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新型ケイマン海外試乗 素かSか、MTかPDKか
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン
捩じり剛性はボクスターの2.35倍
ポルシェのニューモデルはいつだってクルマ好きに期待を抱かせるが、新しいケイマンはとりわけそうだ。なぜなら、そのベースとなる新型ボクスター、いわゆるタイプ981ボクスターの出来がすこぶるいいからだ。そこで、去年3月に南仏でボクスターに初乗りしてから11カ月後の2月、今度はポルトガルを舞台にニューケイマンを走らせてきた。
まずはそのエクステリアだが、先代よりぐっと存在感が強くて魅力的に見える。ややスクエアなヘッドライト周辺は981ボクスターの印象そのままだが、その下のエアインテークとウインカーの形状は独特で、顔つきに個性を与えている。サイドからリアに掛けてのウエストラインから下のデザインは、特徴的なエアインテークへの窪みを持つドア部分を含めて新型ボクスターに共通する。一方、その上に載るキャビン部分の造形は、ややノッチのあった先代と違ってテールゲートが直線的に下降するファストバックに変更されるなどして、先代より明らかにシャープにしてモダンな印象を与えるスタイルになった。
そのボディは981ボクスターと同じくスチールとアルミの混成構造を採用、それによって軽量化と剛性アップを同時に果たしている。まず軽量化に関していうと、車重は1310kgから1350kgの範囲にあって、モデルによっては先代比で最大30kg軽くなっている。
さらに凄いのが剛性のアップで、ホイールベースが60mm延長されているにもかかわらず、静的捩じり剛性は先代ケイマンより40%向上している。それを現行ボクスターと比べてみると、さらに衝撃的な数字になる。新型同士の捩じり剛性の数字は、ボクスターの17000Nm/度に対してケイマンは40000Nm/度。クローズドボディの方がオープンボディより剛性に関して有利なのは常識だが、それにしてもボクスターの2.35倍は凄い!
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