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トヨタ「ヤリス」 一般ユーザーならオススメはガソリンモデルの中間グレード「G」
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 49
プラットフォームもパワートレーンもゼロベースで新開発
「トヨタ ヤリス」は「トヨタ ヴィッツ」という車名で3代にわたって人気を博してきたコンパクトカーの4代目モデルとして、2020年2月に発売されました。ヴィッツはもともと「ヤリス」という車名にて各国で販売されていた世界戦略車だったのですが、4代目へのモデルチェンジを機に、日本でも本来の車名である「ヤリス」を名乗ったということです。
ヤリスに使用されたプラットフォームは「GA-B」という新開発のもので、そこに「ゼロベースで作った」という新しいエンジンとハイブリッドシステム、トランスミッション(変速機)、サスペンションを組み合わせることで、それまでのヴィッツとは大きく異なる「クラスレスともいえる実力を手に入れたコンパクトカー」に仕上がったのが、まずは大きな特徴といえるでしょう。
搭載されるパワーユニットは3種類で、まずひとつは、新開発された「ダイナミックフォースエンジン」という、1.5Lのなかなか優秀なガソリン3気筒エンジン。もうひとつは、そのエンジン(正確にはちょっとだけ違うのですが)に小型・軽量な新開発のハイブリッドシステムを加えたユニットです。
さらに3番目のユニットとして、従来からあったダイハツ製の1Lガソリン3気筒があるのですが、これは「法人の営業車」や「レンタカー」として使われることを意識したものですので、トヨタ ヤリスの動力源は、基本的には「優秀な1.5Lガソリンと、そこに優秀なハイブリッドシステムも加えたやつの2種類である」と、ざっくり考えていいと思います。
安全装備は、予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」が(前述した1L版以外は)全グレードに標準装備され、そこには「レーダークルーズコントロール」と「レーントレーシングアシスト」が、トヨタのコンパクトカーとしては初めて搭載されました。またステアリングとアクセル、ブレーキを自動制御する駐車支援システムも、ハイブリッド車にはオプションとして用意されています。
気になるWLTCモード燃費は、ハイブリッドのFF車が35.4~36.0km/Lという驚異的な数字を叩き出しており、1.5LガソリンのFF車も21.4~21.6km/Lと優秀(※6MTの1.5Lガソリン車は19.6km/L)。ただしE-Fourという4WD版になるとハイブリッドで30.2km/L、1.5Lガソリンで19.2km/Lと、さすがに少々低下します。
※このページの写真:G(1.5L・4WD・CVT)
次のページ>>ハイブリッドもガソリンも中間グレードの「G」で十分
みんなのコメント
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2020/11/23 10:26解ります、HVとの値段差を燃費で取り返すのはかなりの距離走らんとダメですからねえ
もしHV故の故障なんかあったらそれこそHV買って損したー、ともなりかねないし
それに200万以上出すとなるとガソリンのヤリクロやシエンタまで買える範囲に入りますからねえ
絶対HVという信念でもないと40万近い差額は気になりますわあ
仕事や通勤で移動の足だからとにかく燃費だけ重視、と割り切らないとHVは買いづらい
5万kmぐらいで手放すと損しかしない-
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2020/11/26 23:03Xでも充分だと思う。
ヤリスは装備よりも価格優先でいいと思う。
ただ1000ccは下取り価格の下がりようを考えたら、避けた方がいい。-
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