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流行のクーペ風SUVをお手頃価格で狙うなら、日産 スカイラインクロスオーバーはいかが?
カテゴリー: 特選車
タグ: 日産 / SUV / クロスオーバーSUV / スカイラインクロスオーバー / 小鮒康一
2021/02/13

流麗なクーペスタイルが特徴的なスカイラインクロスオーバー
今や世界的なトレンドとなっているSUV。その中でも昨今は、トヨタ C-HRや新型ハリアーといった「流麗なデザインのクーペ風のSUV」が大ヒット。輸入車に至っては、メルセデス・ベンツやBMWはもちろん、スポーツカーメーカーであるポルシェやランボルギーニまでもがクーペ風のSUVを製造しています。
この流行りに乗って、今ドキのクーペ風SUVを手に入れたい! という人も多いでしょうが、悩ましいのがお値段。先ほど例に挙げた近年登場のSUVは、高年式なこともあり、中古でもそれなりの価格だからです。
もうちょっと安くなるのを待つか……。
そんなことを思っているアナタにオススメの、穴なモデルがあります! クーペ風SUV、なおかつ手頃な価格で狙うことができる、日産 スカイラインクロスオーバーです。

“スカイライン”が基になっただけにスポーティかつラグジュアリー
このスカイラインクロスオーバーはその名のとおり、日産が誇る名車であるスカイラインファミリーの1台です。
12代目スカイラインのV36型と共通のプラットフォームと、同様のデザインテイストでまとめられた、スポーティなクーペスタイルが特徴的なクロスオーバーSUVとなっています。
しかし、ただ単にスカイラインの車高をアップさせただけのモデル、というわけではありません。
セダンから5ドアハッチバックタイプにボディ形状が改められている他、実は外板パーツはほぼ専用品で固められており、クロスオーバーSUV専用に作り直されているという非常に凝った1台なのです。


搭載されるパワートレインは、スカイラインやフェアレディZにも搭載されて高い評価を集める、330psを発生するV型6気筒エンジンのVQ37VHR型に、7速ATの組み合わせとなっています。後輪駆動となる2WDの他、日産自慢の「アテーサE-TS」を採用する4WDも用意されていました。

クロスオーバーSUVというと、どうしてもその高められた車高と背の高い全高によって、腰高感のあるハンドリングとなってしまうのが常。
ですが、スカイラインクロスオーバーは他のクロスオーバーSUVと比較すると、ずば抜けたハンドリング性能をもっており、スポーツカーから乗り替えても満足できる高い動力性能も魅力的なポイントです。
もちろん、スカイラインの冠をもち、海外では「インフィニティEX」としても販売されるだけに内装の質感も非常に高く、スタイリッシュな都市型SUVとしては、現在でも見劣りすることはありません。
また、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱防止支援システムなどの先進装備も用意されていたので、現代のメインカーとしても十分に通用する実力をもち合わせている点も嬉しいところです。



当時は人気薄のため流通台数は少なめ! 安い物では総額100万円を切る個体も
日産が誇るプレミアムクロスオーバーSUVとして、新車時には400万円中盤から500万円中盤といったプライスタグを掲げていたスカイラインクロスオーバー。
当然、それに見合ったクオリティをもち合わせていたモデルということが言えるのですが、デビューから10年以上が経過した現在、予想以上に買いやすい価格となっています。
そこまで爆発的な人気車種とはならなかっただけに、掲載台数は44台(執筆時点)と決して多くありませんが、安い部類の個体では総額100万円を切る予算で狙うことができてしまいます。
総額100万円以下の個体は、走行距離10万km前後の初期型が中心となりますが、パワートレインはグレード問わずに共通のため、美しいボディと高い動力性能を味わうには悪くない選択肢とも言えます。
一方、最終型の2016年に近い高年式車では、まだ総額200万~250万円と比較的高値をキープしていますが、高年式にこだわらなければ5万km未満の個体も総額150万円見ておけば複数台見つけることができます。
スカイラインクロスオーバーが新車販売されていた頃は、今ほどクロスオーバーSUVが人気ジャンルではなかったため、人気車種とはなりませんでした。
ですが、今改めて見てみると非常に魅力的なモデルが、総額150万円ほどで狙えるのはバーゲンプライスと言えます。台数が少ないだけに、気になる方は早めに行動した方が良いでしょう。
▼検索条件
日産 スカイラインクロスオーバー(初代)×全国
自動車ライター
小鮒康一(フナタン)
スキマ産業系自動車ライター。元大手自動車関連企業から急転直下でフリーランスライターに。中古車販売店勤務経験もあり、実用車からマニアックな車両まで広く浅く網羅。プライベートはマイナー旧車道一直線かと思ったら、いきなり電気自動車を買ってしまう暴挙に出る。愛車は日産 リーフ、初代パルサー、NAロードスター。
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