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大音 安弘 - 日本最大級の自動車総合情報サイト【carview!】

大音 安弘
自動車ジャーナリスト
1980年生まれ、埼玉県出身。幼少からのクルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在は自動車ライターとして、軽自動車からスーパーカーまで幅広く取材を行う。原稿でのモットーは、自動車の「今」を分かりやすく伝えられように心がけること。愛車はスバル「WRX STI(VAB)」やポルシェ「911(996)」など。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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専門家レビューアウディ A5 アバント (ワゴン)アウディA5アバントは、クラスアップではなくアウディA4アバントの後継車。2ドアクーペと4ドアセダン市場の縮小で「A4」と「A5」が統合された形だ。シリーズの個性が薄まったのは残念だが、一方でステーションワゴン「アバント」のデザイン的なスポーティさが強調されることにも繋がっている。基本性能はセダン同様で、アウディが最後のエンジン搭載車のために開発した専用プラットフォーム「PPC」を採用し、セダン同様のグレードとパワーソースが選択可能に。個人的にはクーペライクとなったセダンよりも、アクティブさのあるアバントの方がより若々しく映るため、セダンとアバントを比較するならばアバント押しだ。セダンが従来の独立したトランクを持つA4セダンとは異なり、リヤハッチを持つ構造のワゴンに近しい存在となったことで、走りの体感もより差が薄まったように思える。実際に乗り比べると、ワゴンの方がボディ全体のバランスも良い気がする。今はワゴンが不要と思っても、長く愛用すれば買い物やレジャーなどでその価値を感じるシーンも増えるだろう。ということからも、新A5シリーズはアバント中心の検討をおすすめしたい。2025.9.4
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専門家レビューアウディ A5 (セダン)EVシフトに熱心なアウディが、最後のエンジン搭載車用に用意したプラットフォーム「PPC」採用の第一弾モデル。従来のA5は2ドア及び5ドアクーペモデルで構成されていたが、新型はA4とA5を統合した形となっており、事実上A4の後継車となる。セダンらしさを意識した5ドアクーペに仕上げられており、ちょっと若々しいスタイリングが持ち味。従来の4ドアセダンにはボディ剛性や静粛性などの機能的なメリットがあるが、新プラットフォームでその点もカバーできるということなのだろう。世界的にセダン市場が縮小する今、セダン風味のクルマを残してくれただけでも感謝すべきかもしれない。先進感あふれる内外装はアウディの得意とするところで、特にコクピット回りはアウディらしいデジタルな世界を強調した多彩な機能が盛り込まれる。意外だったのは、他社のように巨大すぎるモニターを搭載するなどの手法を取らなかったこと。その姿勢には、流行に流されるのではなく走りを重視したクルマ作りを大切にするアウディの哲学を感じる。EVシフトの前に、ドイツ車らしいスポーツセダンのアウディに乗っておきたい人にはオススメしたい一台だ。2025.9.4
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専門家レビュールノー アルカナちょっとおしゃれな実用車として近年、人気を得ているルノーが、不得意なSUV市場に挑んだのがアルカナだ。プレミアム感のあるスタイリッシュなクーペSUVスタイルが最大のセールスポイントだが、最大の武器が電動化だ。特に輸入車で選ぶことができなかったストロングハイブリッドをいち早く投入したのは評価できる。システムはアライアンスの日産由来のものではなく、ルノー独自のシステムで独自性をアピールする。今回のマイナーチェンジモデルでは、ルノーのフラッグシップスポーツブランドが「ルノースポール(R.S.)」から「アルピーヌ」となったことによるデザイン変更がひとつのポイント。モータースポーツ色が強かった「R.S.」より、しゃれっ気も重視した「アルピーヌ」の方がアルカナには合っていると思う。それはアルカナの走りの味付けが、スポーツよりコンフォートを重視していることも挙げられる。物価高で値段が上昇してしまったことで、アルカナの強みだった価格的な魅力が薄れたのは残念だが、特別仕様車を投入するなどコスパを意識した取り組みを続けていることは評価したい。内容を鑑みれば、特別仕様車という選択は悪くない。2025.9.4
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専門家レビュースズキ スイフト日本はAT車の普及率が高い国でもあり、令和の時代ではMT車は激レアな存在。メーカーによっては、スポーツカー以外のMT車の設定は辞めてしまったところも多い。その中で、あえてMT車のスイフトを残したことは、まさにユーザーサービスのひとつ。しかも、先代まで存在したスポーティグレードも、現状では非設定。極めて普通のMT車なのだ。そのため、身近なスポーツカーとして選ぶことはおススメしない。それでもMT車の運転の基本は学べるし、CVT車よりクルマとの一体感も強い。このMT車に価値を見出せるのは、MT車以外の運転が苦手な人や、のんびりと運転する操作を楽しみたい人だ。もちろん、その根底には、スイフトの素性の良さがあることを付け加えておきたい。2025.9.4
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専門家レビューフォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)現行型ゴルフのマイチェン版では、デジタル化の強化を図りつつも、ステアリングスイッチをメカスイッチに戻すなど、実用性重視とした作り込みが評価できる。質感、機能、使い勝手、走りなど、トータルで熟成を図ったことがしっかりと感じられるのは素晴らしい。近年の物価高によりエントリー価格が上昇したことは残念だが、エントリーグレードでも必要十分な機能を備えている。取り回しの良いサイズで、大人4人でも快適な室内空間が確保されているためファミリーカーとしても使いやすい。今でも輸入車の入門モデルとして、誰にでも自信をもって進められるドイツ車の代表だ。2025.8.1
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専門家レビューダイハツ ムーヴ軽乗用車市場で、スライドドアを付加価値として拡大を続ける軽スーパーハイトワゴンの陰に隠れてしまった軽ハイトワゴン。その未来を切り開くべくリボーンを図ったのが、7代目となる新型ムーヴだ。最大の評価点は、より身近な軽ハイトワゴンにスライドアを搭載したこと。現状、スライドドア付き車は軽乗用車市場の中では高価なものばかり。それを150前後の価格帯に収めたのは素晴らしい。もちろん乗用車としての基本性能も磨かれており、乗れば納得の出来栄えだ。装備内容もバランスが良く、高機能なアイテムもオプションでしっかり選べる。個性派のカスタムが失われたのは残念だが、カスタム派に愛されてきた走りのターボはしっかりと継承されている。酸いも甘いも知るシニア世代も意識したというだけに、価格を含め、トータルバランスに優れた一台といえよう。2025.8.1
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専門家レビュースズキ eビターラスズキ初の市販EVとして、大きな注目を集めている電動SUV「eビターラ」。同時に、最新スズキ乗用車のフラッグシップモデルにもなるモデルだ。プロトタイプによる評価なので少し控えめな点数としているが、内外装の質感や走りなどの総合点は極めて高い。驚いたことに、インフォテイメントシステムと一体デザインのディスプレイメーターやプレミアムオーディオシステム、グラスルーフといった、コスパ重視のスズキ車にはなかった豪華装備も用意。内外装デザインでは先進感を意識しているが、EVであることよりも魅力的なSUVに仕上げたという熱意が感じられたところにも好感が持てる。ボディサイズもスズキ車としては全幅が1800mmと広めだが、全長は4275mmと取り回しやすいサイズ感。クローズドコースの試乗では、誰でも運転しやすいクルマと感じた。正直、想像以上の出来栄えと内容になっていただけに値段の予測がしにくいが、スズキだけに驚きのプライスを期待したい。また初となるEVの販売やPR、ユーザーサポートにも注目している。2025.8.1
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専門家レビュースバル フォレスターインプレッサから派生したクロスオーバーSUVとして誕生したフォレスターは、今やスバルのフラッグシップSUVへと成長した。それだけに世間の期待も高まるばかり。そこでプラットフォームを含め、全面刷新を図ることでその期待に応えたのが6代目となる新型だ。最大の目玉は、やはりストロングハイブリッドの採用。弱点だった燃費を克服し、新たなファンの獲得へと繋げている。注目すべくは、電動化の強化をスバルらしい走りにも活かしたこと。特に雪上やオフロードの走行で求められる繊細なアクセルワークを、緻密な制御が可能なモーターの強みを活かし、ドライバーの負担を軽減しながら走破性を高めている。そして従来型から継承されたターボエンジンでは、「SPORT」のグレード名が示すようにオンロードでの走りの楽しさを存分に感じられるSUVに仕上げてきた。スタイルでは、フォレスターファンの多いアメリカの香りを纏ったことも嬉しいところ。SUVとしてのターゲットユーザー層を広げながら、しっかりとスバルファンの心を掴む味わいも残す。磨けば光る逸材だけに、走りを重視したモデルやクロカンテイストを含んだモデルなどにも期待したい。2025.8.1
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専門家レビュージープ アベンジャーアメコミのヒーローのようなヤンチャさと愛らしさを兼ね備えたキャラクターに、一目惚れした人もいるはず。個人的には、アベンジャーのデザインは大好きだ。その濃い目のキャラクターの裏に、ジープ伝統の真面目なクルマ作りが感じられることにも好感が持てる。クルマとしての作り込みは良く、装備も充実している。手頃なサイズながら、走りも良い。小型SUVとしての完成度は高いが、惜しむべくは実航続距離の短さ。やはり、ちょっとした冒険には、無充電で挑みたいのが本音。それだけに海外仕様にあるエンジン車の日本導入を願いたいと思ってしまう。もちろん、電池が進化すれば、EVの中でも特に輝く存在となる可能性を秘めているのは間違いない。2025.7.3
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専門家レビューホンダ N-VAN e:N-VANをベースとしながらも、ホンダらしくエンジン車にはない性能や魅力をしっかり与えており、価格重視の商用車でも妥協しないという姿勢は素晴らしいと思う。価格と積載性などビジネスカーとしてのバランスを見極め、あえて小型バッテリーを採用しながらも、いかなる条件下でも最低100kmの移動を可能にした点も評価出来る。ただ個人ユーザーに向けては、航続距離の短さや、二名乗車だとドライバーとパッセンジャーで快適性の差が生じるシートしか選べない点は改善を願いたい。ただ軽EVバンは、趣味向けギアとしての可能性もあるため、今後の進化に期待したいと思う。そういう想いも含め、少し厳し目の評価とした。2025.7.3
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専門家レビュースズキ フロンクスフロンクスの最も凄いところは、そのコスパの良さだろう。最低限のオプションとして、フロアカーペット、ETC、ドラレコの3点があれば十分と言い切れるくらい装備が充実している。そして、初心者やダウンサイザーには嬉しい扱いやすいサイズながら、サイズよりも大きく映る存在感十分のデザインであるため、SUVを所有する満足感もしっかりと味わえる。このクラスでは珍しいクーペSUV仕立てとしたことも、消費者に新たな選択肢を提案した点として評価できる。まさに小さなクルマを得意とするスズキならではの、豊かさのあるSUVといえるだろう。2025.7.3
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専門家レビュートヨタ ランドクルーザー250高級路線一直線だったランドクルーザーシリーズの原点回帰を図り、誕生した250。遊び心あるスタイルは、見る者の心を惹き付け、ワクワクさせる魅力にあふれている。従来型のプラドと比べると、コンサバ化したともいえるが、それをポジティブな方向に捉え、よりクロカンとしての本質を強調させることに成功した。そして、その中身は、ランクル300譲りの本格派である。今、アウトドア好きなパパ層の心を最も刺激する1台だろう。2025.5.29
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専門家レビューマツダ CX-80マツダ新世代商品群の新チャレンジとなるFR車であり、マツダ車のフラッグシップとなるモデルは、基本を共有する弟分のミッドサイズSUV「CX-60」での経験も活かされ、より高級車らしい世界観を構築している。試乗では、最量販である非電動車となるディーゼルエンジン搭載のFR車に試乗したが、4WDを必要としないユーザーには、これで十分だと思う。特にセダンからの乗り換えならば、非4WDが最適解といえるだろう。ただ同時に感じたのは、先代フラッグシップSUVとなる「CX-8」を超えられていない部分も見られるところ。高級感ではCX-80に軍配があるが、総合力、特にクルマとしての楽しさは、CX-8に分がある。今後の熟成に期待したい。2025.5.29
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専門家レビューヒョンデ インスター国内外含め、入門EVとしても魅力的に感じる高コスパな一台に仕上げてきた。EVの特徴を活かしつつ、扱いやすいサイズと適度な性能としたことで、運転もしやすい。特に最上位の「ラウンジ」は、サンルーフやシートベンチレーション、デジタルキーなど上級車並みの装備も備えているので、満足度は高い。EVの価格帯からも、現状ではEVコンパクトは限定的なので、その市場に参入してきたことも評価したい。日本への投入は、国産EVにも良い意味で刺激になるだろう。2025.5.29
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専門家レビューBYD シーライオン7EVのミッドサイズSUVでは、国内外を含め、最もコスパの良い一台であることは間違いなく、パワーや航続距離を含めてEV性能も十分以上のものを備える。後席のゆとりもあるので、後席需要の高い人にオススメできる。また運転席周りのスイッチ類の配置も、より使い勝手が良い配置となるなど、これまでのBYD車と比較しても磨き上げが感じられる。サイズを許容できれば、BYDのラインアップでは、最も万能な一台といえるだろう。2025.4.29
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専門家レビュースバル クロストレックスバルらしいコンパクトハッチバックベースのSUVは、乗用車らしい低めのドライビングポジションによる運転のしやすさや手頃なサイズ感が持ち味で、SUV入門にも最適。MHV(マイルドハイブリッド)も、独自の磨き上げにより、良い意味で水平対向エンジンの存在を感じつつ、気持ち良い走りが楽しめる。新登場のSHV(ストロングハイブリッド)は、スバル車初だが、マッチングが良い。コンパクトなクロストレックにはパワフルなシステムなので、燃費だけでなく、より走りも力強い。静粛性の強化を含め、動的質感で贅沢さを感じられる存在だ。2025.4.29
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専門家レビュー三菱 アウトランダーPHEV電動車の可能性と走りの魅力を独自に追及してきたアウトランダーPHEVだが、完成度が高まった現行型に、モデルチェンジと思わせるほどの熟成を図ってきた。電動車に味わい深さを感じられる味付けがなされ、操る楽しみがある。新たな価値の追求として行われた専用オーディオも素晴らしく、静かな電動車の車内は、自分だけのリスニングルームへと早変わりする。クルマ好きが走る喜びを感じる貴重な電動車のひとつだ。2025.4.29