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フィアット ドブロ 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
394.0 〜 424.0
-
- 中古車本体価格
-
112.2 〜 569.5
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2025.2.27
- 年式
- 2024年12月〜モデル
- 総評
- 日本の道でも扱いやすい全長4405mmのボディサイズに、2785mmと長いホイールベースを確保し、広い室内スペースと乗り心地の良さを実現しているドブロ。素朴であったかくて、乗る人を包み込んでくれる豊かさに、マイナーチェンジで上質感もプラスされました。2列5人乗りのドブロと3列7人乗りのドブロマキシ、どちらもディーゼルターボで悠々と走ることができます。日本のミニバンのように至れり尽くせりの装備まではいかないけれど、自分らしい空間に仕上げて乗りたい人やファミリーにぴったりです。
- 満足している点
- 安全運転支援システムにミリ波レーダーが追加され、ACCの作動感がよりナチュラルになったことと、停止後3秒以内の再発進ができるようになり、ノロノロ渋滞などでも使いやすくなっています。またそのスイッチがステアリング上に設置され、わかりやすくなったことも嬉しいポイントです。
- 不満な点
- フロントマスクに新世代「FIAT」ブランドロゴが配置されているのがマイナーチェンジモデルの目印。これはステアリングも同様なのですが、従来のようにフィアットのイメージカラーとなっていた赤い色味がなくなってしまったのは、室内の彩りが減って少しさびしい気がします。また、これまでダイヤルだったシフトはコンパクトなスイッチ式になっており、凸凹がなくすっきりとした反面、スイッチ式のシフトはブラインド操作がしにくいため、慣れるまでは目視で「D」の位置を確認する必要がありました。
- デザイン
- 全体的なデザインのイメージはフレンドリーさに加えて上質感がアップしていると感じます。新たに装備されたLEDヘッドランプやグロスブラックのサイドバンパーで先進的な雰囲気もプラスしつつ、1980年代から1990年代の「FIAT」ロゴからインスパイアされたという4本線のマークが、左のヘッドランプ横にアクセントとして入っているのがオシャレです。インテリアでは10インチのタッチスクリーン式ディスプレイや、7インチのフルカラーTFTマルチファンクションメーターが備わるほか、ステアリングヒーターやUSBソケット(Type-C)が2口装備されています。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2024.2.26
- 年式
- 2023年5月〜モデル
- 総評
- スライドドアは手動だし、シートヒーターなどの気の利いた装備も少ないし、国産ミニバンの至れり尽くせりな便利さを求める人には向かないと思います。でもドブロは、自分らしさを表現するキャンバスだと思えるミニバン。シンプルなのにあったかくて、素朴なのにオシャレで、走りは悠々としてタフ。「遊びは自分で考えて生み出すもの」と思える大人なら、きっとドブロは響くのではないかと思います。
- 満足している点
- フロントまわりだけでもたっぷりある収納スペース。左右のダッシュボードにも大きな収納があり、最近の国産ミニバンより充実しているかもしれません。リフターやベルランゴでは室内の見どころの1つとなっていた、収納を兼ねたフローティングアーチがついていないのですが、釣りなどを趣味とする人が天井下に自分の使いやすいように収納スペースを作りたい場合のことを考慮した、ということで、多様性を提供したいというドブロらしいところです。
- 不満な点
- ボディカラーが3色というのは、ちょっと少なすぎませんか? しかもジェラートホワイト、メディテラネオブルー、マエストログレーと、ビタミンカラーのようなハジけた色がないのが寂しいところです。コストを考えると仕方ないのかもしれませんが、今後、限定カラーなどが出るといいですね。
- デザイン
- ほんのり癒し系でどこかタフな要素を備えるドブロのデザインは、もともとフィアット車やイタリア車が大好きな人たちから見ても響くものがあると思います。シンプルで道具感がありつつお洒落なデザインなので、国産ミニバンのオラオラ系が苦手な人にもハマるのではないでしょうか。ボディカラーにもう少し選択肢が多ければなおGoodです。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
2
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2024.2.26
- 年式
- 2023年5月〜モデル
- 総評
- このクラスの輸入車ミニバンという市場は長年あまり開拓されていなかったが、ステランティス系が日本市場でこのクラスを兄弟車で展開しはじめた。その中の1つであるドブロだが、兄弟車の中では一番リーズナブルなのが大きなメリット。装備や走りの面を見てみると、全体的にまだまだ粗削りで改善が見込めそうなポイントは多い。日本のミニバンに比べるとまだまだと感じてしまうのが正直なところ。
- 満足している点
- 比較的、燃費性能に優れているディーゼルターボのパワーユニットは好印象だ。全長4405mmという車体ながら18.1km/Lという燃費性能は優れていると思うし、トルク感も十分にある。燃料代だけで考えれば比較的ランニングコストがリーズナブルに済む類のクルマだろう。
- 不満な点
- 他のミニバンやMPVと比べると古さを感じるというか、商用車的で洗練されていない乗り味と思ってしまう。また、各種装備や利便性の面においても、ファミリーカーとしてのポテンシャルは日本のミニバンと比べてまだまだだと感じる。スライドドアは重たいし、小物入れなどは大雑把な印象だ。扱いやすさや同乗者からの評判を考えると、進化するべき点は多いと言える。
- デザイン
- サイドから見たデザインは、プラットフォームを共有するリフターやベルランゴとほぼ同じだ。違いはフロントとリアしかないと言ってもいいだろう。そんなドブロだが、フロントとリアを見ても、フィアットらしい雰囲気というか、イタリア車っぽい雰囲気があまりしない。これは日本市場で販売されているイタリア車にイメージが引っ張られているからかもしれないが、もう少しフィアットらしさというかリフターやベルランゴとは異なる遊びがデザインにあっても良かったのではないかと思う。
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