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日産デザイン革命児 新型キューブをベタ誉め
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
2代目が起こしたデザイン革命のその後
ここ数年、小沢が考える“日本が世界に誇れる”クルマは3台あって、それはトヨタ・プリウスと日産GT-Rと2代目日産キューブだ。スズキ・ワゴンRとダイハツ・タントも面白いが、ちょっとガラパゴス化し過ぎている商品なので外すとして、この3台は明らかに世界初のことをやってのけたと思う。プリウスは言わずと知れた世界最良のハイブリッドシステムで、GT-Rは全方位的速さ、キューブはカーデザイン革命だ。
中でも知られてないのが2代目キューブの偉大さ。日産が自社デザインに自信が無かったのか、左ハンドル仕様を作るのが難しかったのか、残念ながら海外進出はしなかったが実に画期的な進化を遂げていた。それはカーデザインの家具&日用品化だ。
昔から言われてるようにクルマは一部「住む」要素を備えていて、特に日本車はそっち方面に長けている。先進国にあっておそらく平均スピードは一番低く、しかも渋滞率が高いがゆえに、クルマのスペース効率化とエンターテイメント化は異様に進み、モニターのサイズは拡大する一方でカーナビは驚くべき進化を遂げた。と同時にデザインも独特の進化を果たしたのだ。
そもそもは80年代のレトロカーブームに端を発していると思うが、その進化の頂点であり、最高到達点が2代目キューブだと思う。研ぎ澄まされた上品な箱の様なエクステリアもさることながら、インテリアは圧倒的で、自動車の常識を無視したような無機質でフラットなインパネやイタリア系のオシャレ家具のようなシートはまさにぶっちぎり。
それまでも家具調シートはあったが、2代目のように本当にリビングに置いてもいい! と思う自動車用シートはなかったし、ベッドサイドで鳴らしてもイヤでないデザインのカーオーディオもなかった。だが、キューブは02年の時点で既にそのレベルに達していたのだ。ある意味、古典様式のビルが建ち並ぶ街にあって、初めてコンクリート打ちっ放しのビルを建てたような革新性だ。
この“クルマであってクルマでない”感覚は、いまさらフィアット500を作って喜んでるイタリアや、98年にニュービートルを出したドイツでは100年たっても追いつけないもので、なぜなら逆に言うと2代目キューブは我が国が“クルマを走らせない国”である上“住宅環境が悪い”からこそ作り得たデザインなのだ。そして奇しくもそれは時代を先取りしていた。
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