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ジープ70th記念モデル、限定155台で発売
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:クライスラージャパン
第二の聖地で70周年を祝う
「違うよ、だからジープはブランドの名前なんだってば」「う~んと、要するにアメリカのジープってこと?」「アメリカの?」……ジープについてはいまだ誤解がつきまとう。ジープをクルマのカタチと捉えている人は多く、つい最近も冒頭のような会話を交わした。90年代までジープのノックダウン生産ともいえる「三菱ジープ」があったからだろうか。そういえば、その昔は「トヨタ・ジープ」なんてのもあったっけ。
そんな話をするのは、つい先日『ジープ・70周年記念モデル』の国際試乗会に参加したから。1941年のMA型から始まるその歴史も、今年の7月23日で古希(70歳ってことね)を迎える。面白かったのは、クルマもそうだがイベントが開催された場所だ。選ばれたのはユタ州の奥地モアブ。日本からは飛行機3本を乗り継いでコロラド州のグランドジャンクションというエアポートまで行き、そこから2時間弱クルマを走らせることになる。
ではなぜ、モアブなのか。ここはルビコントレイルに次ぐジープの足回りをテストする重要な拠点でもある。国立公園にはおよそ50カ所のオフロードトレイルが潜んでいて、そのどれもが大自然と共存するナチュラルなコースを形成している。赤土のサンドセクションや表面のツルッとしたロックセクションなど、じつに様々な環境を備えているのだ。
よって、ジープの開発陣はここでサスペンションストロークの伸び縮みや前後のアングルなどのテストを繰り返す。グラチェロのフロントバンパーが取り外し可能なのも、こういったテストから生まれたアイデアかもしれない。
また、この地では"モアブ・イースター・ジープサファリ"といったオフロードファンを集めたイベントも行っている。その意味では、ジープにとってルビコントレイルに次ぐ第二の聖地。アメリカ先住民族の壁画が多く残るここは、まさにサンクチュアリなのだ。
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