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多彩な特別仕様車盛りだくさん マツダ「CX-5」のグレード選びは悩ましい
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 61
2021年11月の大幅改良でさらに機能向上
マツダ「CX-5」は、その初代モデルは2012年2月に発売されたミドルサイズのクロスオーバーSUV。現在は、2016年12月登場の2代目CX-5が新車として販売されています。
2代目CX-5のキーワードは「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」。内外装デザインは初代以上に洗練され、つややかさと精悍さが融合された外観と、端的に言ってきわめて上質感が高いインテリアは、このクルマの大きな魅力です。
当初の搭載エンジンは、初代と同じく2.2Lディーゼルターボ(SKYACTIV-D 2.2)と、ガソリンが2L(SKYACTIV-G2.0)および2.5L(SKYACTIV-G 2.5)の自然吸気。ドライバーのステアリング操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、操縦性と安定性を高める「G-ベクタリング コントロール」も全車に標準装備されました。
2018年11月には2.5Lのガソリンターボエンジン(SKYACTIV-G 2.5T)を追加するとともに、前述のG-ベクタリング コントロールを進化させた「G-ベクタリング コントロール プラス」が全車標準装備に。
その後も細かな改良がいろいろと加わったCX-5ですが、2021年12月には「大幅改良」が行われました。
この大幅改良では、まずはフロントとリアまわりの意匠を変更。SUVらしい力強さと、いわゆる都会的な美しさが融合されたニュアンスに生まれ変わっています。またボディカラーでは新色の「ジルコンサンドメタリック」というシブい色が追加設定されました。
走行性能の部分に関しては、長時間運転しても疲労感の少ない運動性能や、静粛性を含むパッセンジャーの快適性を追求するための、マニアックで細かいさまざまな改良が施されています。
そのほか、それまでラインナップされていた2.5Lのガソリンターボエンジンはこのタイミングで消滅し(あまり売れなかったそうです)、同じく2.5Lながらガソリン自然吸気エンジンに。
ユーティリティの面では荷室のフロアボードを前後2分割式とし、それぞれの高さを変えることで、荷室のフレキシブルな使い方が可能になりました。またフロアと開口部の段差をなくし、さらにはフロア下のサブトランク容量を拡大することで使い勝手が向上。バックドアの開閉を容易にするハンズフリー機能付きパワーリフトゲートや、スマホをトレーに置くだけで充電できるワイヤレスチャージャー(Qi規格対応)もオプションとして設定されました。
そのほかでは「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」のグレアフリー(防眩)ハイビームが12分割から20分割になって夜間の視認性が高まったほか、高速道路での渋滞時などにアクセル/ブレーキ/ステアリングの各操作をアシストし疲労を軽減させる「クルージング&トラフィックサポート」も採用されています。
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