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アウディA6 ビッグMC!新ユニット3.0TFSI搭載
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
中身の変化は著しい
経済環境の急速な悪化によって自動車販売に急ブレーキがかかる中、目立っているのがアウディの勢いだ。昨年の登録台数は前年比5.4%プラスの1万6040台。ライバル達が2割、3割という大幅な下落を記録している中で、唯一気を吐いてみせたのである。
その原動力となったのが新型A4、そしてA3の投入であることは疑う余地がない。しかし、ますます冷え込むマーケットにて今後もアウディが存在感を示していくためには、やはりA6以上のモデルが重要なカギを握っていると言っていいはずだ。プレミアムブランドの新たな勢力として確固たる地位を築くために。ヨーロッパでの発表からタイムラグほとんど無しの新型A6の日本投入は、その気合いの表れに違いない。
とは言え、ヨーロッパではメルセデス・ベンツEクラス、BMW5シリーズを凌ぐ人気を誇るA6だけに、その変化は劇的なものではない。着実な進化によるバリューの向上こそが注目のポイントと言える。
外観で目をひくのは流行のLEDを多用した前後のランプ類だ。フロントはヘッドランプユニット内にLEDポジショニングランプが新たに備わり、セダンではテールランプのデザイン自体が一新されている。サイドやリアへのクロームパーツの採用などを含めて、外観は全体に従来よりきらびやかな印象を強めることとなった。
インテリアにはほとんど変化は無い。トピックと言えば、シートが新形状となり、むち打ち防止ヘッドレストが備わったのと、新しい内装色の採用、外装同様のクロームパーツの追加といった辺りだが、そもそも圧倒的なクオリティを自慢としているA6だけに、変える必要が無かったということなのだろう。
しかし、一方で中身の進化は著しい。エンジンラインナップはダウンサイジングをコンセプトに一新され、サスペンションやフルタイム4WDシステム=クワトロにも改良が加えられた。また、最先端の安全装備もいくつも投入されている。
次のページからは、その変化の度合いについて詳しく紹介していこう。
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