アウディ A4 （セダン） 「アルファは乗り込んだ時にいつも「胸の高ま...」のユーザーレビュー

アルファは乗り込んだ時にいつも「胸の高ま...

2005.10.31

総評

アルファは乗り込んだ時にいつも「胸の高まり」を覚える、言葉では説明しきれない魅力を持った車でした。アルファロメオという名前もとても好きでした。でも、好き嫌いのはっきり分かれるクルマであり、興味のない人からは、どうしてアルファなんか買ったのと聞かれることが良くありました。
今回の乗り換えは別にアルファに愛想をつかした訳ではなく、家族の不評を考えて、またその後の維持費を考えての決断でした。それ故に乗り換えそのものを悩みましたが、Ａ４を選んだことは大正解だと思っています。
ＡＵＤＩはずっと以前から知ってはいましたが、ずっと「お嬢さん車」という印象を持っていたのも事実です。最近になって、デザインがかなりアグレッシブになってきたことと、専門誌の評価が良かったので今回の候補に上がったような経緯です。
ＡＵＤＩを買うならクアトロと最初から決めていたのでグレードの悩みはありませんでしたが、２リッタークラスでは秀逸の一台だと確信しています。
私の周囲でＡＵＤＩオーナーは極めて少ないのは寂しいですが、それがまた
プレミアム感につながっています。ＢＭＷを選らばなかった大きな原因は街中での氾濫ぶりでもあるし、最近のＢＭＷオーナーのマナーの悪さ（ＭＢやセルシオ並になってきた）が気になったからです。ＡＵＤＩはまだ希少性が残って
いるし、オーナーが相対的にマナーがいいように思われます。少なくともそういうクールなイメージを纏ったクルマではないでしょうか。

満足している点

ＡＲＦＡ１５６からの乗り換えです。乗り換えにあたっての候補車はＡ４の他にＢＭＷ３２０、プジョー４０７でした、すべてのクルマに３回試乗し、それぞれ１時間以上の試乗を行って、尚且つ悩みに悩んで、最終的にＡ４を選びました。結果は非常に満足しています。
満足しているポイントは
・内外装の質感。
・重量ハンディ（＋２００㎏）を感じさせないトルク感。
・３リッタークラスのサルーン並みのしっとりした乗り味。
・クアトロ故の低重心から来ると思われる安定感。
・前後重量比６０：４０によるハンドリングの安定感。
・スピードが増すほどに顕著になる安定感・安心感。
・テールランプ周辺のうっとりするような美しさ。
ＢＭＷのエンジンフィーリングとハンドリング、４０７のデザインとコストパーフォーマンスも魅力でしたが、総合バランスでＡ４に決めました。
ＡＵＤＩはここが一番というものはないですが、総体的に見て高い評価を与えることができるクルマだと思います。

不満な点

やはり最大の難点はブレーキダストの多さでしょうか。これは、ブレーキローターの硬度が低い欧州車に共通の悩みですが（それによりしっとり強力な制動力を得ているが）、問題は未だにノーダストのAftermarket品がないところです。
従って、Ａ４自体に対する不満でもないのですが、販売の絶対数が少ないことが原因ではないでしょうか。
２点目は、強いて挙げればですが、エンジン音です。やはりＢＭＷに試乗するとハンドリングもさることながら、スムースなフィーリングとエンジン音には
魅了されます。まさにＢＭＷワールドです。一方Ａ４のエンジンは特に低回転
域で安っぽい音が聞こえ、音からくる高揚感は感じることができません。
アルファも低速域の音は今一ですが４０００あたりからの官能的な音で許せて
しまうから不思議です。
ただ、Ａ４の音も不快感を伴うものではないし、十分に静かですから、音にこだわる方でなければ問題ない範囲だと思います。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験