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ラグジュアリー感かギア感か? レガシィ アウトバックのグレード選びが悩ましい
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:SUBARU 58
伝統の水平対向エンジン&シンメトリーレイアウト
スバル「レガシィ アウトバック」は、スバルのフラッグシップモデルと位置づけられているクロスオーバーSUV。北米では「アウトバック」という車名で1994年から販売され続けていますが、日本では1995年に「レガシィ グランドワゴン」という車名でまずは登場。その後1997年に「レガシィ ランカスター」という車名に変わり、2003年に登場した3代目から「レガシィ アウトバック」という車名になりました。
現在販売されているレガシィ アウトバックは、日本では2021年10月に発売された6代目。エクステリアデザインは、先代(5代目)のテイストを継承しつつも、よりタフで現代的なイメージに。そしてボディサイズは、全長4870mm×全幅1875mm×全高1675mm(Limited EX)と、先代に比べて50mm長く、35mm幅広く、70mm高くなっています。
車両の骨格はフルインナーフレーム構造の「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」という最新世代のもので、それにより動的な質感と衝突安全性能が大幅に向上しました。
縦置きされるエンジンは最高出力177psの1.8L水平対向4気筒直噴ターボで、駆動方式はスバル得意のシンメトリカルAWD。つまり、左右対称・一直線にレイアウトされたパワートレインによるフルタイム4WDです。そして変速機はマニュアルモード付きCVTの「リニアトロニック」で、WLTCモード燃費は13.0km/Lとなっています。
ハンズオフ対応のアイサイトXを全車標準装備
先進安全装備には、ステレオカメラと前後4つのレーダーを組み合わせた「新世代アイサイト」に加え、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」を全車に標準装備。「渋滞時ハンズオフアシスト」や「アクティブレーンチェンジアシスト」「ドライバー異常時対応システム」といった機能が搭載されています。
インテリアは、3層で構成されるインストゥルメントパネルや、その中央に備わる11.6インチ縦型モニターなどが特徴的で、後述する「Limited EX」というグレードにはナッパレザー仕立てのシートがオプション設定され、「X-BREAK EX」にはエナジーグリーンのステッチが入った撥水性ポリウレタンシートが装着されています。
ボディサイズが大型化されたことで車両重量は従来型より130kgほど重くなりましたが、低回転域から豊かなトルクを発生する1.8Lターボエンジンは、レガシィ アウトバックの大柄なボディを何の苦もなく加速させ、そして巡航させます。そして前述した最新プラットフォーム「フルインナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォーム」により、乗り心地の良さや静粛性の高さは「抜群」と称しても大げさではなく、山坂道でのコーナリングも「意のままに!」といったニュアンスで完了させることができます。
次のページ>>さりげなく上質なLimitedか、ギア感あふれるX-BREAKか
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みんなのコメント
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2022/7/13 19:56じつはLimited EXのX-MODEは1モードだけだけど、X-MODE+トラクションコントロールOFFで2モード目とほぼ同じ状態になります。
これはスバルの開発者が雑誌記事上でも述べてるので、ある意味公式な裏技だったりします。
なので結局は好みな方を選べばいいですね。-
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2022/7/15 08:58今更感のある記事。満を持して日本向けに開発したCB18エンジンは、首都高でのエンジンストップ動画が拡散してリコールに追い込まれ、自慢のアイサイトも不具合連発で出荷停止。ただでさえ半導体不足で納車出来ないのに、ディーラーの方はかなり嘆いてましたよ。広告記事を大量投入して、台数挽回に期待かしら?
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