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新型カイエン プロトタイプ最終テストで明らかに増したスポーティネスを確認
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
約440万kmにも及ぶ走行テスト
8月29日にシュトゥットガルトでついに発表となった新型ポルシェ・カイエン。2002年の初代デビューから早くも15年が経ち、今回登場したのは3代目となる。その間、カイエンはポルシェ初のSUVとして世界中で人気を博し、これまでに76万台が販売される成功作となった。2代目のモデル末期であった2016年にも全販売台数の3割近くを占め、もはやポルシェにとってカイエンは、最も重要なモデルのひとつなのである。
それだけに失敗は許されない。3代目の開発にあたり、ポルシェは大成功を収めた過去2世代の流れを継承したモデルを目指した。具体的には「さらなるスポーティネスの追求」だ。今回は7月18~19日にスペイン・バルセロナで新型のプロトタイプに試乗し、その出来映えを確認することができた。
「E3」という社内開発コードを持つ新型カイエンは、2014年に開発を開始して以来、世界中で約440万kmにも及ぶ走行テストを重ねてきた。時には灼熱のデスバレー、時には極寒の北極圏を走り、完璧なクオリティを追求してきたのである。今回、最後のファインチューニングを行うために開発チームがやって来た真夏のバルセロナは40度を超える日も珍しくなく、しかもヨーロッパ有数の大都会ということもあり、最終テストにはうってつけの環境である。
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