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アルファロメオ ジュリア 「隠れた名車」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 山田 弘樹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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- デザイン
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- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 2
- 燃費
- 2
- 価格
- 2
隠れた名車
2021.9.27
- 年式
- 2017年10月〜モデル
- 総評
- あと一歩の押しの強さがないために埋没している感はあるものの、乗れば絶対にわかる走りの良さがある。そして飽きの来ないデザインにはイタリアのハイセンスを感じることができる。
- 満足している点
- ハンドリングの軽やかさ、日常における操作感の楽しさはBMW3シリーズをも凌ぐ。トップモデルであるクアドリフォリオは、走る場所さえ選べば自在にドリフトを決められるコントロール性の良さを持っている。
- 不満な点
- マイナーチェンジでようやくタッチスクリーンの8.8インチモニターが採用されたが、インフォテインメントに関しては明らかに時代遅れ。
- デザイン
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2
- まず最もハイパフォーマンスなクアドリフォリオを開発したのち、ノーマルモデルを仕立てたという珍しいパターン。イタリアからイメージする派手さはないが、それこそが真のイタリア。普遍的な美しさを理解できるドライバーに捧げたい。
- 走行性能
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5
- ハイエンドモデルのクアドリフォリオが秀逸なのは当然だが、残念ながらすでにカタログ落ちしてしまった直列4気筒ディーゼルターボモデルも素晴らしい出来栄えだった。通常2.0Lの排気量が多い中、2143ccの余裕が走りに効いていた。アウトストラーダでは8速130km/hからでもまだまだ加速していく感触があった。
- 乗り心地
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5
- ボディ剛性が非常に高く、ここにしなやかなストローク特性を持つサスペンションが組み合わされることで、身軽かつ洗練された乗り味を得ている。この良さを一度体験してみて欲しい。
- 積載性
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2
- 容量は480Lと、同クラスの平均的数値。開口部が小さいのは、ボディ剛性を確保したかったからか。荷物の出し入れは少し使いづらいかも。
- 燃費
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2
- ガソリンモデルは街乗りで実燃費10km/Lを上回ることは少なそう。好きなら許せる、そういうクルマだ。
- 価格
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2
- クアドリフォリオは1200超え。宝くじでも当たったらぜひ手に入れたい。
- 山田 弘樹
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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- 新車価格(税込)
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665.0 〜 1445.0
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- 中古車本体価格
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98.0 〜 2365.0
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※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。