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アウディ A5 アバント (ワゴン) 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
624.0 〜 881.0
-
- 中古車本体価格
-
595.0 〜 789.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
2025.9.4
- 年式
- 2025年2月〜モデル
- 総評
- アウディA5アバントは、クラスアップではなくアウディA4アバントの後継車。2ドアクーペと4ドアセダン市場の縮小で「A4」と「A5」が統合された形だ。シリーズの個性が薄まったのは残念だが、一方でステーションワゴン「アバント」のデザイン的なスポーティさが強調されることにも繋がっている。基本性能はセダン同様で、アウディが最後のエンジン搭載車のために開発した専用プラットフォーム「PPC」を採用し、セダン同様のグレードとパワーソースが選択可能に。個人的にはクーペライクとなったセダンよりも、アクティブさのあるアバントの方がより若々しく映るため、セダンとアバントを比較するならばアバント押しだ。セダンが従来の独立したトランクを持つA4セダンとは異なり、リヤハッチを持つ構造のワゴンに近しい存在となったことで、走りの体感もより差が薄まったように思える。実際に乗り比べると、ワゴンの方がボディ全体のバランスも良い気がする。今はワゴンが不要と思っても、長く愛用すれば買い物やレジャーなどでその価値を感じるシーンも増えるだろう。ということからも、新A5シリーズはアバント中心の検討をおすすめしたい。
- 満足している点
- 伝統的なワゴンスタイルながら、従来型A4アバントよりもスタイリッシュとなったエクステリアデザイン。セダン同等の性能と、それを超える高い機能性。ロングドライブで経済性が高いクリーンディーゼルが選択できること。デジタル機能を進化させながらも、エンタメ性よりも機能性を重視したところ。
- 不満な点
- 助手席用タッチスクリーン「MMIパッセンジャーディスプレイ」の配置やデザイン。シフトレバーが廃止されたこと。ステアリングスイッチが静電式であること。
- デザイン
- オーソドックスなステーションワゴンのスタイルだが、低いフロントマスクや流麗なルーフライン、傾斜の強いテールゲート処理などでスポーツワゴンのスタイルに仕上げられている。欧州ステーションワゴンの中でも、若々しさとスタイリッシュさではひとつ抜けていると思う。インテリアはセダンと共通で、使い勝手も同じ。アウディ自慢のデジタルメーター「バーチャルコクピット」が最新世代となったが、過度な演出がなく、使い勝手を重視した設計にも好感が持てる。ただセダン同様に、助手席用タッチスクリーンはデザイン的にちょっと蛇足を感じる。サイズや配置などで工夫が欲しかったが、セダンよりも多目的に使われるワゴンだけに、子供を助手席に乗せて移動中に動画を見せることも出来るため、利便性という面ではあっても良いかもしれない。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2025.9.1
- 年式
- 2025年2月〜モデル
- 総評
- このクルマを選ぶポイントは、メルセデス・ベンツ「Cクラスワゴン」やBMW「3シリーズツーリング」に対して「選ぶべき理由はどこにあるか?」ということだと思います。結論からいえば、それは移動ツールとしての完成度ではないでしょうか。個人的な印象としては「運転する歓び」的なものは(「S5」を除けば)あまり感じられませんが、いっぽうで疲れずに目的地までたどり着ける感覚を覚えます。まるで電車のような。そこに共感できれば、このクルマを選ぶ理由は十分でしょうね。
- 満足している点
- 荷室が広く実用性の高いワゴンボディと、移動手段として完成度が高い乗り味。
- 不満な点
- 車体はずいぶん大きくなりましたね。そして運転する歓び的なものは少ないです(S5を除く)。あとは……高速走行時のレーンセンタリング機能(車線の中央をトレースするようにハンドルをアシストする機能)は現時点での販売車両には設定なし(どこかのタイミングの年次改良で追加される見込み)。従来モデルにはあったのに……。高速道路を走ることが多い人はそこが気になるかも。
- デザイン
- 従来モデルの「A4アバント」は無機質な面構成でしたが、新型になり丸みを帯びた面や線を多用したことでダイナミックさが増しましたね。好み次第ですが、筆者的には従来のようなテイストもA5のようなテイストもどちらもアリかな……と。
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