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アルピーヌ A110 「買っておくなら今な1台」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 2
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
買っておくなら今な1台
2024.6.25
- 年式
- 2018年6月〜モデル
- 総評
- 価格が高くなってしまったことがネックだが、現行車の中では上位クラスでピュアに運転を楽しめるクルマと言えるだろう。比較的簡素な装備だが、それゆえに軽量な車重というスポーツカーにとって大きな武器を得ているし、あまり声高な主張がないドライブフィールは長く楽しめる乗り味だ。モデルライフも長くなっているので「買っておくなら今」な1台だ。
- 満足している点
- 何といっても軽量な車体と、ほどよいエンジンパワーのパッケージだろう。特別な軽量モデルでなくても1130㎏という車重は他にはない強みだ。後述の不満な点で飛び道具がないと触れているが、過度な味付けなく純粋に運転を楽しみたい人にとってはそれが良いと言えるだろう。通好みな選択肢。
- 不満な点
- 価格が高くなったこと、そしてモデルライフが長いため仕方がない部分ではあるが装備面にやや古さを感じてしまうことだ。価格帯が近い他のスポーツカーと比べると装備は簡素に思えるし、快適装備も限られている。走りの良さはあるのだが、走行面においても案外と飛び道具がなく、特別感の演出が希薄なのも人によってはネックに感じるかもしれない。
- デザイン
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5
- 名車となる先代モデルをオマージュしつつも、現代的なエッセンスを見事に取り入れているデザインは好印象だ。現行車として見ても新鮮味があるにも関わらず、モデルライフが長くなった今も古臭さを感じさせない。さまざまな側面で相反する2つを両立している見事なデザイン処理だ。
- 走行性能
-
5
- 動力性能やパッケージで見ると、ややライバル不在感があり少々評価が難しいが、1200㎏を切る軽量ボディに約250PSの1.8Lターボエンジンをミッドに搭載するという組み合わせは、いろいろな意味で「ちょうどいい」といった雰囲気を感じる。また、ステアやペダル類のフィーリングは現代のクルマの中ではとてもナチュラルな仕上がりで、低速域でも運転の楽しさを味わえる。サーキットなどでもその良さは味わえるが、ストリートでも歓びを享受できるモデルだ。
- 乗り心地
-
4
- 2シーターのスポーツカーとして考えると乗り心地は比較的良好な印象だ。軽量な車重も良好な乗り心地に影響していると考えられる。ただ、ミドシップなので車内の静粛性は高い方とは言えないだろう。
- 積載性
-
2
- 正直、積載性能はあまり高くない。同クラスのスポーツカーと比べても、やはりミドシップ2シーターはパッケージ的にどうしても不利になってしまう。そのうえ、ミドシップスポーツカーの中でもラゲッジスペースはやや小さめ。一応使えないことはないが2人での宿泊旅行でもあまり推奨はできない。
- 燃費
-
4
- 軽量な車重もあってか、この手のクルマとしては比較的良好な燃費性能を持っているイメージだ。実際に乗ってみて常識的なペースで走る分には燃費性能で大きなショックを受けることはないだろう。
- 価格
-
2
- 登場当初は800ちょっとといった価格帯から手に入れることが出来たが、今や1000クラスのクルマとなってしまった。安や物価高を考えると仕方がないことだが、最初の価格を知ってしまうと割高感が否めない。
- 西川 昇吾
- 自動車ジャーナリスト
- 1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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- 中古車本体価格
-
548.0 〜 1828.0
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- 新車価格(税込)
-
960.0 〜 5200.0
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