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ヒョンデ アイオニック5 専門家レビュー・評価一覧
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- 中古車本体価格
-
255.0 〜 480.0
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- 新車価格(税込)
-
523.6 〜 613.8
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.12.23
- 年式
- 2023年5月〜モデル
- 総評
- ヒョンデの中核的なBEVモデル。5ドアハッチバックボディだがサイズは大きめでボリューム感もタップリだ。そのため車内はとても広く快適。デザインや色合いは明るめで開放感も高い。各種スイッチ類は物理ボタンを残していることから操作性が上質でわかりやすい。充電中の待ち時間に活用する「運転席/助手席リラクゼーションコンフォートシート」は秀逸。
- 満足している点
- 欧州で高い評価を得るには走行性能と快適性能を高い次元で両立させていることが条件になる。その点、アイオニック5はいずれも優秀だ。このモデルはBEVしかないが、このスタイルと使い勝手を保ったまま、仮に内燃機関モデルを造ったとしても支持を得たのではないか。ADASは種類だけでなく光学式カメラを積極的に使い日常運転の安全にも寄与する。
- 不満な点
- 日本で乗るには車幅1890mm(5Nは1940mm)の制約を受けやすい。実際には運転席からの見切りは良く、タイヤの切れ角も大きい。さらに最小回転半径も5.9mとサイズを考えれば取り回しは良い部類。しかし、駐車場では幅が枠いっぱいになる。また、84kWhの大容量二次バッテリーを搭載していることから、車両重量はどのモデルも2トン以上と立体駐車場では制約を受けやすい。
- デザイン
- 画像や映像での確認と、実車を目の前にするのでは印象が大きく違う。最初はギョッとしたが実車を見て印象が大きく好転した。パキパキのスタイルに見えたが、実車の面構成はふくよかでボリューム感があり、さらに直線ラインをうまく織り込んで独自のデジタルチックな世界観を演出している。また、明るい〜暗いボディカラーまで、どんなカラーリングとのマッチングも良い。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2024.12.23
- 年式
- 2024年11月〜モデル
- 総評
- とんでもなく速くてドリフトもできて爆音も聞こえて、シフト操作で思い通りに操れて、走行中の排気ガスは出ない。こんなEVを待っていた、という人は多いと思います。デザインも個性的で、運転席はドライビングのための空間になっていますが、後席は広さも十分で乗り心地がいいところに感心。ファミリーでも快適に使えるハイパフォーマンスEVという、現時点で唯一無二の存在です。
- 満足している点
- ここまで本格的な走行性能を実現していると、どうしても足まわりを固める必要があるため乗り心地が不快になりがちですが、アイオニック5 NはホイールのGセンサーと6軸のジャイロセンサーを使った電子制御可変ダンパーを装備しており、スポーツ走行にも適した締まり方ながら、路面にしなやかに追従していくため後席の乗り心地も許容範囲内というのがすごい。
- 不満な点
- サーキットだけでもタイムアタックから耐久レース、ジムカーナやドリフトなど、それぞれのシーンに適したモードが選べ、10秒間のパワーアップができるモードなどたくさんあるので、それらを試すにはやはり日本の公道では難しいところが、不満というよりはもったいないと感じる点です。頻繁にサーキットへ出かける人が選んだ方が、機能を十分に使い切ることができるクルマかなと思います。
- デザイン
- ラウンジルームのような室内が特徴となっていたアイオニック5とは、名前が共通でも内外装はまったくの別モノ。個性的という観点ではベーシックな方向でまとめられていますが、エクステリアはどこから見てもヒョンデとわかる存在感。インテリアは、スポーツモデルでありながらも収納スペースが多く確保され、後席のスペースも広くて快適な空間となっていると思います。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2024.5.29
- 年式
- 2022年2月〜モデル
- 総評
- 日本ではまだ身近とは言えないヒョンデですが、グローバルで見るとトヨタグループ、そしてフォルクスワーゲングループに続く世界第3位の規模を持つ自動車メーカー(レビュー執筆時点)。欧州やアメリカなどではホンダや日産よりもたくさん走っていると聞けば驚く人も多いことでしょう。「アイオニック」はそんなヒョンデのEV専用サブブランドで、どれも個性的なデザインが特徴。アイオニック5も徹底したシンプルなデザインでひときわ目を惹きます。そんな見た目で選んでもいいですが、走りもよく、乗り心地も、そして室内の広さなども美点。EVということと、それなりに高い価格が気にならなければ大いにアリだと思います。
- 満足している点
- まずはデザイン。直線を使ったシンプルな、まるでモーターショーのステージ上に並ぶコンセプトモデルのような斬新さがありますね。そのうえ走りも滑らかかつ力強いし、ハンドリングも良好。乗り心地だっていい。なかなかよくできています。2024年6/5より販売開始されたアイオニック5の最上位グレードとなる高性能仕様の「N」は、抜群の速さも凄いけどサーキットでも気持ちのいい運転ができる楽しさが素晴らしい。「こんなに楽しいEVってあるの?」という感じ。
- 不満な点
- EVなので、現時点ではそれなりに買う人を選ぶでしょう。また、購入候補になっても実車を見たり試乗したりできる場所がそう多くないのも残念なところ(逆にオンライン対応はかなり進んでいます)。また車両価格もそれなりにします。……どれもアイオニック5自体のウィークポイントというわけではないのですが。
- デザイン
- このデザインだけで欲しくなるほど。なんとクールな。ちなみに、実車は写真の印象よりもずっと大きいですね。長いホイールベースや大きなタイヤの影響だと思いますが、スケール感がバグります。それもこのクルマのおもしろいところですが。最上級グレードの「N」は見るからにオーラが漂うレーシーな雰囲気がいいですね。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
斬新で美しいデザインと十分以上の諸性能を備えたエレクトリックSUV
2023.2.8
- 年式
- 2022年2月〜モデル
- 総評
- 斬新で美しいエクステリアと普通に強力なパワートレイン、そして普通に良好な走行性能を備えたSUVタイプのピュアEV。欧州ブランドの同格車と比べて“下”に見られることも多いかもしれないが、中身はほぼ遜色なし。その割に価格は比較的手頃であるため、コストパフォーマンスは大いに優れている。
- 満足している点
- エクステリアデザインの斬新さと、2モーターによる力感に大満足。路面が荒れていない限りにおいては乗り心地も非常によろしい。
- 不満な点
- 斬新なエクステリアに対し、インテリアのデザインはやや凡庸。また目地段差を越える際のショックがもう少し小さめであれば言うことなしだったが。
- デザイン
- 全体的には丸みを帯びたエクステリアのフォルムではあるが、ところどころに「あえての違和感」を狙ったかのような直線的でシャープなキャラクターラインが入っている。EVらしい斬新さと、自動車本来の美しさが同居する見事なデザインと言える。その半面、インテリアデザインはさほどの斬新さが感じられないのが残念。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.28
- 年式
- 2022年2月〜モデル
- 総評
- BEV含めた電動化の本格的な普及期を迎えた日本では、国内外のさまざまな電動化モデルの増加が結果的に良い方向に働く。車両の性能だけに留まらず、充電環境などインフラ面でも普及が一層進むからだ。一方、BEVがライフスタイルに合わない、自身の時間の使い方に合わない、そういった人たちの存在も明らかになるだろう。その場合は無理にBEVに合わせずとも性能の見合うHVを購入すべき。大切なことは電動化の普及で、BEVだけの普及でもなければ内燃機関排除でもない。
- 満足している点
- BEVでも、欧州ブランドほど高価ではなく、国産モデルにはないデザインセンスを求めるユーザーには最適だ。外観デザインも遠くからアイオニック5とわかるアイコン的なスタイルだし、内装にしても明るい色調で、天井一面がガラスルーフとなるモデルもある。充電中の待ち時間を車内で過ごす際、運転席のシート座面と背もたれが大きく後ろに倒れ、身体全体を包み込む「前席リラクゼーションコンフォートシート」が便利。上級グレードは助手席にもこの機能が装着される。
- 不満な点
- 販売とアフターサービスがユーザーからすれば気になるところだろう。販売面ではウェブサイト上で試乗の申し込みや車両注文も可能だ。いわゆるオンライン購入への対応はかなり進んでいる。ショールームも主要都市に増えつつある。アフターサービス面では、実際に車両の整備が必要となるため提携工場へと入庫することになるが、2022年11月末の時点で主要都市を中心に30箇所以上あるという。とはいえ、国産車ディーラーと同じような手厚いサービスは現時点ではむずかしい。
- デザイン
- ボディは全長こそ4635mmといわゆる5ナンバーサイズだが、全幅は1890mm、全高は1645mmと大きい。都市部の場合、立体駐車場に駐車するには制約がありそうだ。直線を基調としたボクシーなスタイリングで画像だけで判断すると抑揚がないように思えるが、実車はずいぶんと複雑な面構成をしている。また、細部にわたってピクセルを模した処理がなされ、凝った作りだ。インテリアは一転、北欧ブランドのように優しいラインと色合いで構成する。
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- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 2
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2022.11.21
- 年式
- 2022年2月〜モデル
- 総評
- ひと昔前ならば韓国車というだけで選択肢から外されてしまったこともあったと思う。しかし、そういった色眼鏡なく見てみると電気自動車という枠組みの中で、アリな選択肢と言えるほどの仕上がりだ。気になる部分があることには違いないが、少なくとも色眼鏡は外してみてみれば新たな発見があると感じさせてくれるクルマだ。電気自動車の利点の多くの部分を商品に生かしている。そんな印象を受ける1台。今後の発展にも注目したいと感じさせる。
- 満足している点
- 電気自動車らしく、未来感のあるデザイン。そして比較的コストパフォーマンスが高い点がGoodポイントと言える。また、このクルマを振り返ると特に素晴らしいと感じるのは静粛性の高さだ。電気自動車の中から1台を選ぶとして、電気自動車らしい利点を体感できる選択をしたのであれば、候補に入れるべき1台と言える。走行性能に関しても完成度は低くない。選択肢としてアリな1台だ。
- 不満な点
- 電気自動車なら仕方がないと思う人もいるかもしれないが、電気自動車の枠の中であっても厳しいと感じるのがラゲッジスペースの小ささと、機能性の低さだろう。この点は日常ユースを考えるといささか厳しいものがある。また、車速感応型のパワーステアリングの味付けも気になるところ。60キロを超えたあたりから大きな違和感を感じるほど重たくなってくる。これには実際に運転してみたら嫌悪感を抱く人もいるはずだ。
- デザイン
- 直線基調のデザインは先進的で未来感があり、電気自動車にピッタリなデザインと言える。サイドのプレスラインもエッジが効いていて、非常にいいエッセンスとなっていて好印象だ。先進的で未来感があるデザインと聞くと親しみが持てない奇抜なデザインと思ってしまいがちだが、そんなことはなく、馴染みやすい適度に攻めたデザインとなっていると言える。SUVではあるもの、低重心に見えるデザインであることも電気自動車らしくて好印象だ。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
2022.8.18
- 年式
- 2022年2月〜モデル
- 総評
- もう少しサイズが小さければ自分でも欲しいと思うほど、魅力的なEV。日本人の好みやクルマとの付き合い方などを徹底的に研究して反映させ、充電能力も高く、EVに求めたくなる驚きやこれまでにない使い方も、ラウンジのような室内などでしっかり手に入る1台です。故障などの際、近くにディーラーがないというのはテスラと同じような販売スタイルですが、そのアフターサービス体制の不安さえクリアできれば、とてもオススメです。
- 満足している点
- 先進の安全運転支援技術を惜しみなく搭載しており、とくにウインカーを出して交差点を曲がろうとすると、目の前の液晶モニターにドアミラーでは確認できない死角を映し出す「ブラインドスポットビューモニター」が現れ、歩行者や障害物がないことをしっかり確認して曲がれることに感心しました。もちろん、駐車の際に周囲の状況を映像で確認できたり、ドライブレコーダーの機能も備わっていたりと、運転が苦手な人にもやさしいEVです。
- 不満な点
- 日本の道路環境だとちょっとボディサイズは大きめで、最小回転半径も5.99mと大きいので、取り回しに自信がない人は躊躇してしまいそう。あとは、ディーラーを持たず、販売からサポートまでオンラインで完結するという体制の信頼性や満足度がどうなるか。ヒョンデの世界観やサービスの拠点となる「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」が開業したばかりで、今後の対応に注目です。
- デザイン
- 最初見た時はギョギョッ、でもじわじわと惹かれていく未確認生物のような新しいデザインに脱帽。世界的に著名なイタリアのカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロが1974年にデザインしたヒョンデのロングセラーモデル「PONY」のDNAを受け継ぎつつ、ライトを点灯するとその姿は一変。独創的な「パラメトリックピクセル」というデジタルな光が浮かび上がり、幻想的かつ未来的な美しさを放ちます。夜間に見ると、昼間とは違った魅力でときめかせてくれるのです。
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