CARVIEW |
dev2.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/33f55d29881d8662038efb833fd3e7c3e1bacc35/
SHARE
【復活】ランクル70、再々販売しても争奪戦は必須。またも1年で生産終了か
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:トヨタ自動車 161
ランクル70が国内復活
国産クロカンの金字塔として、世界中の道を駆け抜けているトヨタの「ランドクルーザーシリーズ」。2021年に登場した「ランドクルーザー300」は異例の長納期が話題になるなど、現在でも圧倒的な人気を誇っています。
>>ランドクルーザー300の価格・スペック詳細はこちら
>>ランドクルーザー300のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ランドクルーザー300の中古車相場はこちら
そんななか、国内で販売されるランドクルーザーとしては4世代前のモデルにあたる70系が、2023年内に再々販売されるというウワサがネットを中心に話題となっています。果たして本当なのでしょうか。
オーストラリアでは現役のランクル70

1984年に登場した70系は、後継の80系が登場した後の2004年まで販売が継続されていたロングセラーモデルです。80系以降のランドクルーザーが高級SUVとしての性格を強めていったのに対し、質実剛健なスタイルの70系は、山岳地帯や豪雪地帯を管理する官公庁などからの根強いニーズがあったことが長期間販売されていた理由です。
>>ランドクルーザー80の詳細はこちら
>>ランドクルーザー100の詳細はこちら
>>ランドクルーザー200の詳細はこちら
一方、国内での販売が終了した後も、海外の一部の地域では70系の販売が継続されていました。それどころか、2007年にはオーストラリアで「新型」の70系が登場するなど、独自の進化をたどってきました。
そして、オーストラリアで販売されていた70系をベースとしたものが、2014年に日本でも再販売されています。ただ、2015年以降の法規制に対応できなかったことから、1年限りで販売終了となったという経緯があります。
>>ランドクルーザー70のスペック詳細はこちら
>>ランドクルーザー70のユーザーレビューはこちら
>>ランドクルーザー70の中古車相場はこちら
>>ランドクルーザー70のリセール価格はこちら
ディーゼル×ATの組み合わせに

業界関係者からの情報によれば、70系が再々販売されることはほぼ確実のようです。2014年の再販モデル同様オーストラリアで販売されているモデルをベースとし、国内の法規制に対応する見込みです。
2023年中に発売されることが濃厚ですが、納車が始まるのは2024年初頭になると見られています。
オーストラリア向けの70系は、愛知県豊田市のトヨタ車体吉原工場で生産されています。同工場ではランドクルーザー300やレクサス「LX」も生産されていますが、それらと70系では生産ラインが異なるため、今回の再々販売にともないランドクルーザー300やLXの納期に影響が出る可能性は低そうです。
>>ランドクルーザー300の価格・スペック詳細はこちら
>>レクサスLXの価格・スペック詳細はこちら
現在、オーストラリアで販売されている70系には、ワゴン(バン)とピックアップトラックの2つのボディタイプが用意されています。また、それぞれに4ドア・5人乗りおよび2ドア・2人乗りのバリエーションがあり、多様な用途に対応することが可能となっています。
いずれのモデルも、エンジンは4.5Lのディーゼルターボ、トランスミッションは5MTとなっています。ただ、国内で再々販売されるモデルには、ランドクルーザープラドに搭載されている2.8Lのディーゼルと6ATの組み合わせとなる見込みです。
>>ランドクルーザープラドの価格・スペック詳細はこちら
>>ランドクルーザープラドのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ランドクルーザープラドの中古車相場はこちら
>>ランドクルーザープラドのリセール価格はこちら
このことから、今回のターゲットはハードな利用シーンを想定したプロフェッショナルではなく、アウトドアな趣味を持つライト層になると見られます。そのため、現在では搭載が義務付けられている自動ブレーキが全車標準装備になることに加えて、快適装備も十分に備わった上級グレードが設定される可能性が濃厚です。
ランドクルーザーシリーズを生産するトヨタ車体は2023年1月21日、愛知県刈谷市に「ランクルBASE」をプレオープンしています。
「ランクルBASE」についてトヨタ車体は、多様化する暮らしやライフスタイルに寄り添い、お客様にとって最適な 『クルマ+α』 を提案する場所と説明しており、今後、ランドクルーザーシリーズの架装サービスや用品販売を行なっていくとしています。
こうした取り組みも、70系が再々販売されることを裏付けている要素のひとつとなっています。言うまでもなく、再々販売された70系はこの「ランクルBASE」の目玉のひとつとなることでしょう。
>>ランドクルーザー70のスペック詳細はこちら
>>ランドクルーザー70のユーザーレビューはこちら
>>ランドクルーザー70の中古車相場はこちら
>>ランドクルーザー70のリセール価格はこちら
1年ほどで販売終了か

一方、気になるのは再々販売される期間です。
2014年の再販売時には、1年限定という期限付きでの販売となりましたが、今回もそのようになるのでしょうか。
結果から言えば、排ガス規制などへの対応が難しいことから、今回も1年程度の期間限定販売となる可能性が高いようです。また、オーストラリアなどでも順次販売が終了すると見られており、70系を新車で購入することができる、事実上最後の機会となる見込みです。
ちなみに、2022年にトヨタはオーストラリアで23万台超の新車を販売しており、この数字は過去14年のなかで最高のものとなっていますが、そのうちの6万4000台超はピックアップトラックのハイラックスが占めています。
ハイラックスは、2022年にオーストラリアで販売された新車のなかで最も多くの販売台数を記録したモデルとなっています。一方、70系は2022年7月以降新規のオーダーがストップしています。
>>ハイラックスの価格・スペック詳細はこちら
>>ハイラックスのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ハイラックスの中古車相場はこちら
>>ハイラックスのリセール価格はこちら
ハイラックスの好調は70系のオーダーストップと無関係ではないと考えられますが、こうした動きからは、オーストラリアでハイラックスを積極的に展開したいというトヨタの狙いが見て取れます。それと同時に、近い将来にオーストラリア向けの70系が生産終了となることが示唆されています。
現在、中古車価格が高値で推移している70ランクルですが、期間限定かつ最後の機会ということもあり、再々販売されたら争奪戦となることが予想されます。
>>ランドクルーザー70のスペック詳細はこちら
>>ランドクルーザー70のユーザーレビューはこちら
>>ランドクルーザー70の中古車相場はこちら
>>ランドクルーザー70のリセール価格はこちら
この記事に出てきたクルマ マイカー登録
全国のトヨタ ランドクルーザー70中古車一覧 (338件)
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2023/3/07 15:0770系は4世代前のモデルではなく現行モデル
80系は70系の後継ではありません。60の後継が80系であり記事は間違っています
そして排ガス規制の関係で70は1年限るというのもプラドの2.8ディーゼルを積むのなら辻褄が合いません。
オーストラリア向けも販売終了という情報もハイラックスとはあまり関係が無いと思います
2027年ユーロ6開始に向けた新エンジン搭載による改良であり、オーダーストップもバックオーダー解消のための一時的なものでしかありません
オーストラリアはランクル70最大の市場であり、そこから無くすとは到底あり得ない事であり、ハイラックスとランクル70はニーズもユーザーもまるで違います。-
ログインしてコメントを書く
-
-
2023/3/07 12:291GDでAT‥
それじゃほぼプラドじゃん。
どうせ最後になるなら、そのまま1VDを排ガス対策してMTで出して欲しいなぁ。-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
スポーツ 2025.10.03
フェルスタッペンがニュル24時間出場を確約できない複数の要因。GTチームはフォード・マスタングに鞍替えの噂も
-
業界ニュース 2025.10.03
三重県の駐車場で水没車の引き上げ始まる! 水没車オーナーの思いは? 費用は管理会社持ち 搬出完了は10月半ば以降か
-
業界ニュース 2025.10.03
いすゞ、米国で新工場の起工式、片山会長「自社工場は夢だった」[新聞ウォッチ]
-
業界ニュース 2025.10.03
日産がダントツ1位!!!! 悲願のロータリー復活も月に20台だけ!? 国産BEVのリアルな売れ行きって?
-
業界ニュース 2025.10.03
VWオーナー感謝イベント、『ID. Buzz』も特別展示…11月1日代官山で開催
-
スポーツ 2025.10.03
マクラーレン、育成アレックス・ダンとの契約を即時解除。今季F2でランキング5番手の有望株が驚きの離脱
-
業界ニュース 2025.10.03
一体なにが!?「在日米軍イベント」次々取り止め→「安全確保できない!」横須賀の花火大会まで中止に
-
スポーツ 2025.10.03
高温多湿のF1シンガポールGPで、史上初の『ヒートハザード』規則が適用。冷却ベスト着用は任意
-
ニューモデル 2025.10.03
レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
-
業界ニュース 2025.10.03
関東の「鉄道廃止代替バス」も一部廃止へ 47.7km一挙廃止の大ナタ 運転手不足で 茨城
-
業界ニュース 2025.10.03
215から! スズキ新型「コンパクトSUV」発表! 精悍顔×「大幅刷新の内装」がイイ! “新たなパワトレ”で「リッター約23キロ」に進化! 装備拡充で実用性アップの新型「クロスビー」従来となにが違う?
-
ニューモデル 2025.10.03
「ぜんぜん見つからない」「上下揃えても安すぎ!」ライダーに刺さりまくるワークマンの「着る断熱材」とは?
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2025.10.03
【ついに普通に買える!?】供給体制見直しの改良版「GRカローラ」。納期は26年2月以降…問い合わせ多数で買うなら急げ!
-
コラム 2025.10.03
【危なくない?】なぜ大型ディスプレイやタッチパネルに集約されるのか。近年は物理スイッチ復活の動きも
-
コラム 2025.10.03
レクサス「LS」が米国で生産終了。限定モデル「ヘリテージエディション」登場と次期モデルへの期待
-
コラム 2025.10.03
【ハイブリッドじゃ物足りない】日本から消えたV6搭載の新型「IS350」が再導入を期待される理由と“国内向け資料”に見え隠れするレクサスの狙いとは?
-
コラム 2025.10.03
【何が起こる…?】センチュリーが「トヨタの中心」に。独立ブランド化と新モデルの噂、10月13日に新プロジェクト始動へ
-
コラム 2025.10.02
「眩しすぎて迷惑」の声もあるが…なぜ近年は「LEDライト」の普及が進むのか?
-
コラム 2025.10.02
【待望】新型RAV4がまもなく登場。2025年内に日本導入の可能性も…注目の価格予想とグレード構成を徹底解説
-
コラム 2025.10.02
「軽自動車が300」の時代。高額化する背景と王者「N-BOX」が生み出したトレンドとは…今後も価格上昇は続く?
-
から" width="200"> コラム 2025.10.02
【フルモデルチェンジ級の進化】スズキ新型「クロスビー」が大幅改良で登場。角を丸めた四角デザイン&1.2L新エンジン搭載…価格は215万7100から
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
コメントの多い記事 2025.10.03更新
関連サービス
