CARVIEW |
dev2.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/6b6ff3fd3ce8f0e74e6c28bd444a5308835e5fa4/
SHARE
ミニバンのセレナにも「e-POWER」。走りや新機能をプロトタイプで確認した
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
セレナがe-POWERを選択した理由
まずは売れ筋の5ナンバー2リッター級ミニバンにおける日産セレナの立ち位置から。セレナの最大のセールスポイントは、同社が同一車線自動運転技術と説明する高度運転支援システムのプロパイロットであり、これはライバルに明確に差をつけるシステムだ。一方で、ライバルであるトヨタのノア/ヴォクシーに設定されるフルハイブリッドモデルがセレナにはなかった。ジェネレーターを兼ねるスターターモーター代わりのエコモーターによって、回生した電力を小型バッテリーに貯めて電装品や発進補助に用いるS-ハイブリッドの設定はあるが、あくまで簡易的な、いわゆるマイルドハイブリッドの範疇。同じくライバルのホンダステップワゴンが昨秋2モーターのフルハイブリッドモデルを追加したこともあり、一般的なユーザーが感じるパワートレーンのエコ度の“印象”では、セレナは一歩遅れをとっていた。それでもプロパイロットは親孝行なシステムで、セレナはノア/ヴォクシーのうち、より売れているヴォクシーと拮抗する勝負を展開し、ノアやステップワゴンをリードし続けている。
日産もエクストレイルが採用するハイブリッドシステムをセレナにも採用すべく開発を続けていた。ところが同時に開発を進めていたノートのe-POWERシステムが、当初の目標を超える出来となりそうだという手応えが得られ始めたところで「セレナにもe-POWERを採用すべし」という経営判断が下される。既存のシステムを流用すればもっと早くハイブリッドモデルを追加できただろうが、お客を待たせてでもe-POWERを採用する価値があると踏んだのだ。開発途中、ひと足先にノートにe-POWERが追加され、大ヒットしたことは開発陣にとって大きな励みになっただろう。世に問う直前になって予期せぬ完検問題が発生することも含め、中島みゆきかスガシカオが流れてきそうなストーリーじゃないか。
全国の日産 セレナ中古車一覧 (8,549件)
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース 2025.10.02
白バイ登場に子どもも大人も大興奮! タイヤの安全に関する知識を楽しみながら学べる ブリヂストン主催「ファミリー交通安全パーク」
-
業界ニュース 2025.10.02
スズキ「Vストローム1050」【サクッと読める!アドベンチャーバイク・2025年現行モデル解説】
-
ニューモデル 2025.10.02
ボルボ「XC90」にエレガントな輝き。光沢感あるクローム映える特別限定モデル
-
ニューモデル 2025.10.02
ボルボ「XC60」パワフルな存在感放つ、オールブラックの特別仕様車
-
" width="200"> 業界ニュース 2025.10.01
【25’ 9/29最新】レギュラーガソリン、4週ぶり値下がり 平均価格は175.2
-
ニューモデル 2025.10.01
ボルボ「EX40」にプレミアムな特別仕様車、最後を飾る「クラシックエディション」登場
-
業界ニュース 2025.10.01
ワールドプレミア続々!BYDが最新モデル一挙展示 ジャパンモビリティショー2025
-
業界ニュース 2025.10.01
ウエット路面でもしっかりした反応と安定感! 「ハンコック」オールシーズンタイヤの実力を試してみた
-
業界ニュース 2025.10.01
おしゃれで価格もイイ感じ!! 家族の選択肢上位に入ってきそうなフィアット ドブロ
-
業界ニュース 2025.10.01
藤原拓海の「AE86」と高橋啓介の「RX-7」も登場!?「頭文字D」イベント「クスコ」「フジツボ」「プロジェクト・ミュー」ブースに最新パーツ
-
超えの「カレラGT」ってどんなクルマ?" width="200"> 業界ニュース 2025.10.01
612馬力の「V10エンジン」搭載! 20年前に登場した「白いポルシェ」が米国オークションに登場! 落札予想が4億超えの「カレラGT」ってどんなクルマ?
-
業界ニュース 2025.10.01
オートバックスから洗車の心強い味方が登場! お掃除ラクラクな電動フォームガン&小型ブロアー発売!
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2025.10.01
【ついに中国の黒船が来る】BYDが秋の「JMS2025」で来年投入予定の“軽EV”をワールドプレミアする可能性が高まる!
-
コラム 2025.10.01
開発中の新型「スカイライン」は“日産の象徴”として26年登場の可能性も。パワトレやボディタイプはどうなる?
-
コラム 2025.10.01
軽もブランド力が決め手の時代に。新型「デリカミニ」は「デリカD:5」直系のイメージで軽スーパーハイト市場に新潮流を起こす
-
コラム 2025.10.01
北米で人気のマッチョ系SUV「ウィルダネス」日本導入の可能性。2026年10月にフォレスター&クロストレックが上陸するかも?
-
コラム 2025.10.01
スズキのエンブレム変更に賛否。「落ち着いて洗練された」「どこが変わったのか分からない」…各メーカーが「フラットデザイン」を採用する理由とは
-
コラム 2025.10.01
【神アプデ】「ヴェゼル」待望の新グレード「e:HEV RS」の価格判明!? RS初の4WD設定と立体駐車場対応で人気爆発の予感
-
コラム 2025.10.01
日産の逆襲が始まる。「エルグランド」新型&新型EVが並ぶジャパンモビリティショー2025最新情報
-
コラム 2025.10.01
【深読み】トヨタ予告の「新プロジェクト」は「センチュリーのブランド化」が濃厚…その裏には「全固体体電池モデル」の登場が控えている説
-
コラム 2025.10.01
「プレリュード」に続く…まさかの「ブルドッグ」復活か。ホンダがJMSで公開する“小型EV”がどう考えても80'sの名車「シティターボII」の再来に思える理由とは?
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
関連サービス
