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トヨタ ランドクルーザー250 専門家レビュー・評価一覧
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-
520.0 〜 785.0
-
- 中古車本体価格
-
635.4 〜 1280.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2025.5.29
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- 高級路線一直線だったランドクルーザーシリーズの原点回帰を図り、誕生した250。遊び心あるスタイルは、見る者の心を惹き付け、ワクワクさせる魅力にあふれている。従来型のプラドと比べると、コンサバ化したともいえるが、それをポジティブな方向に捉え、よりクロカンとしての本質を強調させることに成功した。そして、その中身は、ランクル300譲りの本格派である。今、アウトドア好きなパパ層の心を最も刺激する1台だろう。
- 満足している点
- 従来型となる固定化していたプラドのイメージを打ち破り、新たなキャラクターを誕生させたところ。スクエアな新デザインは、親しみやすいだけでなく、ボディ感覚を掴みやすい機能的なものであることも素晴らしい。そして、バンパーやサイドモールなど、悪路走行で傷つきやすい箇所を部分的に交換できるメンテナンス性の良さもうれしいところ。そして、クロカンとしての本質をより極めたところを評価したい。
- 不満な点
- 多くの人は日常使いであるため、ガソリン車の需要も多いはず。だからこそ、もう少しパワフルなエンジンの設定が欲しい。カッコは良いが、スクエアなドアミラーは、夜間などに見にくいと感じることがあった。
- デザイン
- 兄貴分ランドクルーザー300との差別化に成功したデザインは、まさにユーザーの冒険心をくすぐるギアらしさにあふれたもの。そして、表情豊かなデザインからは、単なるクルマとは思わせない強いキャラクター性もあることが、多くの人の心を捉えるのだろう。インテリアも直線的だが、単調なものではない。細部まで形状にこだわっており、機能性を含めて完成度は高い。内外共に、ユーザーをワクワクさせるデザインは、見事の一言だ。個人的には、日本では成功しなかったが、楽しさあふれるSUVであったFJクルーザーの復活ともいえる存在であることもうれしく思う。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 2
- 価格
- 3
2025.1.30
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- 実質的にはプラドの後継モデルであり、14年ぶりのフルモデルチェンジで一新されても、ランクルならではの信頼性や耐久性、悪路走破能力の高さをアピールするのはこれまでどおり。本格派のオフロードモデルとしては魅力的な存在だが、パワーユニットについてはガソリン&ディーゼルとも経済性はもうひとつ。とくに最新ハイブリッドモデルの燃費のよさを知っていると物足りなさを感じてしまうのではなかろうか。
- 満足している点
- プラットフォームは300系と共通のラダーフレームが用いられているが、300系とは差別化されたスタイリングは逞しく、スッキリとした仕上がり。最上級グレードのZXには路面状況に応じて選択できるマルチテレインセレクトや電動リヤデフロックが標準。悪路走行を楽しむユーザーにとっては心強い存在だ。
- 不満な点
- 見た目には300系よりも小さく見える250だが、実際は300系に迫るほどの大きさだ。慣れてしまえば比較的運転しやすいモデルなのだが、細い路地や狭い駐車スペースでは大きさを意識させられる。それとガソリン車の燃費が物足りない。ハイブリット化も含め、パワーユニットの刷新が必要ではなかろうか。
- デザイン
- ランドクルーザー300とは差別化したデザインで、高級感は控えめながらいかにもオフロードが似合う逞しさを印象づける仕上がり。前後フェンダーの張り出しが大きく、全幅は2mに迫るほど。角型ヘッドライト採用のフロントマスクは端正な仕上がりだが、VXグレードに限定して丸型バイビームLEDヘッドランプを選択することが可能。ディーラーオプションで用意されているため、後付けにも対応できそうだ。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 2
- 価格
- 2
2024.11.27
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- この250の登場によりランドクルーザー3兄弟が出そろったわけだが、ポジション的にどうしても「プラドの後継」というイメージを持ってしまう人も多いだろう。ただ、ネーミングが変更されたことからも、プラドの後継ではなく新たなランドクルーザーの1モデルと考えるべき。そう考えると300と肉薄する価格帯や、よりキャラが立ったデザインと乗り味にも納得がいくはずだ。
- 満足している点
- よりオフロード色が明確になったデザインが現しているように、300と比べてもキャラクター分けが明確になったのが嬉しいポイント。エクステリア&インテリアのデザイン、乗り味など全体的にワイルドになった印象だ。快適性ではなく、本格的なクロカンらしさを求めるのであれば300ではなく250の方がオススメだ。
- 不満な点
- 全体的にパワーユニットがやや古く感じる点が不満と言える(特にガソリンエンジン)。耐久性という強みはあるが、一般ユーザーが恩恵を感じられるシーンは少なそうだ。海外仕様ではハイブリッドも用意されているため、価格帯が300と肉薄していることを考えると、日本でもハイブリッドを導入してもいいのではないかとオンロードでの試乗では感じてしまう。
- デザイン
- 角が目立ったデザインは本格クロカンとしてのトレンドを押さえている。だが、実質的な先代モデルとなるプラドと比べてもオフロードでの走行性能を意識したものとなっていて、プラドよりも良い意味でシンプルに仕上がっている。本格クロカンとして正当なデザイン変更を受けつつ、近年の流行に乗ったデザインとなっているので、満点と言えるだろう。
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- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.10.27
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- 2024年8月、新たに発売されたランドクルーザーの中核モデル。300シリーズと基本骨格を共通としながらも、「生活実用」としての位置付けであるとトヨタは公言。70シリーズと合わせて現代のランドクルーザーは3モデルで構成される。GA-Fプラットフォーム、電動パワーステアリング、SDMを搭載して操作性能も向上させた。
- 満足している点
- 長らくランドクルーザーはオフローダーで人気の車種であり世界中にファンを持つ。その中核モデルとなる250は、300シリーズが持つ高い悪路走行性能を踏襲しつつ、よりライトな感覚で運転することができる。ここが大きなポイントだ。必要な先進安全技術をふんだんに採り入れながら、豪華になりすぎない、気兼ねなく悪路を突き進んでいける道具感がある。
- 不満な点
- 日本で運転するにはやはりボディサイズが大きい。取り回しそのものは悪くなく運転席からの見切りも十分に良いのだが、絶対的な寸法が大きいため運転が得意でないドライバーからすればそこがネックになってしまう。また、盗難車としても名前が挙がることが多く、自宅や出先での駐車の際には盗難防止策を考慮しなければならない。
- デザイン
- 300シリーズほど押し出しが強くなく、かといって70シリーズのように無骨過ぎない。都市部からアウトドアシーンまでうまくマッチングするデザインだ。300シリーズとさほど実寸は変わらないボディだが、見た目はずいぶんと引き締まって見える。丸目型Bi-Beam LEDヘッドランプ(純正用品にあり)になると独特の雰囲気が出る点も250の特徴だ。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2024.9.25
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- まず言わせてください。メカとか悪路走破性とかの前に、デザインにハートを撃ち抜かれました。見た目が気に入ったら、それだけで買っていいんじゃないかと。“うんちく”はその後かな……と思えるほど、ルックスで選びたくなるクルマですよね。ちなみに250の読み方は「ニーゴーマル」(ランクル300だと「サンビャク」)。トヨタは公式には「プラドの後継ではなく原点回帰」と言いますが、流れ的には「後継」であり、海外マーケットの一部ではそのまま「プラド」を名乗っています。
- 満足している点
- 見た目です見た目。「プラド」時代の高級テイストとは180度シフトした、シンプルかつ無骨な道具感がたまりません。悪路走破性の高さなんかは、言うまでもないですよね。
- 不満な点
- いろんな意見があるとは思いますが、プラド時代に比べて車体が大きくなったことや価格が高くなったことはどう消化すべきか。ちょっと悩ましいですね。
- デザイン
- 「ランクル300」とは全く方向性の違うタフギア感に満ちあふれたデザイン。そこが実にいい。とはいえ「ランクル70」のようにクラシックでもなく、レトロとモダンの絶妙なバランスがいいですよね。ヘッドライトは“四角”と“丸”の2タイプがありますが、選ぶなら断然後者だと思っています。
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- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 2
- 価格
- 4
2024.6.29
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- 事実上の前身であるランドクルーザープラドは、デザインや機能装備の面で「廉価版ランドクルーザー」という印象が拭えなかったが、ランドクルーザー250は独自の立ち位置を築いたことで、そうした印象は完全に払拭された。それにより、ボディサイズが大きくなったり、価格も上昇したりといった弊害も見られるが、そうしたネガティブ・ポイントを差し引いてもお釣りが来るくらいの仕上がりとなっている。中でも所有欲を満たせるモデルとなったというのが、やはりランドクルーザー250の大きな特徴と言えるだろう。
- 満足している点
- ランドクルーザーシリーズのなかでの立ち位置がはっきりしたことで、積極的に選びたいモデルへと生まれ変わった。ランドクルーザー250のユーザーが、ランドクルーザー300に対してコンプレックスを抱くことはないだろう。クルマとしての基本性能や機能装備が向上したことはもちろんだが、所有していることを誇らしく思えるモデルとなったことが、ランドクルーザー250の最大の魅力であると思う。
- 不満な点
- ランドクルーザー250というモデルそのものの問題ではないかもしれないが、「ランドクルーザー」というブランドがあまりにも付加価値を持ってしまったことで、入手難易度が格段に上がるなどの弊害が起きてしまっている。また、そうしたイメージから、ランドクルーザー250に対しても過度な期待を抱くユーザーも多いかもしれない。もちろん、ランドクルーザー250は優れたモデルではあるが、いわゆるプレミアムブランドのモデルではないため、高級感や快適性を過剰に求めるべきではない。ランドクルーザー250というモデルとユーザーの間に、そうしたミスマッチが起こってしまっているのは少々残念だ。
- デザイン
- ランドクルーザー300がフラッグシップモデルである以上、それと似たデザインにしてしまうとどうしても「廉価版」のイメージが拭えなくなってしまう。好みの問題はあるとしても、そういった意味でランドクルーザー300とは完全に異なるコンセプトを持ったデザインとしたことは評価したい。また、ランドクルーザー300とほとんど変わらないその大柄なボディも、存在感のあるデザインの実現に大きく貢献している。一方、インテリアのデザインについては比較的無難なものと言った印象だ。チープさは感じないものの、プレミアムブランドモデルのような高級感や「遊びゴコロ」は期待しないほうがよいかもしれない。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2024.5.29
- 年式
- 2024年4月〜モデル
- 総評
- 高い悪路走破性をベースに快適性も備え、世界中のあらゆる地域での生活を支えるという、ランドクルーザーのど真ん中に位置するモデルとして原点回帰した250シリーズ。豪華さや上質感こそ300シリーズに譲るものの、オンロードでの扱いやすさ、オフロードでの安心感を確保しつつ、キビキビと軽快な操縦性で楽しささえ感じさせてくれます。本来あるべきランクルの姿という意味が、しっかり実感できるモデルです。
- 満足している点
- ペダルから足を離した状態での極低速走行をさまざまな路面で可能とするクロールコントロールが進化して搭載されています。ダイヤルで1〜5km/hまで速度を設定でき、急坂を下るのはもちろん、難しいアクセルワークを必要とするガレ場の登りでも威力を発揮。挙動もなめらかで、ステアリング操作に集中できるため、緊張感がやわらいでラクに走破することができました。
- 不満な点
- 3列シートのSUVはほとんどがそうなるので、250シリーズだけがダメなわけではないですが、3列目シートを使用しているとラゲッジの奥行きが狭く、大きな荷物は積みにくい状態です。ただ3列目シートは5:5分割でフロア格納でき、スイッチで電動操作ができるのはとても便利です。
- デザイン
- ファーストエディションに限定で登場した丸目ヘッドライトのフロントマスクが個人的には好きですが、角目のデザインも先進的で適度なゴツさがあり、新世代のランクルらしいと思います。インテリアは、300シリーズと比べてしまうと豪華さでは負けますが、十分に上質感があってシックな大人っぽい雰囲気にまとまっています。
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