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「支払総額」で考えれば決して高くない! ホンダ シビックはライバル多けれど魅力十分
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「コンパクトで経済的な市民の足」から「世界市民の良き足」へ
ホンダ「シビック」は、その初代モデルは1972年に発売され、以来11代にわたって生産され続けているホンダの世界的な基幹車種です。初期のシビックは「コンパクトで経済的な市民(=civic)の足」というポジショニングでしたが、現在ではその役割は同社のフィットに譲り、シビック自体は中型のサイズを伴った「世界市民の良き足」へと成長しています。
11代目となる現行型のシビックが発売されたのは2021年9月。「親しみやすさと特別な存在感を併せ持つ車」として開発を進められた現行型シビックのボディ形状は5ドアハッチバックで、そのサイズは全長4550mm×全幅1800mm×全高1415mm、従来モデルより全長を30mm、ホイールベースを35mm伸ばしたことで、伸びやかなスタイリングとゆとりある車内空間を実現しています。
広く開放的なガラスエリアを確保するとともに、ボディが薄く、軽快に見えるようバランスに配慮。また、Aピラーの付け根を後退させ、フロントフェンダー後端の高さを下げることで「運転席からの広々とした視野」も実現しています。
インテリアも「すっきりとした開放的な空間」とすることで操作性を高めていますが、窓の映り込みやピラーの影まで考慮してデザインされたというインパネや、パネル中央を横断するハニカムメッシュ(エアコン吹き出し口はこの内側に隠されている)など、その“おしゃれ感”もかなりのものです。
パッケージングでは、ゆとりを増した後席スペースが魅力的。前後席間の距離は従来型より35mm、室内幅は12mm拡大され、荷室容量も従来型の420Lから452Lに拡大されています。
>>ホンダ シビックのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
運転を楽しみたい層大歓迎の6MT設定がうれしい
搭載エンジンは最高出力182psを発生する1.5L直列4気筒ガソリンターボで、トランスミッションはCVTのほかに6MTも用意。このマニュアルトランスミッションの採用は、「実用車であっても運転そのものを常に楽しみたい」と考えるユーザーにとしては大いに歓迎すべきポイントでしょう。
装備類も従来型より大幅に充実しました。上級グレードには10.25インチ高精細フルカラー液晶パネルを用いたフルグラフィックメーターが装備され、エントリーグレードのメーターにも、機械式の速度計に加えて7インチのフルカラー液晶パネルが採用されています。
インフォテインメント関連では、走行中の操作性にも配慮したというディスプレイオーディオを全車に装備するほか、上級モデルには12基のスピーカーを備えたBOSE製のプレミアムサウンドシステムを標準装備しています。
予防安全・運転支援システムも当然ながら進化しており、フロントワイドビューカメラと前後8基のソナー、リアコーナーレーダーを組み合わせたことで監視範囲が大幅に拡大。標準装備となるアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムの性能も進化し、その他の新機能も追加されています。
次のページ>>オプション追加がほぼ不要と考えれば妥当ともいえる価格設定
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みんなのコメント
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2022/6/07 14:15購入者にとって「高くない」というのは
性能や装備が全て欲しいと思って初めて感じるものであって
自分にとってその性能や装備に金を払うに足る意義を見出せるかどうかが重要
客観的に評価するのと買うかどうかの判断基準は別物
決して支払総額で見てない云々というわけではない
ターゲット層が求めるものとのズレがあれば売れない
シビックは北米ではそのズレが無く、日本ではそのズレがある-
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2022/6/07 14:29MT選ぶならカローラやインプはライバルにならんだろ。カローラスポーツは1200CCターボで非力。インプはMTがない。ライバルになるのはマツダ3だろうな。スカイアクティブXないし2000ccのMTもあるし。
CVTやATでいいって人は選択肢かなり広がるからライバル多すぎる。-
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