三井住友ファイナンス&リース(SMFL)のシンガポール支店は、ウイングアーク1stが提供する電子取引サービス「invoiceAgent 電子取引」を導入した。これにより、リース契約などの請求業務に関する帳票を電子化し、取引先に提供するサービスを開始している。ウイングアークが9月26日に発表した。
今回の取り組みは、SMFLが国内で展開している帳票電子化サービスを海外拠点に初めて導入する事例であり、ウイングアークにとっても、海外でinvoiceAgent 電子取引を提供する初のケースとなる。シンガポール支店への導入に当たっては、言語の違いやリモートでの導入支援の必要性など、幾つかの課題があったものの、国内での導入実績や両社のこれまでの協働体制を生かし、海外での初導入が実現した。
シンガポールでは、政府が国家戦略「スマートネイション構想(The Smart Nation vision)」を掲げ、さまざまな分野でデジタル化を推進している。SMFLは今回の導入を通じて、シンガポール支店の業務プロセスのデジタル化を進め、事務ガバナンスの強化や業務効率の向上を図るとともに、今後は他の海外拠点への展開も視野に入れ、グローバルな文書流通プラットフォームの構築を進めていく方針である。
invoiceAgent 電子取引は、従来紙で運用されていたリース契約に関する請求帳票を電子化し、Eメールで取引先に送付するサービス。SMFLは2021年6月に国内のリース契約を対象として同サービスを導入しており、ペーパーレス化による二酸化炭素(CO2)排出量の削減や、帳票の印刷・封入・発送業務の効率化を実現している。

