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令和のデートカー5選|現在のオススメをZ世代が紹介!プレリュード復活予定の2025年に選ばれるのはどのモデル?
カテゴリー: 特選車
タグ: レクサス / トヨタ / ホンダ / マツダ / テスラ / ミニ / セダン / SUV / オープン / ロードスターRF / プレリュード / ハリアー / モデル3 / ミニカントリーマン / LBX / 瀬イオナ
2025/05/07

プレリュード復活! 「デートカー」に再注目!?
バブルだった頃にデートカーとして一斉を風靡したホンダ プレリュードが、2025年秋に令和仕様の6代目として登場することが発表されました。当時のときめきや最先端技術で盛り上がった車の復活に、世間は落ち着いていられるわけがありません!
当時、カッコよくて、スマートさがあって、近未来感を感じるところがよかったそうですが、令和時代もそんなデートにぴったりな車が他にもたくさんあるはず!
そこで今回は、そんな気分も距離も縮まる、「令和のデートカー」を、Z世代の筆者がリアルな目線で5台選んでみました。

トヨタ ハリアー(4代目・現行型)

デートのとき「この車誰の?」ってなるような1台が欲しい。そんなときに最高の選択肢だとオススメしたいのが現行型のトヨタ ハリアー。
2020年のフルモデルチェンジを受けて、さらにカッコよさが増したシルエットは、流れるような色気あるクーペスタイルのボディで、お迎えの場所に現れた瞬間、惚れてしまいます。
もちろん見た目がキマってるだけではなくて、中身もちゃんとイケてるんです。
まずは、ドアを開けた瞬間にわかる良い車感。インテリアは上質に仕立てられており、落ち着く空間がたまりません。
レザー調のシックなシート、連動して光る室内照明や間接照明のおもてなし、快適な温度をキープさせるフルオートエアコンなど、ホスピタリティーが揃う空間は、ビジネスクラスや高級ラウンジといってもいいくらい気持ちに余裕を持てるかも。
助手席に座るあの子がつい「〇〇くんすごいね」と言ってくれちゃうような車です。
安心で便利なコネクティッド「T-Connectサービス」も利用でき、常に最新の情報を受け取れる。行きたい場所も飲食店検索もサクッとこなし、JBLプレミアムサウンドシステム搭載のパワフルなスピーカーで好きな音楽を流しながら夜ドライブなんてしたら……もう雰囲気は完璧でしょう!
そしてPHEV、ハイブリッド車、ガソリン車から選べるハリアーは、エコモデルになればなるほどスマート。燃費も静粛性も良くて、渋滞だってスムーズにこなせるだけに、運転にも余裕が生まれ、成熟した大人の雰囲気を感じてもらえそう。しかも安全運転支援システムの充実も、同乗者への思いやりとしてドライブをエスコートしてくれるはず。
SNS映えする外観も、インテリアの居心地も、ドライバーの余裕も全部揃う。それが、令和の「モテるデートカー」。ハリアーはただのSUVじゃなくて、センスと気遣いをカタチにしたZ世代のためのデートカーでしょう。

そんな現行型ハリアーも、2020年6月の登場から5年近く経過しているということもあり、中古車流通量は3000台以上と非常に潤沢。
初期型モデルのガソリン車であれば、総額250万円前後から見つけることができますよ。
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トヨタ ハリアー(4代目・現行型)× 全国マツダ ロードスターRF(初代・現行型)

「風を感じると、なんだか特別な時間を過ごしている気がする……」
背伸びした非日常感を味わえるのが最大の特長といってもよいのが、オープンカーなんです。その中でもデートカーとしてオススメしたいのが、マツダ ロードスターRF。電動ハードトップを開けて走れば、日常のワンシーンが一気に映画のような世界に!
RF(R=リトラクタブル、F=はファストバック)の名のとおり、屋根を閉じてるときはクーペのように美しく、開けた瞬間スポーツカーの顔に様変わり。電動でルーフが開閉する未来感のあるギミックがロマンを感じるし、「これ動くの?」と助手席のパートナーがちょっと驚いてキラキラする感じ、最高です。
そして2人乗りだから、自然と距離は近づきます。会話も、音楽も、沈黙だって全部が2人だけの時間に。
運転は軽快そのもの。開発陣がこだわりまくった人馬一体スピリットがギュッと詰まっていて、ステアリングを切るたびに「走らせる楽しさ」を再確認でき、2人とも自然に笑顔になれるはず。
全体的なサイズ感もちょうどいい。街乗りにも、ロングドライブにもマッチするコンパクトボディだから、たとえ細い道でもソワソワすることはないし、駐車もへっちゃら。しかも見た目はしっかり大人な車だから、どんなところに乗って行っても恥ずかしくないスタイリッシュさがあります。
まさにロードスターRFは「気分を切り替えるスイッチ」的存在の車! デートもそうだけど、仕事帰りだって、ただ屋根を開けるだけで楽しくなる。それって、デートカーとしてとっても大事だと思うんです。
心がいつもより前向きになって、2人の思い出を増やしてくれるロードスターRFは、Z世代にこそ似合う魔法の車です。

ロードスターRFの中古車は、現在300台程度が流通。決して多いとは言えませんが、ボディカラーや年式、グレードなど、バリエーションは豊かです。
国産車では唯一無二と言って良いモデルのため、中古車平均価格は約275万円と2016年デビューのモデルとしてはやや高めの印象ですが、初期型であれば150万~180万円程度でも見つけることができますので、ぜひチェックしてみてください。
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マツダ ロードスターRF(初代・現行型)×全国ミニ ミニカントリーマン(初代・現行型)

「今日どこ行く?」などとという何気ない会話がワクワクに変わってしまうのがミニ カントリーマン。
ミニのラインナップの中でもクロスオーバーモデルとして人気の高いこのモデルは、Z世代が思う「ちょっと欲張りしたい日常」にフィットできる相棒としてぴったり。レトロでクラシカルな見た目だけど、中身はちゃんと今っぽいところもグッときます。
そんなバランス感が絶妙だから、他のSUVにも似ていない「自分らしさ」をちゃんと出せる車なんだと思うのです。
ミニといえば丸っこくてかわいらしい見た目のイメージですが、カントリーマンはそこに「冒険心」のようなものをプラスしているのがミソ。フロントデザインの力強さや、運転席に座ったときの高めのアイポイントで取り回しが良く、安心感を与えてくれます。
内装は映えすぎるほどポップでテンション上がりまくり。インパネ中央には、乗った瞬間に目を惹く大きな円形ディスプレイが搭載されています。画面の表示をいろいろ変えることができたり、速度のメーター類もスクリーンの中。変更したときの効果音や、ゴーカートフィーリングの乗り味に変更できたり、ギミック満載で遊びゴコロを刺激してくれそう。
デートでパートナーを助手席に乗せたときに、「ミニってこんなに広いの?」と思ってもらえるくらいゆとりのある空間に仕上がっています。トランクも広く、実用性が担保されているから、アウトドアや旅行にも重宝しちゃう。自慢のアウトドアギアをたくさん積んで着いた先で自慢しちゃってもいいし、旅行の荷物が多くても、お土産たくさん買いたくても、「まったく問題ないよ!」って余裕ある自分を演出できてしまうかも。
もちろんミニらしく走りはキビキビ、意のままにしっかり操れます。街中のちょっとしたカーブでも楽しいと思えるフィーリングで、思わずアクセルを開けてしまいたくなるだろうから気をつけて。
ミニ カントリーマンは、かわいいしちゃんと頼れるので、頑張って練ったデートプランを一緒に作り上げてくれる良き相棒になるでしょう。もし予定どおりに行かない日があったとしても、ミニカントリーマンで向かう場所は、きっと全部正解になってしまう。そんな好奇心旺盛なデートカーでしょう。

2023年末にデビューしたミニカントリーマン。登場からまだ1年ちょっとですが、人気車ということもありすでに200台近くの中古車が流通しています。
走行距離1万km以下の物件が、支払総額400万円台で結構見つかりますので、新車と合わせてぜひチェックすることをオススメします。
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ミニ ミニカントリーマン(初代・現行型)×全国テスラ モデル3(初代・現行型)

初めて乗った人が「これが車なの!?」と驚いてしまうほど、未来感先取りなテスラ車。あまり見かけないドアノブの形状にまず驚き、内装はナビ、空調、オーディオなど細部に至るまで、すべてがタッチパネルに集約されています。テスラは、スマートフォン感覚で使える新しいモビリティとして、Z世代の感性にフィットするであろう電気自動車メーカー。
その中でもモデル3は、見た目はミニマムでもとにかく洗礼されたデザインをもつモデルです。曲線を生かしたボディラインや、グリルレスのフロントフェイスが存在感を放ち、どんな街中でも映えること間違いなし! 特に、デート中の映えスポットに止めたときのフォトジェニックさは抜群。
車内には物理スイッチ類はほぼなく、つるんとスッキリしすぎていて、最初は「スイッチ少なすぎでは?」と戸惑うのも否めませんが、慣れるとむしろこれがちょうどいいと思えるようになるのが不思議。
走り“THE電気自動車”。アクセルを踏んだ瞬間の加速がとてもスムーズで、内装の洗礼さと比例しているような無駄のない加速感を感じられるし、しかも当然静かだから会話や音楽の邪魔をしない。2人だけのドライブデート空間が一段と増します。パートナーから「この人、なんかスマート……///」って思われるはず!
ちなみに、電気自動車というと気になるのが「どのくらい走ることができるか?」ということ。
モデル3は航続距離はロングレンジAWDで706km、スタンダードレンジRWDで573km(※最新モデル)。テスラ専用のスーパーチャージャーも全国で600基超の設置数と少しずつ普及してきているし、15分の充電でも282km分は走れるようになり、街中での日常使いからちょっとした旅行まで余裕でこなせることがうかがえます。
スマートフォンアプリとも連携することができて、空調のオンオフや車両ロック、解除ができたり、走行ルートを編集して車に送信できたりと、未来を感じさせるテクノロジーも会話のネタになるかも。
しかもテスラは、ソフトウエアアップデート機能によって進化しながら育てていく車でもあると思っています。この感覚は、ゲームやガジェット好きにはたまらないのではないでしょうか。スマートで環境に貢献できて、なのにしっかりとカッコよさもあるモデル3は、Z世代にとってこれからのデートカーの基準をアップデートしてくれる存在でしょう。

そんなモデル3の中古車は約170台が流通。初期型のスタンダードレンジ プラスを中心に、250万円前後で中古車を見つけることができます。
ただし、年式やグレードによって航続距離が大きく異なりますので、検討する際はしっかり確認するようにしてください。
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テスラ モデル3(初代・現行型)×全国レクサス LBX(初代・現行型)

ブランドもののバッグを「さりげなく」持っている人って、なんだかスマートじゃないですか?
「レクサス LBX」は、本物をあえてさりげなく持つ感覚に少し似ていると感じます。派手に目立つわけじゃないんだけど、近くで見たら実はレクサスだったんだ! となる何かを秘めた存在感があります。
そして、コンパクトなのにラグジュアリーという絶妙なバランスが、Z世代の感性に刺さるはず!
レクサスの中ではコンパクトクラスではあるものの、ドアを開けた瞬間からレクサスらしさ全開で、上質なシート、繊細なディテール、雰囲気あるライティング、“静かなキャビン”と表せる落ち着いた空間が広がります。
助手席に座った彼女が、どこかの令嬢なのかと錯覚してしまうような、自然と背筋を伸ばしちゃう、そんなオーラのある大人な姿に変身できる魔法がこのLBXにはある。コンパクトカーだからといって決して小さいし妥協してるなんてことは一切ありません。むしろ心地いいんです。
2人だけの空間をさらに演出するために、繊細な音まで再現し原音を忠実に再生するレクサスLBXサウンドシステムで音楽を流そうものなら、上質な空間がさらに極上の空間へアップグレードされることでしょう。夜ドライブでこんなことされたら、たまったもんじゃない。
もちろん走りもコンパクトモデルだからといって妥協せず、本物。走り始めからリニアに感じ、加速がスムーズで気持ちいい。静かだし燃費はWLTCモードで約27km/Lと優秀。運転しててしなやかで余裕持って楽しめる感覚が気持ちいいし楽しめる。コンパクトだから取り回しも良く駐車もしやすくて、デート中のあたふた感とはおさらばです。
あえて派手じゃないコンパクトなモデルで上質なレクサスをチョイスする選び方がかっこいいし、その人の魅力も引き出してくれそう。そのセンスが自然と好印象を生むのです。自己主張しすぎないのに、しっかりと高級感。背伸びしすぎないのに、ちゃんと特別感。うん、最高です。
静かに自信をまとえる人に似合うLBX。洗練されてて、でも肩肘張ってない。そんなちょうどいい大人っぽさが、Z世代のデートカーとしてアリすぎる1台です。

そんな素敵なLBXは、2023年末に登場したモデルということもあって、中古車流通台数は100台以下と少なめです。ただし、ほとんどの物件が走行距離1万km以下にもかかわらず、支払総額450万円程度から見つけることができるのは嬉しいポイント。
ちなみに、「モリゾウRR」というグレードの物件も結構見つかりますが、こちらは本格スポーツカーもびっくりのハイパフォーマンスモデル。走ることが大好きな私はぜひオススメしたいのですが、デートだとパートナーが驚いちゃうかも(笑)?
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レクサス LBX(初代・現行型)×全国今回は、Z世代の筆者が独断と偏見で選んだ“令和のデートカー”を5台ご紹介しました。
ここまで書いておいてなんですが、「 レンタカーでもいい」、「身の丈に合った車で、一緒にどんな時間を過ごすかが大事」――そんな声を、同世代の多くの友人から聞いています(笑)。
年齢やライフステージが変われば、きっと選ぶ車も変わっていくはずですし、この時代無理して背伸びする必要なんてない。親の高そうな車を借りることだって、別にしなくていい。
結局、車はただのきっかけ。大切なのは、“誰とどこに行くか”と“どんな時間を共有するか”ということでしょう。
それでもやっぱり、車がデートをより素敵な時間にしてくれるということはあると思います! そして相手のことを考えながら「一生懸命選んだ」という過程が、実は一番大切なのかもしれません。
「これだ!」とビビッとくる、あなたらしい1台を見つけてください。そして、あなたを肯定してくれる人と結ばれますように。心地よいドライブデートを、ぜひ!
※記事内の情報は2025年4月23日時点のものです。

自動車ジャーナリスト
瀬イオナ
車メディアの雑誌編集部員を経て、2024年にフリーランスとして独立。「走って書ける」自動車ジャーナリストを目指して修行しながら、若手ジャーナリストとして活動している。車業界に入ったきっかけは、某動画で中谷明彦師匠を見つけたこと。現在に至るまで「ドライビング」はもちろん「ジャーナリスト」の心得など業界におけるすべてを教わりながら日々鍛錬中である。趣味はドライブ、レーシングカート、スキー、サウナ。
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