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ホンダ N-VAN e: 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
173.7 〜 284.9
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 大音 安弘(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2025.7.3
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- N-VANをベースとしながらも、ホンダらしくエンジン車にはない性能や魅力をしっかり与えており、価格重視の商用車でも妥協しないという姿勢は素晴らしいと思う。価格と積載性などビジネスカーとしてのバランスを見極め、あえて小型バッテリーを採用しながらも、いかなる条件下でも最低100kmの移動を可能にした点も評価出来る。ただ個人ユーザーに向けては、航続距離の短さや、二名乗車だとドライバーとパッセンジャーで快適性の差が生じるシートしか選べない点は改善を願いたい。ただ軽EVバンは、趣味向けギアとしての可能性もあるため、今後の進化に期待したいと思う。そういう想いも含め、少し厳し目の評価とした。
- 満足している点
- 商用バンとして、質実剛健に仕上げながらも、しゃれたカラバリと愛らしいデザインを与えたこと。室内空間を最大化すべく、EV化による室内空間の影響を抑えるどころか、N-VANを超える積載性能力を実現したところ。EV化による走りの良さと快適な乗り心地を与えたところ。軽バンとは思えない走行中の静かさ。グレードにより内容こそ異なるが、先進安全機能を全車に搭載し、国内軽商用バン初のサイドカーテンエアバックの採用など安全性を強化したこと。給電機能を備えること。
- 不満な点
- プロユースに特化した短距離の航続距離は、個人ユーザーにはメリットが薄いこと。ドライバー以外は、補助席となるシートしか選べないシートレイアウト。室内に蓋のついた収納ボックスがないところ。商用車としては、高価なところ。
- デザイン
- 基本的にはN-VAN譲りのデザインだが、充電口を兼ねるフロントグリルは、単にブラック化するだけでなく、サイクル部材を活用することで1台ずつ模様が異なるのが特徴。同じ車両で比べても分かりにくい程度の差だが、リユース材料による面白い試みだ。ボディカラーは、イエローやグリーン、グレーなど個性的な色味に加え、ツートンも用意されるなど選ぶ楽しさもある。内装は、N-VANよりも簡素なイメージがあるが、コンテナ風デザインにするなど遊び心があってよい。個人的には、N-VANよりもしゃれたコーデだと思う。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 2
2025.1.29
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- 商用バンであるN-VANの電気自動車バージョン。自宅(や会社などの拠点)で充電するのを前提に近距離移動用のツールと考えた場合、こんなに適した乗り物はありません。まず走りがスムーズで、軽自動車とは思えないほど加速がパワフルだから快適で乗りやすい。そのうえガソリンスタンドに行く手間が省けるし、外で充電しなければエネルギーコストもガソリンよりずっと安い。電気自動車としては値段が安いのも魅力ですね。
- 満足している点
- 軽自動車とは思えない動力性能&快適性とエネルギーコストの安さ。4人乗りでも運転席以外は床下へ折りたたんで格納でき、軽自動車とは思えない荷室スペースが確保できること(これはガソリン車も同じ)。
- 不満な点
- 室内の作りは割り切っていてチープで、言い方を変えればかなり安っぽく感じるのは否めないところ。それから4人乗りでも後席は狭く、またシートが硬いのでごく短距離移動にしかオススメできません。というか後席に人を乗せる人には向いていないパッケージングですね。助手席もまるで補助席のようにシンプルです(畳むこと前提)。あと、ガソリン車に比べれば車両価格が高いですね。上手に使えば、維持費まで計算に入れるとトータルではガソリン車より安くなりますが。
- デザイン
- ガソリン車のN-VANに準じていますが、再生プラスチック製のフロントグリルはあえてもともと使われていたクルマの塗装が混じったままで「樹脂製品の再利用」をアピールするデザイン。スタイルは3タイプありますが、ブラックバンパー仕様の「e:G」は商用車感が強すぎるので自分で買うなら敬遠したいところ。「e:L2」や「e:L4」ならカラードバンパーとなり悪くないですが、やっぱりヘッドライトが丸デザインで愛嬌のある「e:FUN」が欲しいですね。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2024.12.25
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- Nバンをベースとした軽商用BEV。NーBOXに対してシンプルかつ実用性にすぐれた仕上がりを特徴とし、なかでも空間効率を最大限に生かしたラゲッジルームはN-VANガソリン車と同様の積載量を確保する。さらに航続距離もこのクラスとしては長く、ちょっとしたドライブにも便利。EVなので走行時の静粛性にもすぐれ、軽ターボを上まわる力強い走りも確かめられる。自宅で充電ができるのであれば、買い物や通勤にもよさそうだ。
- 満足している点
- ガソリン車と同じく、運転席以外のシートをフロアに収納可能で、ほぼフラットなフロアが得られること。とくに助手席側は2m以上の奥行きが得られ、大きく開くピラーレスの助手席側ドアからは、かさばる荷物が入れやすい。水平基調のインパネはデザインこそ無骨でも、使い勝手はなかなかいい。上質な乗用車に慣れたユーザーには新鮮に映るかも?
- 不満な点
- 助手席はスライド&リクライニング不可。チョイ乗りには悪くないが、長時間ドライブには向いていない。後席もスペースは最小限でシートも小ぶり。商用バンなので割り切りが必要だ。
- デザイン
- スタンダードモデルのe:L4と上級グレードのe:FUNではフロントマスクが異なり、後者のほうが目力のある精かんなまとまり。内装パネルは形状や質感を使い勝手優先で仕上げている。メーターは7インチフル液晶、さらにスイッチ式ギヤセレクターを採用するなど、ガソリン車とは異なる新しさも垣間見える。内装色もe:L4がグレーなのに対してe:FUNはカジュアルなアイボリーとなる。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
2024.12.23
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- 軽商用バンである内燃機関モデルのN-VANをベースに電動パワートレーンを完全移植したBEVモデル。助手席側のスライドドアには柱がないため広大な開口面積を誇るとともに、助手席を床下にしまい込むことができるためフラットで長い室内スペースの確保ができる。しかも電動化に伴っての積載スペース減少はほぼゼロ。二次バッテリーは床下に配置。強固なバッテリーケースに守られている。
- 満足している点
- 使い勝手をそのままにBEV化したことだ。働く車の環境を意識して、これまで普及してきた内燃機関の軽バンと同じような動力性能になるよう、あえて出力特性をなだらかに設定している。その分の余力はすべて電費性能の向上に当てた。とはいえ乗り味は最新のHondaBEVそのもので、乗り心地から電動パワーステアリングのフィールまでこれまでの商用軽バンとは全く異なり乗用車フィーリング。ここは競合の三菱「ミニキャブEV」に対するアドバンテージだ。
- 不満な点
- 車検が普通貨物車と同じ2年と短い。その後は普通車と同じ2年ごとの車検だ。次にタイヤサイズ。最大積載量(N-VAN e:では150〜350kg)に対応するためロードインデックスと呼ばれるタイヤの耐荷重がいっそう、厳しくなる。重さに耐える反面、乗り心地や走行性能では不利になる。購入後も、決められた耐荷重を守らなければならず、タイヤの選択肢が狭くなる。
- デザイン
- 垢抜けたデザインは独創のHondaならでは。働く車をイメージさせつつ、アウトドアフィールドでのタフな環境での使用も想定できる絶妙な造形だ。走行シーンで確認してみると、うまく街に溶け込んでいることがわかる。ボディカラーもポップなイエローカラーを用意するなど従来の働く車から一歩抜きん出た。インテリアのデザインも秀逸。運転席&その後の席のみとなる二人乗り仕様では、助手席エアバッグが必要ないことから極限までスペース効率を高めている。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2024.10.28
- 年式
- 2024年10月〜モデル
- 総評
- まずお伝えしたいのは、快適な装備を求める人には向いていないってこと。あくまで商用バンであり、できるだけ安い値段で実用的なツールを提供するというのが目的なのです。そこに共感できるユーザー自身の“割り切り”があればマッチングはいいでしょう。あくまで近距離走行用のEVに徹しているので、ロングドライブは想定外ですね。そこも理解が必要です。
- 満足している点
- 軽自動車なのに荷室が広く、たくさん荷物が積めること。4人乗りを選んでも、助手席と後席は小さく畳んで床下へ格納できるのは凄いですね。軽自動車としては高いですが、EVであることを考えれば値段も納得できる範囲内。あくまでビジネス用というのが主目的ですが、快適装備など多くを求めないのであれば乗用車として使うのもアリでしょう。
- 不満な点
- インテリアはチープです。快適装備も充実とは程遠い。でもそれは「商用車としてシンプルに安く作る」という商品企画に則っているわけであり、もし「装備充実で快適なクルマが欲しい」というのであれば、ほかのクルマを選ぶのがお互いのために幸せでしょう。
- デザイン
- いかにも実用ツール的な感覚、キライじゃありません。ただ、「e:G」や「e:L2」だとあまりに商用車っぽ過ぎるので、個人的には遊び心がある「e:ファン」がいいですね。インテリアデザインは、インパネもドアなどもトリムもガソリン車の「N-VAN」と違うのだから驚きです。N-VAN e:のほうがよりシンプルですね。
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