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間違いなく史上最強! キープコンセプトながら中身は刷新された3代目カイエン
カテゴリー: ポルシェの試乗レポート
タグ: ポルシェ / SUV / 4WD / カイエン / EDGEが効いている
2018/05/11

全方位隙なしの3世代目の登場
見てのとおりのキープコンセプトで登場した3世代目のカイエン。
新型の一番の目印は、最新のポルシェ・トレンドというべき横一文字のテールランプだ。


もっとも、中身は完全に刷新されている。
アルミとスチールを組み合わせたボディにより実現した、先代より最大65kgの軽量化は、乗ればすぐに実感できる。ロールやピッチングなどの車体のあらゆる動きが抑えられ、これまで以上にスッキリ軽快な乗り味なのだ。
しかも、そこに3チャンバーエアサスペンション、電動可変スタビライザーのPDCC、可変エアロシステム、後輪操舵といった数々の電子制御技術がプラスされることで、走りの実力、そしてコントロール性はさらに引き上げられている。街中も、ワインディングロードも楽しい。
いや、それだけじゃない。
電子制御式4WDシステムや、240㎜もの最低地上高などによってオフロード走行だって信じられないポテンシャルを見せるのだ。東京の街を走るカイエンからは、まるで想像できない野性がそこには宿っている。
しかも居住性が高まり、インフォテインメントシステムも充実。荷室は100L拡大と、とにかく全方位、完成度に隙はない。
ラインナップは、まずは3グレード。
凄まじい速さが欲しいときすぐさま引き出せる最高峰モデル、カイエン ターボの全能感にも惹かれるが、自分で買うなら3Lターボの素のカイエンでも十分、いや十二分。新型の軽やかさが一番ストレートに味わえる。
生活をアクティブなものにしてくれそうで、本気で欲しくなった。

photo/ポルシェ ジャパン
【SPECIFICATIONS】
■グレード:Cayenne S ■乗車定員:5名
■エンジン種類:V6DOHCターボ ■総排気量:2894cc
■最高出力:440/5700-6600[ps/rpm]
■最大トルク:550/1800-5500[N・m/rpm]
■駆動方式:4WD ■トランスミッション:8AT
■全長x全幅x全高:4918x1983x1696(mm) ■ホイールベース:2895mm
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