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ダイハツ「ミラ イース」 燃費性能を重視したベーシックな軽自動車
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:ダイハツ工業 122
クルマ全体に燃費抑制の工夫が凝らされている
ダイハツ「ミラ イース」は主に「燃費性能」を追求した、手頃な価格帯に属する軽自動車。初代は2011年9月に登場し、現在は2017年5月に登場した2代目ミラ イースが新車として販売されています。
2代目ミラ イースは、初代が備えていた経済性に加えて、昨今の軽自動車ユーザーが重視する「こだわり・安心・品質」についても配慮。良好な燃費性能をキープしつつも動力性能や快適性を改善し、各グレードに運転支援システム「スマートアシストIII」も設定されています。
車体には軽量高剛性ボディを採用していますが、タイヤメーカーと共同開発した国内最軽量となる13インチタイヤの採用や、各部の軽量化などにより、車両全体では従来モデルより80kgの軽量化を実現。KF型という3気筒エンジンも機械的なロスの低減を追求し、クルマ全体として燃費抑制の工夫がなされています。
その結果、2WD車の燃費は国内トップクラスで、「JC08モード」というちょっと前まで主流だった計測方式で34.2~35.2km/L。「WLTCモード」という最新の厳しい計測方式(実際の使われ方により近い方式)でも、25.0km/Lという素晴らしい数字をマークしています。
エンジンは全グレード1種類のみ。直列3気筒660ccで最高出力が49ps、最大トルクは57Nmで、トランスミッションも全グレードCVTのみとなっています。
2代目ミラ イースは(サイズの割には)室内空間もまずまず広く、室内長と前後席間の距離は初代以上に拡大されています。またアクセルペダルやステアリングホイールの位置を見直すことで、自然なドライビングポジションが実現されている点も、2代目ミラ イースの特徴といえるでしょう。
そしてミラ イースはステレオカメラ&ソナー方式の運転支援システム「スマートアシストIII」を採用。初代に搭載されていた「スマートアシスト」と比べると、その性能は飛躍的に機能が向上しています。
衝突警報や自動緊急ブレーキが歩行者も検知するようになったほか、その作動速度域も大きく拡大。誤発進抑制制御機能は前進時だけでなく後進時にも作動するようになりました。さらに新機能として、車線逸脱警報とオートハイビームなども追加されています。
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