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【2022新型】トヨタ「ノア」 幸せなのは2列目を超ロングスライドできる「7人乗り仕様」と上級グレード「Z」
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 113
税金変わらずでボディと室内のサイズが拡大&運転支援システムも大幅進化
トヨタ「ノア/ヴォクシー」は、2001年のデビュー以来3代にわたって売れまくっている5ナンバーサイズのミニバン。ノアとヴォクシーは「中身は同じだがデザインなどが異なる」という“兄弟車”の間柄です。
>>トヨタ ヴォクシーのおすすめグレードとユーザー評価を見てみる
そして2022年1月、そんな大人気モデルであるトヨタ ノア/ヴォクシーが4代目へのフルモデルチェンジを受けました。ここでは兄弟のうち「ノア」を中心に、その特徴や改良点、おすすめグレードなどについて考えてまいります。
さまざまな点で大きく生まれ変わった新型ノアですが、新型はまず「ボディと室内のサイズ」が拡大されています。
新型ノアのボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mm(2WD)。全長は従来型と同じですが、全幅が35mm広くなり、全高は70mm高くなっています。
トヨタの新しい設計思想「TNGA」に基づいて開発された「GA-Cプラットフォーム」というものを採用したことで、新型ノアの車幅はついに1700mmを超えて「3ナンバー車」になりました。しかし1年に一度払う自動車税はボディサイズではなく排気量で決まりますので、新型ノアが3ナンバーになったからといって、税金が特に高くなったわけではありません。
インテリアでは左右Cピラー間の距離を先代より75mm広げ、室内高も5mm上げて1405mmとすることで、今まで以上に開放感のある車内空間を実現しています。
シート配列は7人乗り仕様と8人乗り仕様の2タイプを用意。7人乗り仕様の2列目は独立2座の、いわゆるキャプテンシートです。これにはオットマン機構やシートヒーターといったオプション装備のほか、前後745mmのロングスライド機構が標準で備わります。そして8人乗り仕様車の2列目は、60:40分割でのチップアップ可能なベンチシートで、前後のスライド幅は705mmです。
3列目シートは従来型と同様の「左右はね上げ式」ですが、ロック機構が新開発されたことで、従来型では必要だった「ストラップを使っての固定作業」は不要になりました。
そのほか、パワースライドドア装着車にはドア下部からステップが展開・格納される「ユニバーサルステップ」が助手席側に設定され、キーを携帯していれば足先の操作だけでスライドドアを開閉できる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」など、ミニバンとしての使い勝手はかなり徹底的に追求されています。
新型ノアが搭載するパワーユニットは、最高出力170psの2L直4ガソリンエンジンと、1.8L直4エンジンをベースとする新世代ハイブリッドシステムの2種類。ハイブリッドは最高出力98psのエンジンと同95psのフロントモーターで駆動され、4WD車ではリアにも同41psのモーターが搭載されます。駆動用バッテリーは先代のニッケル水素電池からリチウムイオンバッテリーに進化。WLTCモード燃費はガソリン車が15.0~15.1km/Lで、ハイブリッド車は23.0~23.4km/Lです(FWDの場合)。
そして新型ノアは、従来型では若干プアだった運転支援システムも大幅に進化しました。
全体のシステムは、正直やや古かった「Toyota Safety Sense C」から最新の「Toyota Safety Sense」となり、センサーの検知範囲は2倍に。「プリクラッシュセーフティ」(いわゆる自動ブレーキ)は車両だけでなく昼夜の歩行者や自転車、昼間のオートバイが検知可能になり、従来型にはなかった全車速追従機能付きACCの「レーダークルーズコントロール」も全車に標準装備されました。
そしてレクサスNXで世界初採用となった「プロアクティブドライビングアシスト」(リスクを先読みしてステアリング/ブレーキ操作をサポートする装置)も全車標準装備です。
さらに新型ノアは、「トヨタ チームメイト」と名付けられた駐車・走行支援のオプション機能のなかに、「アドバンスト ドライブ」という“手放し運転”が可能なシステムを用意しました。
これは、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストが作動中の渋滞時(0~40km/h)に必要条件を満たすと、渋滞時の再発進や手放し運転などを自動で行ってくれるというもの。週末など、高速道路が大渋滞しているなかを走ることも多いはずのミニバンでは、あると絶対に便利な機能だといえます。
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