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- 取り回しがしやすく、機械式立体駐車場の利用も可能
スズキ フロンクス 「取り回しがしやすく、機械式立体駐車場の利用も可能」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
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- 価格
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取り回しがしやすく、機械式立体駐車場の利用も可能
2024.7.28
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- フロンクスはインドから輸入されるクロスオーバーSUV。日本市場も見据えて開発されたエクステリアはスタイリッシュに仕立てられ、ボクシーなデザインが多いコンパクトSUVの中でも存在感がある。大人4人乗車も可能な室内空間を有し、ラゲッジルームも実用的なスペースを確保。先進安全運転支援システムをはじめとする装備内容も悪くない。現時点で価格は発表されていないが、価格によっては大ヒットの可能性も……。
- 満足している点
- ボディサイズがコンパクト(全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm)で取り回し性はとてもいい。さらに4.8mの最小回転半径はスイフト、ソリオと同レベル。全高は機械式立体駐車場にも対応しているので、都市部のマンションでも問題なしだ。
- 不満な点
- 内装はブラックとボルドーのツートーンカラーを採用するが、季節によっては暑苦しく感じることもありそう。明るめのカラーを増やしたり、ブラックとホワイトのツートーンなど、カジュアルなカラーがあってもいい。
- デザイン
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4
- 4m未満の全長でありながら4ドアクーペとしてのフォルムに破綻がない。インテリアの仕上がりもこのクラスとしては十分なもの。メーター配置やスイッチ類のレイアウトはオーソドックスだが、それだけに馴染みやすいものでもある。助手席側の金属調加飾もいいアクセントになっている。
- 走行性能
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4
- 今回試乗したのはプロトタイプで、クローズドコースでの試乗である。搭載されるエンジンはマイルドハイブリッドを備えた1.5リッターで6速ATの組み合わせ。スペックからもおわかりのとおり刺激的な速さはないものの、エンジンの吹き上がりがよく、実用域で扱いやすい仕上がりだ。操縦性もよく、FF、4WDともワインディングでは安定感のある走りが確かめられる。
- 乗り心地
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4
- 足まわりは日本の路面に合わせたチューニングを施している。乗り心地は4WDのほうが落ち着きがあり、ボディの重さや重量配分が効いているように思えた。FFはより軽快な印象だ。静粛性はFFのほうが良好に感じられたが、あくまでもプロトタイプ&クローズドコースでの試乗なので、機会があれば市販車&公道での試乗もお届けしたいと思う。
- 積載性
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4
- リヤゲート開口部に対してフロアが低い。フロアボードは上下2段にセットが可能で、高い位置にセットすると6:4の分割可倒式の後席シートバックを倒した際にフラットなフロアが得られる。フロア下には発泡スチロール製のアンダーボックスもあり、収納性はなかなかいい。容量は308Lを確保している。
- 燃費
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- WLTCモード燃費は現時点(2024年7月)では未公表。同じ1.5リットルのジムニーシエラよりもボディは若干重い(4WD同士での比較)が、経済性はこちらのほうがすぐれていると思われる。使用燃料はもちろんレギュラーガソリンだ。
- 価格
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- 現時点(2024年7月)での価格は未公表。おそらくトヨタヤリスクロスのガソリン車、ホンダWR-Vといったライバルと競合する200〜250の範囲で設定されるのではないか。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 新車価格(税込)
-
254.1 〜 273.9
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- 中古車本体価格
-
229.9 〜 347.0
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