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【2026年】燃費のいい車ランキング&上位22選|軽自動車、ミニバン、SUVなどタイプ別に紹介
カテゴリー: 特選車
タグ: レクサス / トヨタ / 日産 / ホンダ / スズキ / 三菱 / ダイハツ / ハッチバック / ミニバン / SUV / 軽自動車 / クルマを選び始めた人向け / ハイブリッド / プラグインハイブリッド / FF / RAV4 / ロッキー / ノート / オデッセイ / プリウス / ヤリス / フィット / シエンタ / アウトランダー / アルトラパン / ワゴンR / フリード / ノア / カローラ / アクア / スペーシア / ランディ / UX / アルト / カローラスポーツ / カローラツーリング / ライズ / ヤリスクロス / LBX / 田端邦彦
2026/09/08
▲経済性だけでなく、環境意識の高まりからも燃費性能に注目が集まっている。画像は左上から時計回りに、ヤリス、ヤリスクロス、ワゴンR、カローラ物価高や原油高などの影響で、車選びの条件としてますます重視されるようになった燃費性能。最近では軽自動車やSUVなどでもハイブリッドが一般的になり、燃費のよさをアピールするようになった。
この記事では、カーセンサーnetに掲載されている車種の中で燃費のいい車を総合とボディタイプ別にランキング形式で紹介。その中から、計22車種を詳細に紹介していくので、車選びの参考に役立てて!
燃費のいい車 総合ランキング TOP10
まずは、カーセンサーnetに掲載されている全車種を対象とした、総合ランキングのトップ10を発表する。現行型か旧型かは問わず、生産期間中に記録されたWLTCモードの最高燃費で比較した。
| 順位 | 車名 | タイプ | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリス(初代) | コンパクトカー | 36km/L |
| 2位 | トヨタ アクア(2代目) | コンパクトカー | 35.8km/L |
| 3位 | トヨタ プリウス(5代目) | セダン | 32.6km/L |
| 4位 | トヨタ プリウス(4代目) | セダン | 32.1km/L |
| 5位 | トヨタ ヤリスクロス(初代) | SUV | 30.8km/L |
| 6位 | ホンダ フィット(4代目) | コンパクトカー | 30.2km/L |
| 同率6位 | トヨタ カローラ(現行型) | セダン | |
| 8位 | トヨタ カローラスポーツ(初代) | コンパクトカー | 30km/L |
| 9位 | トヨタ アクア(初代) | コンパクトカー | 29.8km/L |
| 10位 | 日産 ノート(3代目) | コンパクトカー | 29.5km/L |
| 同率10位 | トヨタ カローラツーリング(初代) | ステーションワゴン |
| 順位 | 車名 | タイプ | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリス(初代) | コンパクトカー | 36km/L |
| 2位 | トヨタ アクア(2代目) | コンパクトカー | 35.8km/L |
| 3位 | トヨタ プリウス(5代目) | セダン | 32.6km/L |
| 4位 | トヨタ プリウス(4代目) | セダン | 32.1km/L |
| 5位 | トヨタ ヤリスクロス(初代) | SUV | 30.8km/L |
| 6位 | ホンダ フィット(4代目) | コンパクトカー | 30.2km/L |
| 同率6位 | トヨタ カローラ(現行型) | セダン | |
| 8位 | トヨタ カローラスポーツ(初代) | コンパクトカー | 30km/L |
| 9位 | トヨタ アクア(初代) | コンパクトカー | 29.8km/L |
| 10位 | 日産 ノート(3代目) | コンパクトカー | 29.5km/L |
| 同率10位 | トヨタ カローラツーリング(初代) | ステーションワゴン |
ハイブリッドを採用したコンパクトカーが多い中、気を吐いているのがプリウス。他より一回り以上ボディが大きいのに、現行型だけでなく旧型も上位にランクインしているのは見事だ。
燃費のいい「軽自動車」TOP10
次にボディタイプ別の燃費ランキングTOP10を見ていこう。はじめは軽自動車。併せて上位5モデルを解説していく。
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | スズキ アルト(9代目)など | 28.2km/L |
| 2位 | スズキ アルトラパン(3代目) | 27.3km/L |
| 3位 | スズキ アルト(8代目)など | 25.8km/L |
| 4位 | スズキ ワゴンR(6代目)など | 25.2km/L |
| 5位 | スズキ ワゴンRスマイル(初代) | 25.1km/L |
| 同率5位 | スズキ スペーシア(3代目)など | |
| 7位 | ダイハツ ミライース(2代目) | 25km/L |
| 同率7位 | スズキ ハスラー(2代目) | |
| 9位 | 日産 デイズ(2代目) | 23.3km/L |
| 同率9位 | 三菱 eKクロス(初代) |
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | スズキ アルト(9代目)など | 28.2km/L |
| 2位 | スズキ アルトラパン(3代目) | 27.3km/L |
| 3位 | スズキ アルト(8代目)など | 25.8km/L |
| 4位 | スズキ ワゴンR(6代目)など | 25.2km/L |
| 5位 | スズキ ワゴンRスマイル(初代) | 25.1km/L |
| 同率5位 | スズキ スペーシア(3代目)など | |
| 7位 | ダイハツ ミライース(2代目) | 25km/L |
| 同率7位 | スズキ ハスラー(2代目) | |
| 9位 | 日産 デイズ(2代目) | 23.3km/L |
| 同率9位 | 三菱 eKクロス(初代) |
1位 スズキ アルト(9代目):軽自動車トップは長い歴史をもつ名車
▲9代目アルトは2021年12月に登場。箱型のフォルムで、室内の広さが確保された。写真は2025年7月~の後期型軽自動車で最も燃費のいい車は、永遠のスタンダードとも言えるアルト。通算9代目は、背が高めのフォルムと丸みを帯びたボディ、ちょっとりりしいフロントマスクが特徴だ。
ISG(モーター機能付き発電機)を搭載するマイルドハイブリッド車を設定しており、2025年7月の改良で外観がリフレッシュ。その後期型は燃費も伸びており、「ハイブリッド X」の2WDなどで28.2km/Lをマークしている。
限られたボディサイズの中で、従来型よりも車内高を45mm、車内幅を25mmも拡大。随所に小物入れを用意するなど、車内空間の使い勝手も良くなった。
▲インパネシフトとして足元空間も広々。ハイブリッド車らしさは控えめだ中古車流通台数は約1310台。そのうちマイルドハイブリッド車は4分の1ほどとなっている。
流通している物件のカラーバリエーションは豊富。人気のツートーンカラーも選ぶことができる。なお、9代目アルトのOEMモデルとしてマツダの7代目キャロルとして展開されているので、こちらもチェックしてみると良いだろう。
▼検索条件
スズキ アルト(9代目) & マツダ キャロル(7代目)【9代目アルトの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm
室内寸法:室内長1960~2015mm×室内幅1280mm×室内高1260mm
乗車定員:4名
パワーユニット:ガソリンエンジン/マイルドハイブリッド
排気量:657~658cc
最高出力:エンジン49ps/モーター2.6ps(マイルドハイブリッド)
最大トルク:エンジン58N・m/モーター40N・m(同上)
燃費(WLTCモード):23.5~28.2km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:94万4000~170万円
2位 スズキ アルトラパン(3代目):見た目がかわいいだけでなく燃費も優秀
▲2015年6月から販売される3代目アルトラパン。2025年8月の改良でパワーユニットだけでなく、バンパーやフロントグリルのデザインも一新アルトと基本設計を共有するアルトラパンが2位にランクイン。3代目は女性ユーザーからの人気を受けて女性が車に求めるものを1から調査し、企画からデザイン、機能にまで女性視点が盛り込まれた。
外観は大きくてつぶらなヘッドライトや角丸のボディ形状が特徴だ。2022年6月に追加された「LC」というレトロ顔のカスタムモデルも人気となっている。
2025年8月の改良でパワートレインが一新され、新たなエンジンとマイルドハイブリッドを採用。27.3 km/Lを記録している。なお、デビュー当初は2ペダルマニュアルの「オートギアシフト」も設定されていたが、2020年10月に廃止され、CVT車のみとなった。
▲2025年8月以降の後期型では、急速充電に対応したUSBソケットを採用するなど装備が充実。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」も標準装備中古車の流通台数は約3890台と豊富。平均総額は約130万円前後と高値で安定しているが、2015~2018年の物件なら総額40万円程度から狙える。
レトロ感がある「LC」は総額110万円から探すことができる。
▼検索条件
スズキ アルトラパン(3代目)【3代目アルトラパンの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mm
室内寸法:室内長2020mm×室内幅1295mm×室内高1240mm
乗車定員:4名
パワーユニット:ガソリンエンジン/マイルドハイブリッド
排気量:658cc
最高出力:エンジン49ps/モーター2.6ps(マイルドハイブリッド)
最大トルク:エンジン58N・m/モーター40N・m(同上)
燃費(WLTCモード):23.4~27.3km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:107万8000~186万9000円
3位 スズキ アルト(8代目):1世代前でも実力は一線級
▲8代目アルトは2014年12月~2021年11月販売。ホイールベースは2460mmと長く、広い室内と最小回転半径4.2mという小回りを両立している1世代前のモデルだが、軽量化によって現行の軽自動車を超える燃費性能を誇る8代目アルト。低身長なボディと、「過不足のない装備をできるだけ安く」というアルトの伝統も相まって、最軽量の「F」グレードでは610kgというミニマルさだ。
ハイブリッドは用意されておらず、パワートレインは658ccのガソリンエンジンと同ターボの2種類。組み合わされるトランスミッションはCVTと5MT、5AGSだ。
もちろん当時の低燃費化技術である「スズキグリーン テクノロジー」も採用。エネチャージとアイドリングストップ、蓄冷材によってアイドリングストップ中でも冷風を一定時間キープする「エコクール」が搭載されている。
▲インテリアはシンプル。ただ、随所に収納が設けられ、実用性においてはまさに過不足なしだ中古車の流通台数は約2280台で、平均総額は約65万円前後。走行距離が5万km以上の物件だけでなく、2万km以下でも総額50万円以下で見つけられる。
なお、OEM車種にはマツダの6代目キャロルがあるが、元となる8代目アルトよりも流通台数が少なく、平均車両価格も高値となっている。もちろん条件によってはキャロルの方が適していることもあるので、合わせて探してみるのが吉だ。
▼検索条件
スズキ アルト(8代目) & マツダ キャロル(6代目)【8代目アルトの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1475~1500mm
室内寸法:室内長1985~2040mm×室内幅1255mm×室内高1215mm
乗車定員:4名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ガソリンターボ
排気量:658cc
最高出力:49ps(ガソリンエンジン)
最大トルク:58N・m(同上)
燃費(WLTCモード):20.6~25.8km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:69万7000~168万6000円
4位 スズキ ワゴンR(6代目):トールワゴンのパイオニア
▲2017年2月に登場した6代目ワゴンR。2025年12月以降のモデルでは横基調デザインのフロントマスクに軽自動車の燃費においては、スズキ車が圧倒的に強い。4位に入ったのは軽トールワゴンのパイオニアであるワゴンRだ。6代目の外観はデビュー当初はベーシックなモデルの他にカスタム顔の「スティングレー」、「ハイブリッドFZ」という3タイプを用意。
しかし、2022年8月の改良でハイブリッドFZがデザインを刷新した「カスタムZ」に変更され、2025年12月以降はハイブリッドFZ-カスタムZ系統の外観に統一されている。
燃費ではISGと大容量リチウムイオンバッテリーを採用するマイルドハイブリッド車で25.2km/Lを記録。同仕様は最長10秒間、モーターのみでのクリープ走行も可能だ。
▲インテリアのデザインはクール系。センターメーターやインパネシフトが採用されている生産期間が長いために、中古車市場には約3510台が流通。その半数以上がマイルドハイブリッド車だ。しかもガソリン車との価格差もさほどないので、積極的に狙いたい。
なお、OEM車種としてマツダの2代目フレアもある。ただ、こちらはマイルドハイブリッド車のみで、中古車流通台数も少なめ。そのため、フレアも同時にチェックしながらもワゴンRを優先した方が効率的に物件を選べるはずだ。
▼検索条件
スズキ ワゴンR(6代目) & マツダ フレア(2代目)【6代目ワゴンRの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1650mm
室内寸法:室内長2450mm×室内幅1355mm×室内高1265mm
乗車定員:4名
パワーユニット:ガソリンエンジン/マイルドハイブリッド/マイルドハイブリッドターボ
排気量:657~658cc
最高出力:エンジン49ps/モーター2.6ps(マイルドハイブリッド)
最大トルク:エンジン58N・m/モーター40N・m(同上)
燃費(WLTCモード):20.9~25.2km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:107万9000~188万9000円
5位 スズキ ワゴンRスマイル(初代):愛らしいマスクと好燃費で人気
▲2021年8月に登場した初代ワゴンRスマイル。2024年12月にはバンパーやフロントグリルのデザインが変更されている6代目ワゴンRに続き5位に輝いたのは、その派生車種である初代ワゴンRスマイルだ。特徴となるのはかわいらしいデザインと、開口幅1165mm/開口幅600mmのスライドドア。ワゴンRと比べて室内高が65mm高いのもうれしいところだろう。
その分、全高がワゴンR より45mm高くなっているが、スーパートールワゴンより背を抑えている点もポイント。トールワゴンの走行性能と燃費性能も損なわず、スーパートールワゴンの広い室内と使い勝手を兼ね備えているのが魅力だ。
パワートレインは657ccのガソリンエンジンとマイルドハイブリッド。トランスミッションはCVTのみの設定となる。燃費が良い運転をするとメーターパネルの色が変わる「ステータスインフォメーションランプ」も、ワゴンR同様に装備されている。
▲インテリアでは、インパネとドアトリムに手縫いステッチ風の模様を採用するなど、柔らかい雰囲気を演出。天井にもキルティング状の加工が施されている中古車の流通台数は約2810台。平均総額は約170万円前後と高値安定だが、これは走行距離が少ない物件が多いことの裏返しでもある。
2024年12月には外観を変更するとともに、安全性能や運転支援機能が進化。ただ、パワーユニットや走行性能は大きく変わっていないため、普段使いが中心で条件に合うリーズナブルな物件が見つかれば、中古車での購入も一案だ。
▼検索条件
スズキ ワゴンRスマイル(初代)【初代ワゴンRスマイルの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1695mm
室内寸法:室内長2185mm×室内幅1345mm×室内高1330mm
乗車定員:4名
パワーユニット:ガソリンエンジン/マイルドハイブリッド
排気量:657cc
最高出力:エンジン49ps/モーター2.6ps(マイルドハイブリッド)
最大トルク:エンジン58N・m/モーター40N・m(同上)
燃費(WLTCモード):22.5~25.1km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:129万7000~198万4000円
同率5位 スズキ スペーシア(3代目)など:好燃費×優れた使い勝手=最高
▲2023年11月に登場した初代スペーシア。画像の標準仕様の他、「カスタム」や「ギア」など個性の異なるグレードも用意初代ワゴンRスマイルと同率5位で並んだのは3代目スペーシア。燃費性能では不利となる高身長の軽スーパートールワゴンながら、全車にマイルドハイブリッドを搭載し、WLTCモードで最高25.2km/Lという立派な記録をマークしている。
それでいて両側スライドドアを備え、室内も広々。多彩な収納や、天板にストッパーが付いた後席パーソナルテーブルなど快適装備も満載だ。
中でもトピックとなるのは、中間グレード以上に採用される「マルチユースフラップ」。後席下部に備わり、フラップの位置と角度を調整することで、さまざまな用途に使える優れものだ。例えば足を支えるオットマンや、荷物の落下を防止するストッパーとして使うことができる。
▲標準仕様の内装。ダッシュボードはオープントレイを採用。USBタイプCも備わり、スマホが充電しやすいのも好印象だ中古車の流通台数は約6790台と豊富だ。価格帯は総額で約100万~340万円と幅広いが、走行距離1万km以下の物件が総額120万円前後から探すことも可能だ。
最も好燃費なのは標準仕様のエントリーである「ハイブリッド G」だが、個人的には装備が充実した「ハイブリッド X」ないし同ターボをオススメしたい。
なお、マツダの4代目フレアワゴンがOEM車種として展開されているが、中古車流通台数は約220台とスペーシアの5%以下なので、スペーシアを中心に探すのが効率的だろう。
▼検索条件
スズキ スペーシア(3代目) & マツダ フレアワゴン(4代目)【3代目スペーシアの注目データ】
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mm
室内寸法:室内長2170mm×室内幅1345mm×室内高1415mm
乗車定員:4名
パワーユニット:マイルドハイブリッド/マイルドハイブリッドターボ
排気量:657~658cc
最高出力:エンジン49ps/モーター2.6ps(マイルドハイブリッド)
最大トルク:エンジン58N・m/モーター40N・m(同上)
燃費(WLTCモード):19.8~25.1km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:153万~219万3000円
燃費のいい「コンパクトカー」TOP10
次にコンパクトカーでの燃費ランキングTOP10と上位5車種を紹介する。コンパクトカーには厳密な定義はないが、今回は「全長4.4m以下×全幅1.8m以下」の軽規格ではないハッチバック車を対象とした。
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリス(初代) | 36km/L |
| 2位 | トヨタ アクア(2代目) | 35.8km/L |
| 3位 | ホンダ フィット(4代目) | 30.2km/L |
| 4位 | トヨタ カローラスポーツ(初代) | 30km/L |
| 5位 | トヨタ アクア(初代) | 29.8km/L |
| 6位 | 日産 ノート(3代目) | 29.5km/L |
| 7位 | 日産 ノートオーラ(初代) | 27.2km/L |
| 8位 | ルノー ルーテシア(5代目) | 25.4km/L |
| 同率8位 | スズキ スイフト(4代目) | |
| 10位 | マツダ MAZDA2(初代) | 25.2km/L |
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリス(初代) | 36km/L |
| 2位 | トヨタ アクア(2代目) | 35.8km/L |
| 3位 | ホンダ フィット(4代目) | 30.2km/L |
| 4位 | トヨタ カローラスポーツ(初代) | 30km/L |
| 5位 | トヨタ アクア(初代) | 29.8km/L |
| 6位 | 日産 ノート(3代目) | 29.5km/L |
| 7位 | 日産 ノートオーラ(初代) | 27.2km/L |
| 8位 | ルノー ルーテシア(5代目) | 25.4km/L |
| 同率8位 | スズキ スイフト(4代目) | |
| 10位 | マツダ MAZDA2(初代) | 25.2km/L |
1位 トヨタ ヤリス(初代):全カテゴリー中のトップ!
▲2020年2月に登場した初代ヤリス。これまで何度か改良が施され、2026年3月には電動パーキングブレーキやスマートエントリーの標準装備など装備が拡充されているコンパクトカーだけでなく、全車種の中で最も低燃費なのが初代ヤリスだ。ヤリスは日本で販売されていたコンパクトカー「ヴィッツ」の海外名で、通算4代目から日本でもヤリスとしてデビューした。
そんな初代ヤリスの持ち味は、軽快なハンドリング。軽量で高剛性なTNGAプラットフォームを採用したことで、スポーティな走りを可能としている。別車種扱いであるが、スポーティな「GRヤリス」も展開されるなど、車としてのポテンシャルは折り紙付きだ。
走行性能の高さは燃費性能にも反映されている。パワートレインは1Lと1.5Lのガソリンエンジン、さらに1.5Lガソリンとモーターを組み合わせたシリーズ・パラレル型ハイブリッド「THS-Ⅱ」を採用。最高燃費となるのは当然ハイブリッド車で、36km/Lという好燃費を記録している。
▲室内もコンパクトだが、日常使いなら必要十分。ディスプレイオーディオが標準装備されているのもありがたい(オーディオレス仕様あり)中古車の流通台数は約2360台で、そのうち約4割弱がハイブリッド車だ。平均総額は約165万円前後。例えば、走行距離3万km以下のハイブリッド車を探すなら、総額120万円~のスタートとなる。
ハイブリッド車で狙いやすいのは、エントリーである「X」グレード。装備がシンプルな分、最も低燃費なので燃費性能を優先するなら渡りに船だろう。
ただ、オプション装備のパーキングサポートブレーキなどは年式によって採用されていない場合がある。安全装備が充実するほど高価となるので、コストとてんびんにかけたうえで検討したい。
▼検索条件
トヨタ ヤリス(初代)【初代ヤリスの注目データ】
ボディサイズ:全長3940~3950mm×全幅1695mm×全高1495~1515mm
室内寸法:室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1190mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリン/ハイブリッド
排気量:996~1490cc
最高出力:エンジン91ps/モーター80ps(ハイブリッド)
最大トルク:エンジン120N・m/モーター141N・m(同上)
燃費(WLTCモード):18~36km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯: 139万5000~299万4000円
2位 トヨタ アクア(2代目):燃費もよくて居住性も良好
▲2021年7月に登場した2代目アクア。2025年9月の改良で、ハンマーヘッド・デザインに刷新されている2代目アクアはコンパクトハッチバックながら軽自動車トップを上回る低燃費をマーク。パワートレインは1.5Lガソリンエンジンとモーターを組み合わせるトヨタ自慢のTHSIIを搭載する。
コンパクトなボディと1080~1240kgという軽い車重も相まって、35.8km/Lという優れた燃費性能を実現。FF(2WD)だけでなくE-Four(4WD)も設定している。
トヨタで初となる「快感ペダル」を採用したのもポイント。アクセルペダルのみで容易に速度コントロールでき、独特の乗り味を楽しめる。
▲左右非対称のインストルメントパネルが印象的なアクアの内装中古車の流通台数は約2030台。平均総額は約200万円だが、走行距離5万km以下の物件でも総額100万円台から狙える。
最も燃費のいいグレードは法人専用の「B」グレード(現在は廃止)だが、流通台数は少ない。そのため、狙い目となるのは次に低燃費の「X」グレード。 エントリーグレードだけあって装備はシンプルだが、お手頃価格で物件を見つけられ、コスパが高くなっている。
▼検索条件
トヨタ アクア(2代目)【2代目アクアの注目データ】
ボディサイズ:全長4050~4100mm×全幅1695mm×全高1485~1505mm
室内寸法:室内長1830mm×室内幅1425mm×室内高1190mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ハイブリッド
排気量: 1490cc
最高出力:エンジン91ps/モーター80ps(2WD)
最大トルク:エンジン120N・m/モーター141N・m(同上)
燃費(WLTCモード):29.3~35.8km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯: 198万~323万8000円
3位 ホンダ フィット(4代目):多彩なラインナップの王道コンパクトカー
▲2020年2月に登場した4代目フィット。5ナンバーサイズのコンパクトハッチバックとして、基本性能が徹底的に高められているコンパクトカーの燃費ランキング3位は、ホンダの人気コンパクトカーであるフィットの4代目だ。パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと2個のモーターによる独自のシリーズ・パラレル型「e:HEV」。動力性能と30.2km/Lという好燃費を両立させている。
単にスペックを追求するだけでなく、「乗り心地」や「座り心地」、「使い心地」といった心地よさを追求しているのも持ち味。コンパクトな車体の中で室内や荷室を最大限に確保するため、ハイブリッドのパワーユニットも極限まで小さく設計されている。
グレードが多彩なのも魅力だろう。2026年7月の改良でラインナップを一新。ベーシックな「X」、中間グレードの「Z」、スポーティな「RS」、SUV風スタイルの「クロスター」とバリエーション豊かとなっている。
▲メーターのバイザーをなくした、シンプルですっきりとしたデザイン過去には1.3Lガソリン車もラインナップしていたフィットだが、流通する約2200台のうち7割近くがハイブリッド車。
ガソリン車の燃費が20km/L以下なのに対し、FFのハイブリッド車ならいずれも27km/Lを超える。ガソリン車とハイブリッド車の価格差が小さいのも、燃費を重視する人にとってうれしいところだ。
モデルライフ中、最も燃費性能が高かったのはかつて設定されていたエントリーグレード「ベーシック」だが、選択肢が多いわけではない。狙いやすさや装備とのバランスを考慮すると、XやZ、ホーム(~2026年6月)のハイブリッド車がオススメだ。
▼検索条件
ホンダ フィット(4代目)【4代目フィットの注目データ】
ボディサイズ:全長3995~4095mm×全幅1695~1725mm×全高1515~1570mm
室内寸法:室内長1955mm×室内幅1445mm×室内高1260mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1317~1496cc
最高出力:エンジン106ps/モーター123ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン127N・m/モーター253N・m(同上)
燃費(WLTCモード):16.0~30.2km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:155万8000~295万6000円
4位 トヨタ カローラスポーツ(初代):スポーティとエコを両立
▲2018年6月に登場した5ドア・ハッチバックのカローラスポーツ。バンパーなどの形状もセダンとは異なるカローラシリーズが12代目にフルモデルチェンジする際、最も早く登場したのがカローラスポーツ。単にコンパクトなカローラとしてではなく、躍動感のあるフォルム、6速MT仕様の存在などで、スポーティなイメージが打ち出されている。
パワートレインは当初、1.2Lガソリンターボエンジンと1.8Lのシリーズ・パラレル型ハイブリッドを設定。ハイブリッド車のエントリーグレードの「G X」と中間の「G」でWLTCモード30km/Lを記録した。
2022年10月にはガソリンエンジンを2Lに変更し、ハイブリッドシステムもバッテリー容量を拡大し、出力とトルクを向上。2025年5月には、パワートレインがハイブリッドに一本化されている。ただ、2026年6月の改良で燃費が変更されている点は要注意だ。
▲内装はシンプルなデザイン。ハイブリッド車には、おくだけ充電や1500Wのアクセサリーコンセントなどがオプションで用意され、使い勝手も考慮中古車の流通台数は約770台で、ハイブリッド車が7割弱を占める。価格帯は総額で約100万~350万円となっており、走行距離は約3万km以下の物件は総額170万円あたりから狙いやすくなる。
気になるハイブリッド車をグレード別に見ると、最多は上級の「G Z」。最も燃費の良いグレードは「X」で、価格もリーズナブルなので、コスト優先なら積極的に狙いたい。
▼検索条件
トヨタ カローラスポーツ(初代)【初代カローラスポーツの注目データ】
ボディサイズ:全長4375mm×全幅1790mm×全高1460~1490mm
室内寸法:室内長1795mm×室内幅1510mm×室内高1155mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1196~1986cc
最高出力:エンジン98ps/モーター95ps(2022年10月以降のハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):15.2~30km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:210万6000~343万8000円
5位 トヨタ アクア(初代):燃費性能ではまだまだ現役に負けない
▲初代アクアは2011年12月~2021年6月にかけて生産された2位に輝いたのは2代目アクアだが、その初代も5位にランクイン。初代アクアはトヨタがプリウスで培ってきたシリーズ・パラレル型ハイブリッドの技術を、ミニマムサイズのボディに凝縮している。
1000kg前後という軽さと、空力性能を徹底的に追い求めたボディで、29.8km/Lという当時における国産トップクラスの燃費性能を記録。しかも、走って爽快、使って楽しい車となっていた。
2017年6月の変更ではヘッドライトなどの外観がリニューアルし、後期型になるとともにクロスオーバーやGRスポーツも登場。バリエーションが一気に増えたのも魅力だ。
▲コンパクトなボディサイズからは想像できないほど広く感じる室内空間生産終了からすでに5年以上が経過しているが、中古車市場では約4650台が流通。平均総額は約90万円と求めやすくなっている。
年式のボリュームゾーンは2012~2013年あたりだが、流通量全体が多いために後期型も充実。グレード別では中級グレードだった「S」が最多で全体の3割強、次いで上級グレードの「G」という順になっている。
▼検索条件
トヨタ アクア(初代)【初代アクアの注目データ】
ボディサイズ:全長3995~4070mm×全幅1695~1715mm×全高1420~1500mm
室内寸法:室内長2015mm×室内幅1395mm×室内高1175mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ハイブリッド
排気量:1496cc
最高出力:エンジン74ps/モーター61ps(2WD)
最大トルク:エンジン111N・m/モーター169N・m(同上)
燃費(WLTCモード):27.2~29.8km/L
駆動方式:2WD
新車時の車両価格帯:169万~261万円
燃費のいい「SUV」TOP10
SUVの燃費ランキングTOP10と上位5車種を見ていこう。なおライズとロッキーはデザイン違いの兄弟車であり、ほとんど同じ設計、かつ性能も同一なので、解説をひとつにまとめた。
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリスクロス(初代) | 30.8km/L |
| 2位 | ダイハツ ロッキー(2代目) トヨタ ライズ(初代) |
28km/L |
| 同率2位 | レクサス LBX(初代) | |
| 4位 | トヨタ カローラクロス(初代) | 26.4km/L |
| 5位 | レクサス UX(初代) | 26.3km/L |
| 6位 | ホンダ ヴェゼル(2代目) | 26km/L |
| 7位 | トヨタ C-HR(初代) | 25.8km/L |
| 8位 | 日産 キックス(3代目) | 25.7km/L |
| 9位 | ルノー キャプチャー(2代目) | 23.3km/L |
| 10位 | マツダ CX-3(初代) | 23.2km/L |
| 同率10位 | フィアット 600ハイブリッド(初代) |
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ ヤリスクロス(初代) | 30.8km/L |
| 2位 | ダイハツ ロッキー(2代目) トヨタ ライズ(初代) |
28km/L |
| 同率2位 | レクサス LBX(初代) | |
| 4位 | トヨタ カローラクロス(初代) | 26.4km/L |
| 5位 | レクサス UX(初代) | 26.3km/L |
| 6位 | ホンダ ヴェゼル(2代目) | 26km/L |
| 7位 | トヨタ C-HR(初代) | 25.8km/L |
| 8位 | 日産 キックス(3代目) | 25.7km/L |
| 9位 | ルノー キャプチャー(2代目) | 23.3km/L |
| 10位 | マツダ CX-3(初代) | 23.2km/L |
| 同率10位 | フィアット 600ハイブリッド(初代) |
1位 トヨタ ヤリスクロス(初代):SUVトップのリッター30km台
▲2020年8月に登場した初代ヤリスクロス。ベース車はヤリスだが、ほとんどの外板部品が独自設計となっているSUVカテゴリーの中でも本格クロカンタイプは燃費において不利。有利なのは乗用車に近いクロスオーバーだ。その中でもコンパクトな初代ヤリスクロスがトップに輝いた。
パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと、同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類だ。燃費性能に優れているのはもちろん後者。2WDが30.8km/L、4WDが28.1km/Lと良好だ。
当初のグレードは「X」「G」「Z」の3種類。2022年8月のマイナーチェンジで「GRスポーツ」と「Z アドベンチャー」が設定され、2024年1月にはKINTO専用の「U」グレードも追加されている。
▲2026年3月以降のモデルでは多くのグレードで10.5インチ・ディスプレイオーディオが標準装備になっている中古車は約3560台が流通しており、そのうちハイブリッド車が約8割を占める。平均総額は約260万円だが、デビュー年に近い年式なら走行距離3万km以下の物件でも総額190万円から狙うことができる。
グレード別では装備の充実した「Z」グレードが最多だが、リーズナブルなのはエントリーグレードである「X」と中間グレードの「G」だ。
▼検索条件
トヨタ ヤリスクロス(初代)【初代ヤリスクロスの注目データ】
ボディサイズ:全長4180~4200mm×全幅1765mm×全高1580~1590mm
室内寸法:室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
最高出力:エンジン91ps/モーター80ps(1ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン120N・m/モーター141N・m(同上)
燃費(WLTCモード):16.7~30.8km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:179万8000~335万5000円
2位 ダイハツ ロッキー(2代目)/トヨタ ライズ(初代):ダイハツ主導の優秀なハイブリッド
▲SUV感を強調した力強いデザインのロッキー(左)と、スポーティなデザインのライズ(右)SUVの燃費ランキング2位は2代目ロッキーと初代ライズ。ライズはダイハツからOEM供給される兄弟車だ。基本設計やエンジンなどはダイハツが担当しており、性能はほとんど一緒だが、デザイン面、特にフロントフェイスは大きく異なる。
当初のパワーユニットは1Lガソリンターボのみ。2021年11月の改良で4WDを1Lターボとし、2WDに1.2Lガソリン車と同エンジンによるシリーズ式ハイブリッド「eスマート ハイブリッド」を新たに設定している。
このハイブリッド車が記録する28km/Lという好燃費によって、一気に燃費性能のトップ集団に仲間入りを果たした。
▲こちらはロッキーの内装。センターコンソールをあえて高く設計することで包まれ感が演出されている中古車の流通台数はロッキーが約1000台で、ライズが約3650台。そのうちハイブリッド車の割合はロッキーが約4割、ライズが2割弱となっている
平均総額で見るとライズの方がやや高めだが、物件レベルで見れば誤差の範囲と言えるだろう。ライズは選択肢が多いので探しやすく、リーズナブルな物件を見つけやすいのは確か。どちらが良いかはデザインの好みで選んでしまってもOKだ。
▼検索条件
ダイハツ ロッキー(2代目) & トヨタ ライズ(初代)【2代目ロッキー/初代ライズの注目データ】
ボディサイズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
室内寸法:室内長1955mm×室内幅1420mm×室内高1250mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:996~1196cc
最高出力:エンジン82ps/モーター106ps(ハイブリッド)
最大トルク:エンジン105N・m/モーター170N・m(同上)
燃費(WLTCモード):17.4~28km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:ロッキー166万7000~246万1円/ライズ167万9000~244万2000円
同率2位 レクサス LBX(初代):レクサス待望のコンパクトSUV
▲グッと張り出したタイヤとダイナミックなフォルムが、LBXのキャラクターを表現しているロッキー&ライズと並ぶSUV燃費ランキング同率2位は、レクサス最小のモデルであるLBXだ。ベース車はヤリスクロスだが、車体剛性などあらゆる面がレクサス流に仕立てられ、乗り心地も上質になっている。
2025年5月の改良で、新グレード「アクティブ」を追加するとともにサスペンション・チューニングを最適化。全車にはANC(アクティブノイズコントロール)が標準装備され、ドライブがさらに快適となっている。
パワートレインはシリーズ・パラレル型ハイブリッド。大容量バッテリーと、モーター出力およびトルクの強化によって、リニアな加速と28km/Lという好燃費を両立している。
▲コックピットは「車を意のままに操る喜びを体験してほしい」という思いを込めて開発。各部を最適配置することで、スムーズな操作を可能としている中古車流通台数は約200台。LBXには4WD車も設定されているが、中古車市場では全体の約8割がFF車だ。
価格帯は総額で約370万~800万円と若干高めの水準となっているが、デビュー直後のモデルなら走行距離3万km強の物件が総額400万円前後で狙える。
▼検索条件
レクサス LBX(初代)【初代LBXの注目データ】
ボディサイズ:全長4190mm×全幅1825~1840mm×全高1535~1545mm
室内寸法:室内長1820mm×室内幅1445mm×室内高1195mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1490~1618cc
最高出力:エンジン91ps/モーター94ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン120N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):10.7~28km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:420万~756万円
4位 トヨタ カローラクロス(初代):SUVとしての使い勝手も優秀
▲2021年9月にデビューしたカローラクロス。2025年5月のマイナーチェンジでは外観デザインが刷新されたカローラクロスは、半世紀におよぶカローラ・シリーズの歴史で初めて登場したSUVだ。12代目カローラと共通のプラットフォームだが、フロントまわりの外板などはほぼすべて専用設計となっている。
パワーユニットは1.8Lハイブリッドを中心に、当初は1.8Lガソリンエンジン(~2023年9月)や2Lガソリンエンジン(2023年10月~2025年4月)も設定。
しかし、2025年5月の変更でハイブリッドのみに。ただ、「GR スポーツ」には2Lハイブリッドが搭載される。最高燃費は1.8Lハイブリッド車の26.4km/Lだ(WLTCモード)。
▲最近のモデルとしてはシンプルなインテリア。操作性や視認性が重視されている中古車の流通台数は約2160台。パワーユニット別に見ると、そのほとんどが1.8Lハイブリッド車でガソリン車は少なめ。全体の9割ほどが2025年4月以前の前期型となっている。
グレード別分布では1.8Lハイブリッド車の最上級である「ハイブリッド Z」が多数派。これの価格帯は総額240万~420万円。走行距離5万km以下の物件は総額260万円あたりから狙いやすくなる。
▼検索条件
トヨタ カローラクロス(初代)【初代カローラクロスの注目データ】
ボディサイズ:全長4455~4490mm×全幅1825mm×全高1600~1620mm
室内長1800mm×室内幅1505mm×室内高1260mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
最高出力:エンジン98ps/モーター95ps(1.8Lハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):14.4~26.4km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:199万9000~407万8000円
5位 レクサス UX(初代):レクサスらしい高級感と先進のハイブリッド
▲取り回しの良いボディサイズと良好な燃費、スポーティさを合わせもつUXSUV部門の5位もレクサスのクロスオーバーSUVが獲得。UXはデビュー当初、レクサスSUVラインナップの中で最もコンパクトなモデルとして登場した(現在はLBXが最小)。
プリウスなどと共通のプラットフォームだが、サスペンション設計の最適化や、ボディの徹底的な剛性強化、静粛性の向上などによって、ハイブランドのSUVにふさわしい乗り味に仕上がっている。
搭載されるパワーユニットは2Lガソリンエンジンと、同エンジン+モーターのハイブリッド。後者は26.3km/Lの好燃費を記録する。快適志向の「バージョンC」、高級志向の「バージョンL」、スポーツモデルの「Fスポーツ」など、バリエーションは豊富だ。
ハイブリッド車のグレード名はもともと「250h」だったが、2024年1月の改良で出力アップするとともに「300h」に改められ、ガソリン車は廃止された。
▲適度なタイト感、運転席側に大きく角度がついたセンターコンソールなどは操る楽しさを実現するもの中古車の流通量は約750台。年式ではデビュー直後が最も多いが、2021年式、2023年式も充実している。
パワーユニット別では全体の8割前後がハイブリッド車。グレード別では比較的満遍なく分布しているが、「250h Fスポーツ」がやや多めという状況だ。
価格帯は総額で約190万~600万円。例えば250h Fスポーツなら、総額280万円前後から走行距離3万km以下の物件を狙いやすくなる。
▼検索条件
レクサス UX(初代)【初代レクサス UXの注目データ】
ボディサイズ:全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm
室内寸法:室内長1830mm×室内幅1520mm×室内高1170mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量: 1986cc
最高出力:エンジン154ps/モーター113ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン188N・m/モーター206N・m(同上)
燃費(WLTCモード):16.4~26.3km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:390万~575万7000円
燃費のいい「ミニバン」TOP10
ミニバンの燃費ランキングTOP10を紹介。上位3車種について解説する。
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ シエンタ(3代目) | 28.8km/L |
| 2位 | ホンダ フリード(3代目) | 26km/L |
| 3位 | トヨタ ノア(4代目) スズキ ランディ(4代目) |
23.8km/L |
| 4位 | トヨタ ヴォクシー(4代目) | 23.6km/L |
| 5位 | トヨタ シエンタ(2代目) | 22.8km/L |
| 6位 | ホンダ フリード(2代目) | 20.9km/L |
| 7位 | 日産 セレナ(6代目) | 20.6km/L |
| 8位 | ホンダ オデッセイ(5代目) | 20.2km/L |
| 9位 | ホンダ ステップワゴン(5代目) | 20km/L |
| 同率9位 | ホンダ ステップワゴン(6代目) |
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ シエンタ(3代目) | 28.8km/L |
| 2位 | ホンダ フリード(3代目) | 26km/L |
| 3位 | トヨタ ノア(4代目) スズキ ランディ(4代目) |
23.8km/L |
| 4位 | トヨタ ヴォクシー(4代目) | 23.6km/L |
| 5位 | トヨタ シエンタ(2代目) | 22.8km/L |
| 6位 | ホンダ フリード(2代目) | 20.9km/L |
| 7位 | 日産 セレナ(6代目) | 20.6km/L |
| 8位 | ホンダ オデッセイ(5代目) | 20.2km/L |
| 9位 | ホンダ ステップワゴン(5代目) | 20km/L |
| 同率9位 | ホンダ ステップワゴン(6代目) |
※フリードの燃費は法人向け「e:HEV エアー ビズ」
1位 トヨタ シエンタ(3代目):3列シート車で最も低燃費
▲2022年8月から販売されている3代目シエンタ。コンパクトなボディに3列シートを内包する優れたパッケージで人気3代目シエンタの魅力は広い室内空間。1300mmの室内高や余裕ある前後席間距離、シートアレンジの多彩さが美点だ。
2025年8月の改良では、電動パーキングブレーキや全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどが全車標準。装備内容が一層充実している。
同車種の中で最も低燃費となる28.8km/Lを記録するのは、1.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様。シリーズ・パラレル方式のハイブリッドで、クラストップレベルの低燃費を実現している。
▲インテリアもかゆいところに手が届く巧みなデザインワークとなっているデビューから4年が経過し、中古車は約2200台が掲載。そのうち約7割以上がハイブリッド車。価格帯は総額で約135万~410万円となっている。
ハイブリッド車で走行距離3万km以下の物件では、総額200万円前後から物件を見つけることが可能。比較的新しめの年式も物件数が充実している。
▼検索条件
トヨタ シエンタ(3代目)【3代目シエンタの注目データ】
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1695mm×全高1695~1715mm
室内寸法:室内長2030~2545mm×室内幅1530mm×室内高1300mm
乗車定員:2~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
最高出力:エンジン91ps/モーター80ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン120N・m/モーター141N・m(同上)
燃費(WLTCモード):17.6~28.8km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:195万~392万8000円
2位 ホンダ フリード(3代目):2つのスタイルで個性を明確化
▲2024年6月に登場した3代目フリード。すっきりしたデザインの「エアー」(右)とSUVテイストの「クロスター」(左)という2本立ての構成コンパクトミニバンの3代目フリードは、居住性と使い勝手の良さで定評ある。室内はホンダ独自の低床化技術によって広く、一部のグレードでは3列目シートにまでリアクーラーが採用されるなど快適性も高い。
ラインナップはスタンダードな「エアー」は全車3列シートで6/7人乗り、SUVスタイルの「クロスター」が2列5人乗りと3列6人乗り。どちらも1.5Lガソリン車とハイブリッド車、FFと4WDが用意される。
シリーズ・パラレル式ハイブリッドとなる「e:HEV」も優秀だ。モーターで走行・回生するEVモードと、エンジンで発電しながらモーターで駆動するハイブリッドモード、エンジンのみで走るエンジンモードを高度に使い分け、燃費は26km/Lと良好だ。
▲日常使いしやすいインテリアを追求。例えば、インパネには大容量の収納や取り出しやすいトレーが配置されている中古車の流通台数は約1300台となかなかの充実ぶり。そのうちハイブリッド車が6割以上を占める。仕様別では全体の7割近くがエアーで、クロスターは3割ほどだ。
物件が見つかりやすくなる価格の目安は、エアーのガソリン車が総額240万円~、ハイブリッド車が総額260万円~。クロスターのガソリン車が総額260万円~、ハイブリッド車が総額290万円~だ。
▼検索条件
ホンダ フリード(3代目)【3代目フリードの注目データ】
ボディサイズ:全長4310mm×全幅1695~1720mm×全高1755~1780mm
室内寸法:室内長1935~2645mm×室内幅1470mm×室内高1190~1280mm
乗車定員:4~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
最高出力:エンジン106ps/モーター123ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン127N・m/モーター253N・m(同上)
燃費(WLTCモード):14.4~26km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯: 250万8000~360万3000円
3位 トヨタ ノア(4代目)/スズキ ランディ(4代目):ミドルクラスでも燃費は20km/L以上
▲2022年1月にデビューした4代目ノアの「S-Z」グレード(左)と、OEMモデルのスズキ ランディ(右)ミニバンの燃費ランキング3位は4代目トヨタ ノアと、そのOEMモデルである4代目スズキ ランディだ。ノアとランディの違いは主にフロントグリルまわりの意匠だが、装備内容、ラインナップにも違いがある。
ノアは2026年5月の改良で全車ハイブリッドに。通常モデルは3グレード構成で、7人乗りには2WD/4WD、8人乗りには2WDを設定。ランディも同年6月に改良を受け、ハイブリッド車の1グレードで、全車オーディオレスのシンプルな構成となっている。
搭載するハイブリッドシステムはトヨタ謹製のTHS-IIで、燃費性能は最高で23.8km/Lとミドルサイズミニバンとしては◎。ランディの最高燃費は23.6 km/Lとわずかな差がある。
なお、兄弟車である4代目ヴォクシーも基本構造は同じ。当然ベースとなる燃費性能も同じなのだが、デザインの違いか最高燃費は23.6 km/Lと、ノアがわずかに上回っている。
▲ノアの内装。前席からの視界は良好。見た目以上に運転しやすい。なお7人乗りだと2列目がキャプテンシート、8人乗りだとベンチシートとなるノアの中古車の流通台数は約1930台で、6割弱がハイブリッド車。価格帯は総額170万~740万円と幅が広いが、高額帯はキャンピングカーやカスタム車で、総額で約310万~410万円がボリュームゾーンとなっている。
一方で、ランディの流通台数は約40台程度。そのため、中古車を探すならノアを中心とするのが得策だ。
▼検索条件
トヨタ ノア(4代目) & スズキ ランディ(4代目)【4代目ノア/4代目ランディの注目データ】
ボディサイズ:全長4695mm×全幅1730mm×全高1845~1925mm
室内寸法:室内長2805mm×室内幅1470mm×室内高1405mm
乗車定員:6~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
最高出力:エンジン98ps/モーター95ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):13.5~23.8km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:ノア267万~431万円/ランディ310万6000~369万7000円
燃費のいい「セダン・ステーションワゴン」TOP10
ランキングの最後として、セダンとステーションワゴンの両ジャンルを統合した燃費TOP10を紹介しよう。
なお5代目および4代目プリウスはハッチバックセダンなので、厳密にはハッチバックに該当する。ただ、トヨタ自体がセダンに分類しているため、今回はセダンとして扱った。
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ プリウス(5代目) | 32.6km/L |
| 2位 | トヨタ プリウス(4代目) トヨタ プリウスPHV(2代目) |
32.1km/L |
| 3位 | トヨタ カローラ(12代目) | 30.2km/L |
| 4位 | トヨタ カローラツーリング(初代) | 29.5km/L |
| 5位 | ホンダ インサイト(3代目) | 28.4km/L |
| 6位 | トヨタ カローラアクシオ(2代目) | 27.8km/L |
| 同率6位 | トヨタ カローラフィールダー(3代目) | |
| 8位 | トヨタ カムリ(10代目) | 27.1km/L |
| 9位 | レクサス ES(8代目) | 25.4km/L |
| 10位 | ホンダ シャトル(初代) | 25.2km/L |
| 順位 | 車名 | WLTCモード燃費 |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ プリウス(5代目) | 32.6km/L |
| 2位 | トヨタ プリウス(4代目) トヨタ プリウスPHV(2代目) |
32.1km/L |
| 3位 | トヨタ カローラ(12代目) | 30.2km/L |
| 4位 | トヨタ カローラツーリング(初代) | 29.5km/L |
| 5位 | ホンダ インサイト(3代目) | 28.4km/L |
| 6位 | トヨタ カローラアクシオ(2代目) | 27.8km/L |
| 同率6位 | トヨタ カローラフィールダー(3代目) | |
| 8位 | トヨタ カムリ(10代目) | 27.1km/L |
| 9位 | レクサス ES(8代目) | 25.4km/L |
| 10位 | ホンダ シャトル(初代) | 25.2km/L |
1位 トヨタ プリウス(5代目):ハイブリッドをメジャーにした立役者
▲2022年12月に登場した5代目プリウス。スポーツカーのようなスタイリングを採用し、空力性能が高められている世界初の量産型ハイブリッド車として誕生したプリウス。5代目はミドルサイズのボディながら、全車種の燃費ランキングでも3位に名を連ねるほどの燃費性能を披露している。
パワートレインは1.8Lおよび2Lのシリーズ・パラレル型式ハイブリッドと、2Lのプラグインハイブリッド。ハイブリッドシステムTHS-Ⅱは第5世代となり、プラグインハイブリッドではさらに高出力なモーターと大容量なバッテリーが組み合わされる。
特筆すべきは、燃費性能と走行性能の両立。最高燃費を記録するのは1.8Lハイブリッドで、32.6km/L 。2Lハイブリッドでも28.4km/Lという燃費の良さだ。それでいて、第2世代TNGAプラットフォームや高剛性ボディなどによってスポーティな走りも楽しめる。
▲ステアリングとメーターを直線上に並べることで、運転に集中できるレイアウトを採用。2026年7月の改良でオートパワードアロックなどが全車標準となった中古車の流通台数は約2850台。ほとんどがハイブリッド車で、PHVは全体の1割弱だ。グレード別に見ると、最多となるのは上級の「Z」。一方で、最も燃費が良いKINTO専用の「U」と法人専用の「X」は少なめだ。
価格のボリュームゾーンは総額で約310万~350万円。グレード別で見ると「2.0 Z」が最多となっており、総額250万円から見つけることができる。UとXは総額270万円~が目安で、Zは総額280万円前後から探しやすくなる。
▼検索条件
トヨタ プリウス(5代目)【5代目プリウスの注目データ】
ボディサイズ:全長4600mm×全幅1780mm×全高1420~1430mm
室内寸法:室内長1840mm×室内幅1500mm×室内高1130~1135mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1797~1986cc
最高出力:エンジン98ps/モーター95ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):25.9~32.6km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:275万~464万5000円
2位 トヨタ プリウス(4代目)/プリウスPHV(2代目):旧型も堂々のランクイン
▲2015年12月から2022年11月まで販売された4代目プリウス。ハイブリッド車(左)とPHV(右)ではデザインが異なる4代目プリウスも、5代目に引けを取らない実力派だ。5代目より小径のタイヤを採用していることもあるが、最も燃費の良い法人グレード「E」と5代目の法人グレード「X」で比べても、WLTCモードで0.5 km/Lの差と肉薄しているのも素晴らしい。
搭載するパワートレインは1.8Lのシリーズ・パラレル式ハイブリッド。組み合わされるガソリンエンジン自体は5代目の1.8Lと同じで、完成度の高さをうかがわせる。
1.8LのPHEVも見逃せない。切れ長のヘッドランプや左右が連続するテールランプなどハイブリッド車とは異なるデザインで、燃費性能もWLTCモードで30.3km/Lと秀逸。排気量に違いはあるものの、5代目のPHVより低燃費だ。
▲ハイブリッド車のインテリア。4代目のレイアウトは、センターメーターを採用している点が5代目との大きな違いハイブリッド車の流通台数は約4200台、PHVが約600台。グレード別には、ハイブリッド車がエントリーの「S」グレード系が多く、PHVは中間の「A」グレードが多い。
平均総額を見ると、ハイブリッド車が約175万円前後で、PHVが約195万円前後と新車時ほどの価格差はない。
その点ではPHVもオススメだが、トータルでのコスパで考えるならハイブリッド車の前期型が狙い目。2015年12月~2018年11月までのモデルで、総額90万円から見つけられ、走行距離5万kmの物件でも総額150万円以下で十分に購入圏内だ。
▼検索条件
トヨタ プリウス(4代目) & トヨタ プリウスPHV(2代目)【4代目プリウス/2代目プリウスPHVの注目データ】
全長4540~4685mm×全幅1760mm×全高1470~1475mm
室内寸法:室内長2110mm×室内幅1490mm×室内高1195mm
乗車定員:4~5名
パワーユニット:ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1797cc
最高出力:エンジン98ps/モーター72ps(ハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター163N・m(同上)
燃費(WLTCモード):25.4~32.1km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:ハイブリッド242万9000~404万4000円/PHV317万8000~439万2000円
3位 トヨタ カローラ(12代目):ベーシックなセダンの魅力を追求
▲2019年9月に登場したコンパクトセダンの12代目カローラ。TNGAプラットフォームを採用し、低重心なシルエットとなっている世界150以上の国と地域で販売される、トヨタを代表する大衆車であるカローラシリーズ。セダンは10代からカローラアクシオと名乗っていたため、現行型の通算12代目からカローラと名称が原点回帰している。
パワートレインは当初1.8Lのガソリンエンジンと1.2Lターボ、1.8Lのシリーズ・パラレル型ハイブリッドを設定。2022年10月の改良で1.2Lターボがなくなり、1.5Lガソリンと1.8Lハイブリッドの2種類に。2025年5月からはハイブリッドに一本化されている。
覚えておきたいのは、2022年10月の改良でハイブリッドシステムが刷新されたこと。これによって加速がスムーズになり、最高燃費もWLTCモードで30.2km/Lに高められている。
▲インテリアはカローラシリーズ共通。ハイブリッド車に、おくだけ充電や1500Wのアクセサリーコンセントなどがオプションで用意されている点も同様だ中古車の流通台数は約400台で、ハイブリッド車が7割弱を占める。価格帯は総額で約100万~330万円で、走行距離は約3万km以下の物件は総額200万円あたりから狙いやすくなる。
最も燃費の良いグレードは「G-X」だが、数が少ないので、最多となる上級の「WxB」を狙うのがオススメ。総額210万円前後から物件を見つけられる。
▼検索条件
トヨタ カローラ(12代目)【12代目カローラの注目データ】
ボディサイズ:全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm
室内寸法:室内長1830mm×室内幅1510mm×室内高1160mm
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1196~1797cc
最高出力:エンジン98ps/モーター95ps(2022年10月以降のハイブリッド・2WD)
最大トルク:エンジン142N・m/モーター185N・m(同上)
燃費(WLTCモード):14.6~30.2km/L
駆動方式:2WD/4WD
新車時の車両価格帯:190万1000~344万6000円
【用途別】燃費のいい車の選び方・ポイント
燃費のいい車に限らず、車選びにおいては自分のライフスタイルに合っていることが最重要。そこで、用途別に燃費のいい車を選ぶ際のポイントを紹介する。
- ①買い物など日常使いなら小サイズ&小排気量がベター
- ②ファミリーカーなら乗車人数は家族の人数+1が無難
- ③アウトドアユースなら求める性能とのバランスを考慮
①買い物など日常使いなら小サイズ&小排気量がベター
日常使いがメインなら、サイズや排気量がミニマルな車種・仕様を選ぶのがセオリー。年間走行距離が短いと、燃費のいい車を選ぶ“うまみ”が薄くなる。また、街乗りが多いとストップ&ゴーの回数が増えるため、軽量な方が燃費性能に有利だ。
基本的にはボディが控えめな軽自動車かコンパクトカー、パワートレインを選べる場合は小排気量のパワートレインを搭載するグレードを選ぶと経済的だろう。
ポイントとなるのは、ハイブリッド車を選ぶかどうか。節約できる燃料代がガソリン車との差額を上回るか事前に試算し、見極めることが大切だ。
▲軽自動車なら背が低めな軽セダンが燃費性能で有利。ただ、室内の広さが必要なら、スズキ スペーシア(3代目)などの軽スーパートールワゴンも候補とすべき②ファミリーカーなら乗車人数は家族の人数+1が無難
ファミリーカーで燃費のいい車を探すなら、乗車する人数がキーとなる。乗車定員は家族が乗ったうえで荷物を積んだり、他の人を乗せたりするケースも考慮し、家族の人数+1くらいで検討しよう。
その乗車定員をボディタイプに当てはめれば、普段乗車する家族が4名以下ならコンパクトハッチバック、5~6名ならコンパクトミニバン、7名以上ならミドルサイズ以上のミニバンが妥当だ。
燃費優先なら当然パワートレインはハイブリッド。駆動方式は2WDが望ましい。ただ、豪雪地帯や山間部に住んでいる場合などは、電気式4WDを採用する車種を選びたい。
③アウトドアユースなら求める性能とのバランスを考慮
アウトドア・レジャーを頻繁に楽しむなら、求める性能と燃費性能のバランスを取ろう。例えば、キャンプならギアを積めるだけの荷室容量や、行き先によっては4WDが求められ、燃費性能が低くなりやすい。
しかし、最近のSUVは以前より燃費性能が向上している。そのため、積載性や装備などの必要最低限にとどめれば、アウトドアを楽しめて好燃費な車を見つけやすいはず。
逆に判断に困るのはパワートレイン。荷物が多いならパワフルなディーゼル車や、現地で家電を利用したいなら給電能力に優れるPHEVが適している。ハイブリッド車の方が総合的なコストを抑えやすいが、走行性能や利便性を妥協したくないなら要検討だ。
▲キャンプなどではスタイル重視でレトロな車を選ぶ人も多いが、燃費性能との両立は困難。燃費も重要なら、新しめの車種を選ぶのが無難だ。写真は三菱 アウトランダー(3代目)燃費性能のチェックは測定方法にも注目
燃費性能を確認・比較する方法はシンプル。車の諸元(スペック)表に記載がある「燃料消費率」をチェックするだけでOKだ。
留意しておきたいのは、燃料消費率にはいくつかの測定方法がある点。異なるモードでの比較はできないので注意しよう。なお現在の「WLTCモード」と、1つ前の「JC08モード」の特徴は次のとおり。
| 測定モード | 特徴 |
|---|---|
| WLTCモード | 2017年夏以降から導入された世界統一基準。総合値のWLTCモードに加えて「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」も併記され、走行環境別の燃費性能も知ることができる |
| JC08モード | 2011年4月以降の新型車に採用されていた測定方法。以前の10・15モードより速度変化が細かく、コールドスタートでの測定が加わって、より実燃費に近くなっている |
| 測定モード | 特徴 |
|---|---|
| WLTCモード | 2017年夏以降から導入された世界統一基準。総合値のWLTCモードに加えて「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」も併記され、走行環境別の燃費性能も知ることができる |
| JC08モード | 2011年4月以降の新型車に採用されていた測定方法。以前の10・15モードより速度変化が細かく、コールドスタートでの測定が加わって、より実燃費に近くなっている |
燃費のいい車のメリット・デメリット
最後に、燃費のいい車のメリット・デメリットを改めて整理しておこう。
燃費のいい車のメリット
メリットは、ずばりランニングコストの安さだ。燃費性能が高ければ当然、燃料代を節約できる。
一例として「年間の走行距離1万km」「ガソリン代170円/L」「車Aの実燃費は20km/L、車Bは25km/L」で試算してみよう
| 車A(20km/L) | 8万5000円 |
|---|---|
| 車B(25km/L) | 6万8000円 |
| 差額 | 1万7000円 |
| 車A(20km/L) | 8万5000円 |
|---|---|
| 車B(25km/L) | 6万8000円 |
| 差額 | 1万7000円 |
当然、年間の走行距離や燃料代が増せば増すほど差額が大きくなる。走行距離が長かったり、燃料代の高騰を懸念したりするなら、燃費のいい車を選ぶメリットは増すだろう。
加えて、車検時に支払う「自動車重量税」も排出ガス基準と燃費基準の達成率が高いと減税・免税されるのも利点だ。
▲なおPHEVは電気自動車などを対象とする「CEV補助金」を購入時に活用できるので、検討しているなら覚えておくとよい。 写真はトヨタ RAV4(5代目 ※国内通算)燃費のいい車のデメリット
最大のデメリットは、車両価格が高いこと。ハイブリッド車などはガソリン車よりシステムが複雑で、搭載するパーツも多い。結果、価格が高くなりやすい。燃費のいい車を購入する際は、トータルコストで判断すること。
パワーや積載性が小さい傾向にある点も要注意だ。燃費のいい車は小排気量でコンパクトな車種が多く、場合によっては不満を覚えかねない。車選びの際は、パワーや積載性などが自分の使い方に合っているか必ず確認しよう。
※記事内の情報は2026年8月26日時点のものです。

自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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