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【新車で買えるのは3車種のみ】絶滅危惧種の国産ステーションワゴン…SUVやミニバンに受け継がれるその“血脈”とは
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 40
バブル期に花開いたステーションワゴンブーム
ステーションワゴンと言えば、どんな形状のクルマを思い浮かべますか? 日本では長い間、セダンボディからの派生で、ボディ後半の荷室を大きくした商用車、いわゆるライトバンのイメージが強かった時代がありました。
欧米では歴史的にそれらを乗用車として使用し、週末のレジャーに用いる車両として生活の余裕を感じさせるクルマだったわけですが、まだまだ多くの日本人の目には、ステーションワゴンのある生活=余裕のある生活とは映らなかったのです。
そうした歴史的背景から、セダン系車種のボディバリエーションとしてステーションワゴン/バンは多くの車種に存在はしていましたが、乗用車の主流のひとつとはなっていませんでした。
けれど、バブルの影響で余暇を楽しもうとレジャーブームが起きると、1989年に登場した初代スバル「レガシィツーリングワゴン」などがリードした一大ステーションワゴンブームが湧き上がりました。
冠婚葬祭にはピッタリだったセダンの堅苦しさを脱ぎ捨て、アウトドアに遊びに行くためのアクティブで楽しげ、かつ普段も使えるクルマとしてステーションワゴンは広く受け入れられたのです。
この現象は、バブル期までは仕事帰りでなくともデートにスーツを着ていくのが当たり前だったのに対し、その後はカジュアルなスタイルで出かけるのが当たり前になったのと似ていると思います。セダンは革靴、ステーションワゴンはスニーカーのイメージでしょうか。
<次のページへ続く>
#ステーションワゴン #カローラツーリング #レヴォーグ #レガシィツーリングワゴン #SUV
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みんなのコメント
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2025/9/29 18:15最後のカメラマンのように、長くて低い荷物を載せるにはステーションワゴンが向いてるんですよね…
SUVも確かに荷物は沢山載るけど、奥行はそれなりで高さで容量を稼いでる
クラウンエステートは荷室の奥行があるけど値段が高いし、長物の荷物を載せるのが目的ならレガシィの5代目以降やカムリワゴンなどのそこそこの車のワゴンが良かったです-
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2025/9/29 18:1070カローラばんから派生したカローラワゴン、同じく60カリーナバンから派生したカリーナサーフ。そしてレオーネツーリングワゴンにスプリンターカリブ。
そしてクラウンワゴンとマークIIワゴンにセド・グロワゴン。
80年代には選択肢がたくさんありました。-
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2025/9/29 18:45スバル・レガシイの登場まではワゴン=商用バンの乗用車版というイメージが強く、ファミリーカーといえばセダンであった。85年のプラザ合意以降のバブル景気で高になったことで輸入車が身近になり、スキーなどのウインタースポーツが流行したことで4WDへの需要が高まった。そうした時代に生まれたのがレガシイだった。先代にあたるレオーネに存在した商用グレードはなくなり、ハイパワー 4WDで欧州の本格的なスポーツカーに引けを取らない走行性能と、ファミリーカーとしての実用性も兼ね備えたステーションワゴンを再定義したクルマであった。
ツーリングワゴンとしてのレガシイは2014年に生産を終え、クロスオーバー版のアウトバックも2025年に終売となった。SUVやミニバンが隆盛の時代、ステーションワゴンの第一人者であったレガシイと共に再びマイナーなジャンルへと戻った。-
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