多いと聞く。
- デザイン
- 2024年に販売されるモデルは初期モデルと同じだ。好き嫌いの分かれにくいSUVボディながら、シルエットとしては平凡。選択できるボディカラーが増えているものの、個性的なデザインではない。一方、インテリアでは遊び心が多く採り入れられた。回転式の大型液晶モニターは単なるギミックとしてだけでなく、ナビ画面など必要に応じて縦方向にすることで見やすさが向上する。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2023.12.21
- 年式
- 2023年1月〜モデル
- 総評
- カーデザイン界の巨匠を擁し、先進的でダイナミックなSUVスタイルをコンパクトサイズで実現し、インテリアも遊び心がいっぱい。そしてバッテリーは鉄壁の安全テストで信頼性が高く、航続距離が長いわりに価格は控えめ。走ってみれば爽快な加速フィールと上質な乗り心地を手にしている、バリューの高い1台です。
- 満足している点
- ドアを開けると、まず驚くのが独創的なインテリア。テーマがスポーツジム×音楽ということで、ダンベルをイメージしたエアコンルーバーや、マラソンマシンのトレッドミルのようなアームレスト、ハンドグリップのようなドアノブなどがあり、筋肉を想起させるマッスルストリームラインのパネルなどがアクティブな雰囲気を演出。ドアにはギターの弦のような装飾もあり、仕立ての良い上質さと遊び心が融合した、ほかにはないデザインだと感じます。31色がそろうイルミネーションは、音や気温に連動しているというのも面白いですね。
- 不満な点
- 歩行者に気づいてもらうため、安全を考慮した車両接近通報装置による音を出すことは義務化されていますが、ATTO3は少々室内にも大きめに入ってきます。音色も独特なので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
- デザイン
- 先進的でかっこいいだけでなく、自社製品による長寿命のLEDヘッドライトを採用していたり、ドアパネルには日本の金型技術が生かされていたり、品質にも申し分のないこだわりが見え隠れするところが素晴らしいです。Dピラーに彫られた造形も凝ったもので、満足度の高い飽きさせないデザインだと思います。
-
- carview!編集部(著者の記事一覧)
- 編集部員
- 評価
-
4
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.4.8
- 年式
- 2023年1月〜モデル
- 総評
- この先、BEVが実際どれほどのスピード感で普及していくかはともかく、20年後に振り返ったとき「ATTO3ってあったよね」と思い出すこと確実。ゲームチェンジャーとまでは言わないが、クルマとしての完成度が高く、記憶に残る一台だ。メーカーの国籍に捉われないグローバル感覚に長けた人ほど、ぜんぜんこれでいいじゃん!と軽やかに手にすることができるだろう。(担当:HK)
- 満足している点
- 熱安定性、エネルギー密度、コストをいいとこ取りした自社開発のブレードバッテリーを採用しているところ。BEVの価値を決める要素としては、まだまだバッテリーそのものの性能が占める割合が高く、現時点でATTO3が最も価格競争力の高いBEVであることは疑いようがない。
- 不満な点
- テスラのようにブランド性や付加価値で選ばれるBEVには、まだ育っていないところ。個人的には有機物的なアプローチのデザインやキャラクター設定もあまり好みではなく、バッテリーメーカーならではの独自性に期待したい。
- デザイン
- 外観は良くも悪くも普通。Dピラーの意匠やインパネのデザインに生き物をモチーフにしたような意図が感じられるが、もっとSFチックで無機質なデザインも見てみたい。回転式のセンタータッチスクリーンは便利。メーターも必要最小限のシンプルな表示で好感が持てる。
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- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.2.19
- 年式
- 2023年1月〜モデル
- 総評
- 群馬県館林市にある金型工場を活用し、欧州のデザイナーや走行性能担当者を起用。そしてBEVの要となるバッテリーは自社生産と徹底した高効率化と適材適所の販売戦略を推し進めるBYD。ATTO 3はその柱となるSUVモデルだ。執筆時現在、型式認定ではなく輸入自動車特別取扱制度を活用し日本で販売を行なっている。
- 満足している点
- 特別感がないところ。これは人により不満点になるだろうが、ICE(内燃機関)車から乗り換えても違和感なく運転できる。たとえば2段階ある回生ブレーキは標準状態でICE車と同じ緩やかな減速度に留めた。ハンドリングも穏やかで、後席の乗り心地も良い。室内空間も広く遮音性も高い。つまりわかりやすく乗りやすい、これが美点だ。
- 不満な点
- まずデザインだ。NGなわけではなく、あまりにも平凡なシルエットだからだ。この先、日本に導入されるコンパクトモデル「DOLPHIN」、セダン「SEAL」はハッとする要素があるが、ATTO 3は良くも悪くもまとまっており新鮮味に欠けてしまった。次に車内HMIだ。配置はとてもよく考えられているが、運転席前の液晶はとても小さく視認性に欠ける。
- デザイン
- 不満点としても明記したが、フツーのSUV、ちょっと厳しいことを言えば1世代前のSUVデザインだ。面の処理はきれいだし、各パーツの精度も高く、部材の隙間も均一ながら、華がない。いっそのこと、シルバー加飾のグリル、ドアミラー、ホイールをマットブラック化しつつ、ベージュやカーキグリーンなどまとわせればグッと存在感が増すと思う。
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※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。