CARVIEW |
dev2.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/58b9fe5098030b2ef0b03d10a471f3cabb1abf23/
SHARE
将来は全EV化が予告される「ミニ」。現行型より次期型を待ったほうがいい?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:BMWジャパン 42
最後の内燃エンジンモデルは2025年に登場
丸目基調の可愛らしいフロントマスクにレトロなインテリア、そしてゴーカートフィーリングの刺激的な乗り味。どれをとっても個性満載で、ライフスタイルにこだわりを持つ層から絶大な支持を受けているMINIブランド。そんなMINIに今、大きな変化が訪れようとしている。
というのも、MINIブランドを傘下に収めるBMWは一昨年、「MINIは、2025年に最後の内燃エンジンモデルを導入し、それ以降はピュアEVモデルのみを発売する予定」とぶち上げたのだ。ここで、長年のファンが気になるのは「今のうちに現行モデルを買っておいた方がいいのか?」という点だろう。そこで今回は、MINI各モデルの次期型を予想しつつ、はたして現行型が「買い」なのか探ってみたい。
まず、MINIの国内における現行ラインナップをおさらいすると、基本となる3ドア/5ドアハッチバックのほか、オープンカーのコンバーチブル、ワゴンのクラブマン、SUVのクロスオーバー(海外名:カントリーマン)となる。
>>ミニ ハッチバックの公式画像(50枚)はこちら
>>ミニ コンバーチブルの公式画像(29枚)はこちら
>>ミニ クラブマンの公式画像(63枚)はこちら
>>ミニ クロスオーバーの公式画像(32枚)はこちら
3ドアハッチバックとクロスオーバーはエンジンも設定
このうち、最初に次期型へ代替わりしそうなのは3ドアハッチバックで、既にEV版プロトタイプによる走行テストのオフィシャルイメージが公開されている。そして、BMWは2023年にEV2種類を公開するとアナウンスしているから、おそらくそのひとつとして、近々3ドアハッチバックのEV版が登場することになろう。
ただし「EV版」と書いたとおり、3ドアハッチバックの次期型には内燃機関版も設定されるから、エンジン車を求める人にとっても安心だ。
>>ミニ ハッチバックってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ミニ ハッチバックの中古車情報はこちら
SUVのクロスオーバーについてもメーカーからEV版プロトタイプのティザーイメージが公開されており、BMWは2023年中の生産開始を発表済み。ということで先述の「本年公開されるEV2種類」のうち、もうひとつはクロスオーバーで間違いないだろう。
加えて、次期クロスオーバーも3ドアハッチバックと同様、内燃機関版が設定されることが確定している。ご時世的に、最も人気が出るのはこのクロスオーバーとなりそうだが、充電環境が整わないファミリー層もMINI難民になる可能性はひとまずなさそうだ。
>>ミニ クロスオーバーってどんなクルマ? 価格やスペックはこちら
>>ミニ クロスオーバーの中古車情報はこちら
コンバーチブルとクラブマンはEVのみになる?
ここからは、オフィシャル情報がないが、3ドアハッチバックがEV版と内燃機関版のどちらも販売される以上、それ程ボディに違いがない5ドアハッチについても双方が設定される可能性が高そうだ。3ドアと同じタイミングで情報が出てこないのは、より台数が出そうなクロスオーバーを先に開発したいというメーカーの意向と考えられる。なので2024年中には5ドアハッチバックもEV版と内燃機関版が登場することになるだろう。
>>ミニ ハッチバックのグレードごとの価格や詳細情報はこちら
内燃機関派にとって要注意なのは、コンバーチブルとクラブマンの先行き。なぜなら、販売のボリュームが多くない車型については、EV版と内燃機関版の双方を開発するのはコスト面で問題となりそうだからだ。
>>ミニ コンバーチブルってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ミニ コンバーチブルの中古車情報はこちら
>>ミニ クラブマンってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこち
>>ミニ クラブマンの中古車情報はこちら
このうち、コンバーチブルについては現行型のEV版が本年4月から欧州において999台限定で販売される。これを次期型のEV一本化に向けた観測気球と見るなら、内燃機関の存続は土俵際。そして、メーカー問わずオープンカー次第が数を減らしつつあることも鑑みると、残念ながら次期コンバーチブルはEVのみとなる可能性もありそうだ。

クラブマンは車種統合でなくなる可能性も
さらに、クラブマンについては、クロスオーバーとかなり需要が被るため、車型自体残るかどうかが懸念される。そもそも、オープンカー同様、ワゴンも世界的に退潮傾向。加えて、これまでMINIは「クーペ」、「ペースマン」といった少数派をモデルチェンジで廃止してきたので、クラブマンの次期型は危ういかもしれない。
>>ミニ クーペってどんなクルマ? 公式画像はこちら
>>ミニ ペースマンってどんなクルマ? 公式画像はこちら
最後に、ラインナップ全体について言えることだが、次期型MINIのアーキテクチャーは全てEV化を前提に内燃機関にも対応したものに切り替わるとすると、エンジンを積んだ場合に、MINIらしいキビキビした乗り味に弊害が出ないかどうか心配が残るところ。
よって、内燃機関のコンバーチブル、そして現行クラブマンのスタイルを支持する人は、現行型を買っておいて損はないだろう。
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2023/4/23 00:36クラブマンはもうなくなることが決定していてファイナルエディションまで発売されてるのに危ういってなんだよ
危ういんじゃなく、無くなるんだよ-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース 2025.10.01
愛知県と三重県を結ぶ「夜行列車」運転へ 所要時間は8時間超え 途中駅で長~い停車も
-
ニューモデル 2025.10.01
三菱ふそう『eキャンター』に搭載、次世代物流ソリューション「COBODI」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
-
業界ニュース 2025.10.01
ホンダ「“4人乗り”スポーツモデル」がスゴい! 高性能タイプ「R」も設定! めちゃパワフルな「2気筒エンジン」搭載した“悪路最強”モデル「タロン」米国仕様とは!
-
業界ニュース 2025.10.01
「エイみたいな飛行機作ったら最強じゃね…?」→どう実現? 「全翼機」実用化までの経緯…悲願達成まで半世紀超!?
-
業界ニュース 2025.10.01
トヨタ「“新”ランドクルーザー」発表に“問合せ殺到”! すでに「買いたくても買えない…」状態に? 新車930超えの「超・本格オフロード仕様」“ラリーレイド”登場に販売店でも話題に
-
ニューモデル 2025.10.01
「俺達のスーフォア!」「125の軽さ気になる」ヤングマシン人気記事ランキングTOP10【2025年9月版】
-
業界ニュース 2025.10.01
軽量×防水×多収納! エレコムから登場した通勤から旅行まで幅広いシーンで使える新バックパックシリーズ「エムエヌエル シティパック ライト」の実力とは
-
スポーツ 2025.10.01
ウイリアムズF1代表、今より2戦多い“年間26戦”を提案!? ただし条件付き「週末を2日間にすればね」
-
業界ニュース 2025.10.01
10/30【無料】Japan Mobility Showはどこを見る?業界人のための攻略ガイド&注目のコンセプトカー~電動化とSDVで注目各社のアプローチは?~
-
業界ニュース 2025.10.01
モーター+エンジンの単純計算じゃない! ハイブリッド車の「システム出力」ってなに?
-
業界ニュース 2025.10.01
主役の座にあと一歩届かず!! ブームの陰に散った悲運のモデルたち
-
モーターショー 2025.10.01
ホンダ、ジャパンモビリティショー2025で「ゼロシリーズ」のSUVモデルを世界初公開
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2025.10.01
あの日産「サニー」が生きていた! SUV全盛の“逆風”の中、中国で大ヒット「N7」とともに大幅進化。日本導入はあるのか?
-
コラム 2025.10.01
「クルマの魂はエンジン」。フェラーリの最新V8プラグインハイブリッド「849テスタロッサ」の名に込められた真意とは
-
コラム 2025.10.01
改良版「GRカローラ」の供給体制見直し&値上げナシに高評価…別モデル購入者からは「半年遅い!」の悲鳴
-
コラム 2025.10.01
【過去最高の初月受注達成】新型フォレスターはなぜ売れているのか? 爆発的な受注の裏にある5つの強みを解説
-
コラム 2025.10.01
トヨタの世界戦略車「フォーチュナー」の次期型を徹底予想。ハイラックスの兄弟モデルの次世代デザインとは?
-
コラム 2025.9.30
【幻想崩壊】補助金頼みでも売れないBEVが、なぜ今“高すぎ・使えない・価値が落ちる”の三拍子揃ったしくじり車種になったのか
-
コラム 2025.9.30
「コペン」現行モデルが2026年夏に生産終了へ。しかしダイハツの“意味深”な企画やコメントに…もしや“次期型”が期待できそうな理由とは?
-
コラム 2025.9.30
ホンダ「0シリーズ」の“新型SUV”も登場予定。秋の「JMS2025」でホンダが小型EVや日本向け「CR-V」など注目車種を多数お披露目へ
-
コラム 2025.9.30
サプライズあるか!? 「センチュリー」に「エルグランド」、BYDの軽自動車…「ジャパン・モビリティ・ショー25」の目玉モデルを大予想!
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
関連サービス
