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使い勝手抜群のホンダ シャトルが国民車候補としては悩ましいワケは?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 1
フィットよりちょっと上級かつ使い勝手の良いワゴン
「新時代の国民車」を探す実地調査企画の第6回目。今回の調査対象は、デビューこそ2015年5月といささか旧聞に属するが、抜群のスペース効率により今なおまあまあの人気をキープしているホンダのコンパクトワゴン「シャトル」である
>>国民車とは?
まずはシャトルという車についての簡単な復習から。ホンダ シャトルは、コンパクトカーである「ホンダ フィット」の車台を基に作られた5ナンバーサイズのステーションワゴン。前身は「フィット シャトル」という車名だったが、この世代からはフィットの冠が外された。それに伴い実用小型車であるフィットとは異なる専用デザインなどを随所に採用し、「フィットよりもちょっと上級なワゴンなんですよ」ということをアピールしている。
パワーユニットはハイブリッドと1.5Lガソリンモデルの2種類。ハイブリッドのほうの中間グレードと上級グレードの足回りには、振幅感応型ダンパー……要するに「かなり凝った作りのショックアブソーバー」が採用されているが、ガソリン版と、ハイブリッド版ベースグレードのそれはごく普通のタイプだ。
だがそういったメカメカしい話よりも、シャトルのコアバリュー(核となる価値)は「居住空間および荷室の広さ」と「その使い勝手の良さ」にあるだろう。
5ナンバーサイズでありながら居住空間はなかなか広大で(天井が高いため圧迫感がない)、荷室容量は床上540L+床下30Lの合計570L。後席を折り畳めば最大1141Lまで拡大可能で、その際の最大荷室長は184cm。長身の人でも寝れる計算(?)であり、単身者なら「引っ越しのトラック代わり」に使える可能性すらある。
で、現在販売されている主なグレードとそれぞれの車両本体価格は以下のとおりだ。
【ハイブリッド】
●ハイブリッド ホンダセンシング|208万80(FF)/227万4480(4WD)
●ハイブリッドX ホンダセンシング|231万120(FF)/250万4520(4WD)
●ハイブリッドZ ホンダセンシング|246万9960(FF)/263万1960(4WD)
【ガソリン】
●G ホンダセンシング|177万120(FF)/196万4520(4WD)
※10月8日、グレードの記述に誤りがありましたため、訂正を行ないました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
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