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マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド 「50,000kmまで乗った感想」のユーザーレビュー
すつーか@BPEさん
マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド
グレード:X バーガンディーセレクション(AT_2.0) 2019年式
乗車形式:過去所有
- 評価
-
3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 2
- 燃費
- 4
- デザイン
- 5
- 積載性
- 3
- 価格
- 3
50,000kmまで乗った感想
2025.7.2
- 総評
- スカイアクティブXは所有してなお評価に困るエンジン、と言うのが正直な感想です。
20Sからのスペックアップ分を大幅に増加した車重に相殺されて今一つパッとしない動力性能と燃費性能、しかも燃料高騰のこのご時世に燃料はハイオク推奨。
SPCCIを成立させるために凄い技術が投入されてはいるものの目的と手段が逆転してしまっており、高額な事も相まってユーザーへの訴求力は低いと言わざるを得ません。
エンジンフィールやドライバビリティの良さという数値では見えにくい美点もあるのですが、残念ながら他エンジンとの価格差を覆す程かと問われると…。
ホットモデルまでは要らないけど程よくスポーティな車が良いと言う方には刺さると思います、と言うか刺さりました。
個人的には4点。客観的に見ると3点。 - 満足している点
- ・デビュー6年を経て尚色あせない内外装デザインと内装の質感の高さ。
・なんやかんやで走らせると楽しいSKYACTIV-X。
・第六世代からの大幅な進化を感じるマツコネとオーディオ周り。
・充実の快適&運転支援装備。
・調整範囲が大きくドラポジを決めやすいステアリングとシート。 - 不満な点
- ・このクラスのFF車で車重が1440kgもあるおデブちゃん。
・なおかつ前軸重930kgの超フロントヘビーな前後バランス。
・低速域で違和感強めのブレーキバイワイヤ。
・軽くダスターで掃っただけで傷だらけになる根性なしのメーターパネルと各部のピアノブラックパネル。
・かなり終わってる後ろ半分の目視視界。
・静粛性が高いがために内装の異音が気になる。
・更なる改良を匂わせておいて1回きりで終わったエンジンのアップデート。
- デザイン
-
5
- グーが縦に入るリヤの車高以外文句なし。
内装の質感もクラス以上の物を備えており所有欲を満たしてくれます。
強いて不満を言えば全幅を1840mmにして魁コンセプトにあったリヤフェンダー周りのエロさを再現して頂きたかった。
ボディカラーのスノーフレークホワイトパールはウリの一つであるボディのリフレクションが皆無ではありますが、各部の黒パーツとのコントラストが鮮烈で良かったです。 - 走行性能
-
4
- ●エンジンなど
車重が重い事もあり絶対的な力感としては精々2.5リッターのNAエンジン程度でしょうか。
とは言え低速から高回転まで必要十分以上の力はあります。
レブリミットは6500rpmと低いものの、トップエンドまでトルクが落ち込まず整った回転フィールで回るので回して気持ちの良いエンジンです。
吹け上りも特に特に鋭くはありませんが加速・減速時のアクセルのツキは今時のエンジンとしては良好。
ゆったりクルージングしたい時はスムーズかつ静かに走るのでメリハリのついた運転が可能です。
●ハンドリングとか
ベースモデルの1.5リッターからフロント荷重がプラス100kgとエンジン重量が嵩んでいるため、交差点をひとつ曲がっただけでこの車頭が重てえ!と分かるくらいにフロントヘビーです。
にも関わらずワインディングへ駆り出すと思いの他よく曲がります。
GVC+なるトルクベクタリング機能のお陰らしいですが最近の車の電子制御は凄いですね。
高速道路での直進安定性とコーナーでの安定性は高め。
横風安定性も高く強風の日の高速も大変リラックスして走行できます。
不満点としてはステアリングの切り始めの反応が過敏にも関わらずいざ切り始めるとステアリングのギア比がスローで操作量が大きい点。
スポーティさを主張してくる足回りの味付けとステアリングギアレシオがチグハグな印象を受けました。
●ブレーキ周り
バイワイヤブレーキな割にはよく調整されているんではないかと。
踏力調整式なので慣れるとコントロール性も良いです。
絶対的な制動力は車重が重いX搭載車はやや不足気味な印象。
走る曲がる停まるの全てにおいてもう少し車体が軽ければもっと印象が良くなるのでは、と感じます。 - 乗り心地
-
2
- Xの初期モデルはピッチングが激しくギャップ通過時の底突きも早めで閉口しました。
硬めの脚が好きな私ですがちょっとこれは個人的に苦手なタイプの硬さ。
調べてみるとロールの抑制にバンプラバーを積極的に利用しているようなのでその影響でしょうか。
実際にバンプタッチまでのストローク量が極端に短いようですね。
ぶっちゃけてしまうとDampers+補強パーツ+35扁平20インチの前愛車の方が遥かに乗り心地が良い程です。
静粛性に関しては高速での風切り音などもよく抑えられており快適。
ただしロードノイズの遮断は残念ながらクラスなりに感じます。
上記に関してはコンフォート系のタイヤを履けばかなり改善できそうですね。 - 積載性
-
3
- デザイン優先だからねしょうがないね。
後席とラゲッジの狭さはいかんともし難いのでファミリーカーとして購入される方はご家族の方とよくご相談を。
フロントシートは出来が良く、きちんとポジションを作れば数日間マイカー旅行で走り回っても全く腰が痛くなりません。 - 燃費
-
4
- ・街乗り7~18km ・郊外13~23km ・高速15~23km
希薄燃焼させてナンボのエンジンなので同じ道を走っても交通状況での振れ幅が非常に大きいです。
車重が重く最終減速比がやや大き目な事もあり絶対値も思いのほか伸びません。
しかしながらカタログ190PS・240N/mのスポーティハッチと考えればまあ納得のいく値ではないでしょうか。
エンジンの特性上ブン回した際の燃費悪化が少ないのも美点かと思います。
オクタン値95RONのガソリンを要求するため、ハイオク推奨なのが財布に痛いですが…。
(あくまで「ハイオク推奨」なので燃費・走行性能共に低下しますがレギュラーガソリンでも普通に走れます) - 価格
-
3
- 当初メーカーがブチ上げていた「ガソリンとディーゼルの中間の価格」とは一体何だったのか。
SPCCIを成り立たせるために高価なデバイスを多数採用した結果、見事にユーザーからそっぽを向かれる価格設定になってしまいましたね…。
不人気エンジン故に登録未使用車や新古・中古車は大変お買い得ですよグヘへ。
下取りも相応にヘロヘロですけどブヘヘ。 - 故障経験
- いろいろこわれた。
初物ゆえに購入前に懸念だったエンジン回りのトラブルは意外な事に皆無でした。
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-
- 新車価格(税込)
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280.0 〜 398.6
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- 中古車本体価格
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