8月16日。土曜日。
お盆休み、一日だけ帰省。墓参りをし、元気いっぱいの姪と遊んだ。ご飯をたくさん食べ、エネルギーを充電して、夜、帰ってきた。
小学校一年生の女の子の感情の揺れ動きに、こちらも心を揺さぶられる。ゲームに負けて悔しがる。5月にはなかった庭の草花に自然の脅威を感じ、それがありきたりな雑草ではなく特別な何か(ちょうどそれが生えていたのが、昨年死んでしまった愛犬が眠る土の上だった)であることを願う。学校で真面目に過ごしていてえらいというエピソードを恥ずかしがって、言わないでと怒る。自分も小学生のころはそうだったのだろうか。感情むき出しだったのだろうか。それはそうか、今の自分がむしろ、社会上の制約を自らまとって我慢しているにすぎないのだ。自分の気持ちに正直に、まっすぐ成長してほしいと思った。