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サーキットのウラカン ペルフォルマンテには、“神の手”が宿る?(試乗レポート)
カテゴリー: ランボルギーニの試乗レポート
タグ: ランボルギーニ / クーペ / 4WD / ウラカン / EDGEが効いている
2017/10/08

エアロダイナミクスをカラダで感じろ!
ブッタマゲタ。
サーキット試乗で高速コーナーを3速で攻めていく。なんと、誰かが巨大な手で、エンジンのあるあたりのイン側を真上からアウト側よりもより強く押さえつけている! “神の手”を感じた筆者は、力を得て、より一層、アグレッシブにアクセルペダルを踏み込んだ。
サーキットにおけるウラカン ペルフォルマンテ(その名も性能!)はベラボーに面白い。
パワーアップしたエンジンや、大幅な剛性アップを果たしたシャシー、アップデートされた電子制御系、そして得意のフォージド・コンポジット・カーボンによる徹底的な軽量化、など、その要因は枚挙にいとまがないけれども、オン・ザ・トラックでは新たな空力システムが最も効いていると思われる。
フロントスポイラーとリアウイングのなかに空気を取り込み、電動フラップで制御してダウンフォースを変化させるのだ。特にリアは左右独立で制御。冒頭のような“新感覚”を誰もが得ることになる。
まるでレーシングカーのように、左右リアランプの間から後方へと突き出た新デザインの専用エグゾーストシステムは、パイプの全長もかなり短く、ほとんど直管に近い仕様。スポーツもしくはコルサモードで走行中には、劇的なサウンドを響かせた。コレニハモウヤラレタ。
乗り心地はノーマルより明らかにハード。コンフォートシート仕様では多少マシながら、また、アヴェンタドールSVあたりよりは少しは柔らかいけれども、デート向きじゃ決してない。



【SPECIFICATIONS】
■グレード:HURACAN PERFORMANTE ■乗車定員:2名
■エンジン種類:V10DOHC ■総排気量:5204cc
■最高出力:640/8000[ps/rpm]
■最大トルク:600/6500[N・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:7DCT
■全長x全幅x全高:4506x1924x1165(mm) ■ホイールベース:2620mm
■車両価格:3416.9904万円
photo/アウトモビリ・ランボルギーニ
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