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展示会の様子
Image by: FASHIONSNAP
「エイトン(ATON)」を手掛ける久﨑康晴による新ライフスタイルブランド「エシャペ(Échapper)」がデビューした。運営会社はエイトンと同様、オンワード樫山。ファーストコレクションのアイテムは公式オンラインストアやエイトン青山店で取り扱っている。
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エシャペは、久﨑が「家や空間が、快適にくつろぐことができる場所であって欲しい」という思いからプロジェクトを構想。約4年の年月を費やして眠りや入浴、くつろぎの質を高める天然素材のアイテムを開発した。環境にも配慮したものづくりを追求し、天然素材の中でも環境への負荷が少ないというブラウンコットンやリネンを使用しているほか、植物由来の染色を施したアイテムを展開している。久﨑は「生産工場や職人、丁寧な作りを大切にするものづくりへの姿勢はエイトンと同じ」とするが、毎日使用することを想定し、耐久性のテストはより厳しく行っているという。
ファーストコレクションでは、タオルをメインに展開する「バスルーム」、ルームウェアなどを用意する「パーソナル」、寝具が中心に揃う「ベッドルーム」の3カテゴリーをラインナップしている。バスルームカテゴリーのリネンタオル(6000〜3万3000)は、パイル地のタオルの毛羽立ちを抑え、高密度に織ったコシのある独特な質感が特徴。他の繊維に比べ、吸水性や速乾性、耐久性に優れた素材を採用している。ブラウンコットンのタオル(3500〜2万1000)には染色を施さず、綿花そのものが持つ色合いを活かした。草木染めを施したタオル(8000〜3万9000)は3色を展開。ブラウンは黒松、グリーンは熊笹、ネイビーは榊でそれぞれ染色した。3色のタオルのみ、染め直しのサービスを受け付ける。
パーソナルでは、シルクのような肌触りのオーガニックコットンで製作したシャツパジャマ(4万2000)や極薄のTシャツ(1万4000)、ボクサーブリーフ(6000)、ローブ(4万9000)を発売。いずれもブラウン、グリーン、ネイビーの3色展開で、タオルと同様に草木染めを施した。ローブのみ、リネンとリネンを黒松で染めたブラウンの2色展開となっている。
ベッドルームのカテゴリーでは、リネンのシーツ(3万1000〜5万4000)や布団カバー(6万5500〜9万2000)、ピローケース(1万1500〜1万4000)、ブラウンコットンのブランケット(2万6500〜4万5000)を用意。今後は染色していないアルパカやカシミヤのブランケットの販売も予定している。

包装では風呂敷からヒントを得て、過剰包装やビニールに代わりリネンの布と紐を用いて個包装する。布は台所布巾やランチョンマットなどに再利用しやすいデザインに仕上げた。エシャペで行っている環境に配慮したものづくりは、エイトンでも数年かけて取り組んでいく。今後は年に1回新作を追加していく予定で、実店舗の出店やポップアップの開催なども視野に入れている。

包装に使用している布
最終更新日:
■エシャペ:公式サイト

展示会の様子
Image by: FASHIONSNAP













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