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2017年にウィメンズブランドとしてスタートした「スエサダ(SUÉSADA)」。セクシーさと色気、それを引き立てる男性性。スエサダのコレクションの魅力は、大胆な肌見せに抵抗がある日本の女性でも着やすいヘルシーな色気の提案。女性らしさと男性らしさを併せ持つデザインは、男女性別問わず支持されている。
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SUÉSADAのコレクション

1987年兵庫県生まれ。2010年に京都精華大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科、2012年にパリのアンテルナショナル・ドゥ・クープ・ドゥ・パリ(AICP)を卒業。その後はパリの「アンソニー ヴァカレロ(ANTHONY VACCARELLO)」「マルク ル ビアン(Marc Le Bihan)」などで経験を積み、帰国後に国内アパレルメーカーで企画・生産などを担当。2017-18年秋冬に自身のブランド「スエサダ(SUÉSADA)」をスタートした。ブランドコンセプトには「色気のデザイン」を掲げている。

目次
- BRAND CONCEPT -
ブランドコンセプトは「色気のデザイン」
「アカデミー・アンテルナショナル・ドゥ・クープ・ドゥ・パリ(Academie interntional de coup de paris)」でファッションを学び、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)のもとで修業を積んだ末定亮佑(スエサダ リョウスケ)が手掛ける「スエサダ(SUÉSADA)」。
ヨーロッパの女性たちの上品で強さのあるセクシーな装いに衝撃を受けた末定は、あえて体を強調しないことで連想させる日本的な"色気"を模索し、洋服に落とし込んでいる。「日本ではボディコンシャスな表現に抵抗のある人もいるが、色気を連想させるようなものを身につけることでも、セクシーなファッションを楽しむことはできるのでは」とデザイナーは語る。
- CHARACTERISTIC ITEM -
「スエサダ」を代表するアイテムは、定番シャツ
ブランドの象徴となっている定番シャツ。動きによって身体のラインが見えるよう、柔らかな生地とメンズのゆったりとしたシルエットで作られており、ラフにもエレガントにも映える優れもの。
アクセントとなる銅色ボタンはオリジナルで製作されており、温もりと柔らかな印象、そしてシャツに存在感を与えている。「銅色は、金、銀と比べるとピンクの要素が強く、控えめで上品なカラーです。ブランドのシルエットはマニッシュでゆったりとしたものも多く、それらに合わせた時、銅色が最も相性の良いカラーだと思っています」とデザイナーは語る。女性はもちろん、軽やかな装いを求める男性にも人気が高く、素材違いで数枚持っている人も珍しくない。繊細さとタフさを兼ね合わせたこのシャツは、ブランドを知る上でまず出会いたい1着だ。




SUÉSADA 定番シャツ
Image by: FASHIONSNAP.COM
- DETAIL -
ブランドを代表するディテールは、下着のパーツを模した真鍮製の金具
スエサダのデザインの中で印象的なのが、下着に使用されるストラップやホックを模した真鍮製のパーツだ。アンソニー・ヴァカレロの元で働いていた頃に、デザイナーが"性"に対して、服を通じてアプローチしていたことに強く影響を受けているという。また、付属品を効果的に使い、服をより魅力的なものへと仕上げていく過程をパリで経験し、自身のブランドにもその精神性を受け継いでいる。「セクシャルなイメージのあるモチーフを、見えて恥ずかしいものにしたくない」と話す末定の言葉通り、ブランドを象徴するデザインとして見事に昇華されている。

下着のストラップを模した真鍮製のパーツ
Image by: FASHIONSNAP

下着のホックを模した真鍮製のパーツ
Image by: FASHIONSNAP
- WHO TO WEAR -
「性に対して、知的で文化的な解釈ができる人」に着てほしい
末定は「性に対して、知的で文化的な解釈ができる人」と話す。繊細さの中に遊び心を感じるスエサダの服は、時代の流れに影響を受けることなく、自分らしさを表現する服として、いつまでも楽しめる一着となるだろう。

2020年春夏コレクション
Image by: SUÉSADA
-PERSON-
ブランドと関係の深い人物は、カトレヤトウキョウの塩内浩二
デザイナーは関係の深い人物として、カトレヤトウキョウ(CATTLEYA TOKYO)の塩内浩二を挙げている。塩内は、京都精華大学の同級生であり、スエサダのルックビジュアルのディレクションをファーストルックからすべて務めている。「お互いの好き嫌いが分かっているからこそ、感覚的な表現で阿吽の呼吸が取れる貴重な友人です」とデザイナーは話す。
-HISTORY-
上海での展示会がブランドの重要歴史
ブランドは、2019年春夏コレクションで初参加した上海の展示会「シントーキョー(Xin Tokyo)」をブランドの重要歴として挙げている。アンソニー・ヴァカレロのもとにいたこともあり海外の展示会は経験していたが、自分のブランドで海外に進出したことは素直に嬉しかったと振り返る。「中国は経済的な成長を背景とした、新しいものに対する憧れや好奇心が非常に強いと感じました」とデザイナーが話すように、シントーキョーに参加することで海外の販路も着実に増えてきたという。海外進出で実力を増すスエサダの、更なる活躍に期待が高まる。
主要年表
【2022年】
10年ほど前に訪れたパリの蚤の市で見た服や景色、記憶を辿りながらデザインしたという2022年秋冬コレクションを発表。
【2021年】
2021年秋冬コレクションを発表。また、ファッションECサイト「シーナウトウキョウ(SEENOWTOKYO)」が創刊した日本初の「無料のコレクション雑誌」に特別寄稿する。
【2020年】
尾州産地の生地を用いたブランド「BISHOOL」でコラボシャツを発売したことがきっかけとなり、メンズサイズの展開にも注力していく。
【2019年】
2020年春夏コレクションでは、マリンスタイルを思わせるディテールを盛り込みながら、新たなスタイルを提案。
【2018年】
2019年春夏コレクションより上海の展示会「シントーキョー」に参加し、海外販路を広げていく。
【2017年】
「スエサダ」を立ち上げる。2017年秋冬にファーストコレクションを発表。
【2014年】
日本に帰国した後、国内の婦人アパレルメーカーで企画・生産管理を担当する。
【2012年】
仏アカデミー・アンテルナショナル・ド・クープ・ド・パリに通いながら、 「アンソニー・ヴァカレロ」で修行を積む。
-RECOMMEND SHOP-
おすすめの店舗は名古屋のセレクトショップ「ディア ジョゼ」
ブランドの主要な取り扱い店舗でもある名古屋のセレクトショップ「ディア ジョゼ(Dear Joze.)」。 毎シーズン店頭で受注会を開催しており、ショップスタッフによるルックとは違ったスタイリング、ロケーションで撮影も行なっている。

Dear Joze. が撮影したSUÉSADA 2021年秋冬コレクション
Image by: Dear Joze.
- SHOP -
取り扱い店舗
取り扱い店舗一覧(2022年6月20日時点)
<STOCKISTS>
MULTIPL studio. 札幌市中央区大通西6丁目6-10 ミナミ石油ビル4階
R for D 東京都目黒区駒場1-4-5 日興パレス駒場 B1F 03-6407-9320
MENEW 東京都世田谷区代沢2丁目29-9 03-6432-6079
Dear Joze.(pre-order) 愛知県名古屋市中区千代田3丁目27−14 052-684-7269
ROOM211 兵庫県神戸市中央区栄町3-1-7 栄町ビル 078-331-5622
Tanagocolotus 兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目1−3 謙昌ビル403号. 07-8381-7083
<ONLINE STORE>
SEE NOW TOKYO
LEON EC-store
最終更新日:
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