CARVIEW |

大人気のトヨタ「カローラ クロス」 中間グレード「S」以上をチョイスすると満足度が高そう
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 146
歴史あるカローラシリーズ初のSUVとして登場
トヨタ「カローラ クロス」は、50年以上にわたる歴史を持つカローラシリーズとしては初のSUVとして2021年9月に発売されました。
プラットフォームは他の現行型カローラシリーズと同じ「GA-Cプラットフォーム」で、そこに全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmのホディが組み合わせられています。カローラシリーズとしては唯一の「全幅1800mm超」ですが、ボディの見切りが良いことに加えて最小回転半径も5.2mと小さいため、狭い都市部であっても比較的スイスイ走ることができます。
インテリアの質感は、後述する車両プライスの影響で決して高いとはいえませんが、特に大きな不満が出るレベルではなく、車内もまずまずの広さを備えています。
同じプラットフォームを使ったクロスオーバーSUV、トヨタ「C-HR」はあまりにもデザイン優先だったせいか、後席の着座姿勢や開放感は今ひとつでした。しかしカローラ クロスは、コンパクトSUVでありながら、後席にも成人男性2人が普通に座れる作りとなっています。
荷室容量も5人乗車時で487Lと十分で、荷室開口部の下端は地面から720mmと低めに設定されているため、ラゲッジルームの使い勝手も良好です。
用意されるパワーユニットは、最高出力140psの1.8L直4ガソリンエンジンと、同98psの1.8Lエンジンに同72psのフロントモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類。ガソリン車の駆動方式はFFのみですが、ハイブリッド車には最高出力7.2psの独立式リアモーターを搭載した4WD(E-Four)もラインナップされています。
WLTCモード燃費はガソリン車が14.4km/Lで、ハイブリッド車は26.2km/L。ガソリン車の燃費はクラス標準といったところですが、ハイブリッドのほうはさすがの低燃費です。
運転支援システムに関しても抜かりはなく、「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。交差点での対向直進車の検知等には残念ながら対応していませんが、自転車(昼間)や歩行者(昼夜)も検知可能なプリクラッシュセーフティとレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、レーントレーシングアシスト、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストなどは普通に備わっています。またパーキングサポートブレーキとバックガイドモニターも、ガソリン車の最廉価グレード以外の全車に標準装備です。
次のページ>>ハイブリッドorガソリンエンジンの選択が悩ましい
トヨタ カローラ クロスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
この記事に出てきたクルマ マイカー登録
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
2021/12/24 17:31カローラの世界ライバルはVWゴルフ。
ゴルフ・クロスこと、VW T-ロックが1.5リッターFFのベースモデルで360。
しかもこれ、旧型ゴルフベースかつ途上国製。
それ考えたら、カローラ・クロスはどれ選んだって大満足の天国ですよ。。。-
ログインしてコメントを書く
-
-
2021/12/24 17:59ハリアー、カローラクロス、Chr、ヤリスクロス、ライズといったオンロード派のラインナップもあれば、オフロードに強いランクル、プラド、ハイラックス、ラブフォーのラインナップもある。
サイズや好みで自由に選択可能としているのは強みだと思う。-
ログインしてコメントを書く
-
-
2021/12/24 22:53リセール価格を気にして買ったことありません。
自分の周りの人も、リセール価格を気にして短期間で車を買い替える人がいません。
この手の記事でリセール価格の話が必ず出るけど、何割の人がリセール価格を気にして車をかうのだろうか?
買える範囲の価格で、気に入った車(グレード)を買えばいいんじゃないの。-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース 2025.10.01
冒険って素晴らしい!三菱が未来のモビリティライフを提案 ジャパンモビリティショー2025
-
業界ニュース 2025.10.01
ホンダ 0シリーズに新たな動き!新型SUVプロトタイプ「モビショー」で世界初公開へ
-
業界ニュース 2025.10.01
“中古車×リメイク”で叶える理想の愛車!ガリバー発、新ブランド「リメイクカーズ」誕生
-
ニューモデル 2025.10.01
イタリアの情熱をゴールドで表現。「トナーレ」の限定モデルが日本初上陸
-
業界ニュース 2025.09.30
南海電鉄がSWANSのサングラスを正式採用 運転士の視認性と疲労軽減に期待…クルマ用にも使いたい!!
-
業界ニュース 2025.09.30
復活の”ワーゲンバス”!? 新「“3列7人乗り”高級ミニバン」登場! 全長5m級のロング仕様は広いだけじゃなく走りもスゴイ!? フォルクスワーゲン「IDバズ」の実力とは?
-
スポーツ 2025.09.30
中村仁が2026年からFIA F3にステップアップ。ハイテックTGRに加入へ
-
業界ニュース 2025.09.30
ライフスタイルに寄り添う新しいカタチ!! ボルボ EX30に「クロスカントリー」登場!!
-
業界ニュース 2025.09.30
ホンダ新型「SUV」公開へ! 窓だらけの「超開放感“インテリア”」&「アシモオーエス」採用! 新Hマークもイイ「0 SUV」JMS2025 に登場
-
スポーツ 2025.09.30
SHADE RACING、もてぎGTE合同テスト、スーパーGT第7戦オートポリスへの参戦見送りを発表
-
業界ニュース 2025.09.30
斬新「観音開きスライドドア」ミニバンがスゴイ! 全長4.6mボディに「量産初の凄いドア」דめちゃ広ッ”車内空間を採用! “日本上陸予定”のジーカーが展開する「MIX」中国モデルってどんなクルマ?
-
業界ニュース 2025.09.30
時の流れを時計全体で表現――レオナルド・ダ・ヴィンチの技法を取り入れたフランク・ミュラー新作の魅力とは
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2025.9.30
【幻想崩壊】補助金頼みでも売れないBEVが、なぜ今“高すぎ・使えない・価値が落ちる”の三拍子揃ったしくじり車種になったのか
-
コラム 2025.9.30
「コペン」現行モデルが2026年夏に生産終了へ。しかしダイハツの“意味深”な企画やコメントに…もしや“次期型”が期待できそうな理由とは?
-
コラム 2025.9.30
ホンダ「0シリーズ」の“新型SUV”も登場予定。秋の「JMS2025」でホンダが小型EVや日本向け「CR-V」など注目車種を多数お披露目へ
-
コラム 2025.9.30
サプライズあるか!? 「センチュリー」に「エルグランド」、BYDの軽自動車…「ジャパン・モビリティ・ショー25」の目玉モデルを大予想!
-
コラム 2025.9.30
“安さが売り”も失速する「WR-V」。低迷の理由はユーザーが“車両価格”を重視していないから?
-
コラム 2025.9.30
世界初公開された新型「iX3」にネットの反応は? 航続可能距離800kmに驚きの声も「奇抜すぎ」なデザインに賛否両論
-
コラム 2025.9.30
モデル末期なのに見た目もいい感じな「マツダ2」は、200以下で新車が、中古なら100前半から狙える大穴物件だ
-
〜ですでに予約受付中" width="200"> コラム 2025.9.30
「ヴェゼル」にスポーティグレード「RS」追加で販売テコ入れへ。価格は374万8800〜ですでに予約受付中
-
コラム 2025.9.29
「アクア」大変身で若返り成功? ハンマーヘッド採用で“おっさん臭さ”払拭。燃費おばけの超おしゃれカー爆誕
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
コメントの多い記事 2025.10.01更新
関連サービス
