CARVIEW |
dev2.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/2c85c0b594c6d39e6a3975e8830965c66efb4918/
SHARE
【レクサス 新型LX 試乗】ライバルに負けない快適性と洗練度。4人乗り仕様はアルファードに軍配か
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 102
ボディオンフレームの弱点を克服できるか?
2021年10月、主要市場のサウジアラビアとUAEで初披露された新型レクサス「LX」。このほど実車に触れ、短時間ながら試乗することができた。ベースとなったトヨタ「ランドクルーザー」が、モデルチェンジで大幅に進化したのと同じだけLXも大きく進化した。オンロードでの洗練度の高さが印象に残った。
ランドクルーザーの面影を強く残すシルエットだが、レクサスオリジナルの前後デザインが与えられた。レクサスの象徴であるスピンドルグリルは、フロントマスクの上から下までほとんどを占めるほどに巨大化し、フレームレスのデザインとなった。ランドクルーザーの開発陣は、主に悪路走破性の観点からホイールベースを2850mmに留めることに強いこだわりをもっており、それがLXにも適用されている。昨今ロングホイールベースのクルマが多いので、LXの長い前後オーバーハングは見た目の新鮮さにも貢献している。
LXは、ベースとなったランドクルーザー同様、頑丈で耐久性が高いという理由からモノコック構造ではなくボディオンフレーム構造を採用する。同じ理由で、リアサスペンションはトレーリングリンクの車軸式だ。フロントサスペンションは独立懸架のダブルウィッシュボーン式で、前後ともコイルスプリングである。
一般的に、車体構造はボディオンフレームよりもモノコックのほうが、サスペンションは車軸式よりも独立式のほうが、そしてスプリングはコイルよりもエアのほうが乗り心地の面で有利とされる。またモノコックのほうが車体を軽くでき、動力性能や燃費において優位性がある。さらにコストも抑えられる。だから現代のほとんどの乗用車がモノコックなのだ。
しかしLXは、ランドクルーザーやタンドラ(北米市場向けのピックアップトラック)が用いる「GA-Fプラットフォーム」を流用するからこそ存在し得るモデルのため、ランドクルーザーやタンドラに求められる悪路走破性、頑健性、耐久性、また高い牽引能力を重視したボディオンフレームを採用せざるを得ない。つまりものすごく乱暴に言えば、LXはトラックのシャシーを用いながら、どこまでラグジュアリーなSUVを開発できるかへの挑戦なのだ。
次のページ>>ライバルに引けを取らない快適性
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
2022/1/12 21:05やれベンツの方が良いとかレンジローバーの方が本物だとか所詮トヨタ車だとか
色々ネガティブな評価を言う人は多いと思うけど
ガソリン入れて定期点検受けていればつまらない故障で修理時間を浪費しないのが最大の魅力でしょう。
趣味性を考えれば輸入車、工業製品としての純粋な完成度はレクサスだと思います。-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース 2025.10.01
愛知県と三重県を結ぶ「夜行列車」運転へ 所要時間は8時間超え 途中駅で長~い停車も
-
ニューモデル 2025.10.01
三菱ふそう『eキャンター』に搭載、次世代物流ソリューション「COBODI」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
-
業界ニュース 2025.10.01
ホンダ「“4人乗り”スポーツモデル」がスゴい! 高性能タイプ「R」も設定! めちゃパワフルな「2気筒エンジン」搭載した“悪路最強”モデル「タロン」米国仕様とは!
-
業界ニュース 2025.10.01
「エイみたいな飛行機作ったら最強じゃね…?」→どう実現? 「全翼機」実用化までの経緯…悲願達成まで半世紀超!?
-
業界ニュース 2025.10.01
トヨタ「“新”ランドクルーザー」発表に“問合せ殺到”! すでに「買いたくても買えない…」状態に? 新車930超えの「超・本格オフロード仕様」“ラリーレイド”登場に販売店でも話題に
-
ニューモデル 2025.10.01
「俺達のスーフォア!」「125の軽さ気になる」ヤングマシン人気記事ランキングTOP10【2025年9月版】
-
業界ニュース 2025.10.01
軽量×防水×多収納! エレコムから登場した通勤から旅行まで幅広いシーンで使える新バックパックシリーズ「エムエヌエル シティパック ライト」の実力とは
-
スポーツ 2025.10.01
ウイリアムズF1代表、今より2戦多い“年間26戦”を提案!? ただし条件付き「週末を2日間にすればね」
-
業界ニュース 2025.10.01
10/30【無料】Japan Mobility Showはどこを見る?業界人のための攻略ガイド&注目のコンセプトカー~電動化とSDVで注目各社のアプローチは?~
-
業界ニュース 2025.10.01
モーター+エンジンの単純計算じゃない! ハイブリッド車の「システム出力」ってなに?
-
業界ニュース 2025.10.01
主役の座にあと一歩届かず!! ブームの陰に散った悲運のモデルたち
-
モーターショー 2025.10.01
ホンダ、ジャパンモビリティショー2025で「ゼロシリーズ」のSUVモデルを世界初公開
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム 2025.10.01
あの日産「サニー」が生きていた! SUV全盛の“逆風”の中、中国で大ヒット「N7」とともに大幅進化。日本導入はあるのか?
-
コラム 2025.10.01
「クルマの魂はエンジン」。フェラーリの最新V8プラグインハイブリッド「849テスタロッサ」の名に込められた真意とは
-
コラム 2025.10.01
改良版「GRカローラ」の供給体制見直し&値上げナシに高評価…別モデル購入者からは「半年遅い!」の悲鳴
-
コラム 2025.10.01
【過去最高の初月受注達成】新型フォレスターはなぜ売れているのか? 爆発的な受注の裏にある5つの強みを解説
-
コラム 2025.10.01
トヨタの世界戦略車「フォーチュナー」の次期型を徹底予想。ハイラックスの兄弟モデルの次世代デザインとは?
-
コラム 2025.9.30
【幻想崩壊】補助金頼みでも売れないBEVが、なぜ今“高すぎ・使えない・価値が落ちる”の三拍子揃ったしくじり車種になったのか
-
コラム 2025.9.30
「コペン」現行モデルが2026年夏に生産終了へ。しかしダイハツの“意味深”な企画やコメントに…もしや“次期型”が期待できそうな理由とは?
-
コラム 2025.9.30
ホンダ「0シリーズ」の“新型SUV”も登場予定。秋の「JMS2025」でホンダが小型EVや日本向け「CR-V」など注目車種を多数お披露目へ
-
コラム 2025.9.30
サプライズあるか!? 「センチュリー」に「エルグランド」、BYDの軽自動車…「ジャパン・モビリティ・ショー25」の目玉モデルを大予想!
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
関連サービス
