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【車選びのヒントを探るインタビュー】グランジ・遠山大輔は「真逆の選択肢が世界を広げる!」
2020/02/28

車を買ったときは、ドキドキやワクワクでテンションが上がるけれど、その後、その気持ちが徐々に下がってしまうなんて経験はいないだろうか。
その原因は、車の選び方にあるのかも。
自分の好みに合ったモノもいいけれど、それだといつもと同じようなモノを選んでしまい、マンネリ感が否めない。
もしかしたら自分の考えとは全く逆のモノを選んだほうが、それを使うたびに新たな発見があって、購入後の満足感は高くなるかもしれない。
そこでそういったモノや車の選び方について、ラジオパーソナリティとして多くの若者の悩みを解決してきた遠山大輔さんにインタビュー。
購入後の満足度が続く車を手に入れるヒントが満載です。

グランジ
遠山大輔
1979年生まれ。北海道出身。お笑いトリオ「グランジ」の主にボケ担当。TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、長年「とーやま校長」として全国のリスナーに親しまれている。乃木坂46、欅坂46、日向坂46の熱狂的なファンとしても有名。

インタビュアー
櫻井 香
男性総合誌の編集者を経て、フリーランスに。雑誌メディアを中心に、カルチャー、アウトドア、ファッションなど、様々な企画を編集・執筆。これらのジャンルとクロスオーバーする形で車の楽しみ方を俯瞰し、非マニア層にもわかりやすい企画を得意とする。
モノにはあまり執着がないけれど……

遠山さんは基本的にモノへの執着がないというか、お金をかけない主義だとか。

そーなんです。モノもそうだし行き先にも執着がなく、旅もめったにしませんね。

でも、服は買いますよね?

そんなに高い服は買いませんけどね。あ、それで思い出したんですけど、最近スニーカーに大金を注ぎ込みました!

高級スニーカーでも買ったんですか?

モノ自体は高級品というわけじゃないです。ナイキがsacaiという日本のアパレルブランドとコラボしたモデルです。あまりの人気で入手しづらかったんですが、なんとかして手に入れました。

それは良かったですね!

家に届いたスニーカーを何度も眺めて部屋で履き、満を持して外へ履いて出かけました。わかる人にはわかるので、足元を見られる快感が気持ち良かったです。でもね……。


今まであまり関心のなかったスポーツカーを試す

盗まれたんですか?

いやいやそうじゃなくて、せっかくの特別なナイキをこのまま履き潰してしまうのかと思うと、不安になってきて……。じゃあ予備を買っとこうということで、色違いを買い足した結果、全部で11足になりました。

それはすごい!

結局、40万円も使っちゃいましたけど(笑)。

でも、得るものはあったんじゃないですか?

そうですね。本当に気に入ったモノには、しっかりお金をかけた方が後悔はしないと思いました。だけど、車となると話は別。桁が違いますもん!

でも、中古車なら手が出しやすいし、普段気にしないタイプの車なら新鮮な気持ちで出かけられるんじゃないですか?

そう思って今回は、今まで僕が興味を感じなかったスポーツカーに試乗させてもらいました。


毎日をゲーセン感覚で過ごせそう!

それがこちらのトヨタ 86です。海が見える場所まで乗ってみて、いかがでした?

サイコーっすね、これ。運転席はコックピットという言葉がぴったりの、マシンっぽい雰囲気。低い目線は新鮮だし、とにかく加速がスゴイ。レーシングカーのゲームみたいで、これが我が家にやってきたら、毎日をゲーセン感覚で過ごせそう!

中古車なら100万円台で見つかるんですよ。

マジっすか!? 知らなかった。

遠山さん、本当は四角いカタチの道具っぽい車が好きだそうで。

そうなんですけど、100万円台で手に入るなら、夢の2台持ちだってかないそう。ずっと欲しかったジムニーあたりの四角い車と、この86で。

タイプが違う2台なら、いつもの道が刺激的に感じられると思いますよ。

まったくそのとおり。それに見られる快感も味わえます。四角い車は自己満足の世界だけど、86みたいなスポーツカーは人に見られることも重要なポイント。ナイキのスニーカー気分で、履いて出かけたいですね!

~遠山さんの移動時間をワクワクさせちゃう1台~
トヨタ 86(現行型)

ゲームは日常を忘れさせてくれる。
それが現実の体験、しかもレーシングゲームでしか垣間見ることのできなかったスポーツカーとなれば、ありきたりの日常が一気に華やぐことに。
86はそんな興奮を手軽に味わうことのできる、魅力的な車。
長く低いボンネットの下にはエンジンが収まり、そこから発生した力を後輪が押し出すように走る。
駆動する後輪を包むボディの後ろまわりは、野生の肉食獣のようにたくましい。
全身の感覚を研ぎ澄ませて走れば、ゲームとは比べものにならない気持ち良さだ。
トヨタ 86以外でワクワクしちゃう車3選
遠山さんが大興奮だったトヨタ 86の他、移動している時間自体が楽しくなるモデルを紹介。
さあ、あなたはどの車でワクワクする?
■日産 リーフ(初代)

アクセルペダルの踏み具合に応じて力強さが増し、音も大きくなるのが、ガソリンエンジン搭載の車。
一方、電気自動車は踏み始めから力強く、それでいて静か。
これは、ガソリンエンジンの場合、エンジン回転数が高まると発生するトルク(車を前に進める回転力)が増えるのに対し、電気モーターは回転を始めたときから最大のトルクを発揮するという特性によるもの。
つまり、ある意味ゲームっぽい加速感だ。
初代リーフなら、そんな異次元の瞬発力が楽しめる。いまだに鮮度を失わないスタイリングも魅力だ。
■スズキ スイフトスポーツ(3代目)

欧州では昔から、小型大衆車に高い走行性能を与えた「ホットハッチ」が人気だ。
実用性を失わずに、ビュンビュンと元気に走れるキャラクターは、都市生活者のスポーツカーとして理にかなっていると言えるだろう。
スイフトスポーツは海外でも発売されていることから、そうしたホットハッチの味わいが色濃く漂う。
軽い車体を生かした伸びのいい加速、カーブを曲がるときの滑らかさは格別で、誰もが若返った気分に浸れる。
過激に見えず、見方によっては「カワイイ」ともとれるスタイリングも魅力。
通勤にだって使えてしまうのだ。
■マツダ RX-8(初代)

「スポーツカーを普段使いするには、せめてドアが4枚ないと困る」というあなたにオススメなのが、RX-8。
観音開き(前のドアを開けてから後ろのドアを開けられる方式)の特殊な設計ながら、そのぶんパッと見は大人っぽいスポーツカーのイメージを投影したもの。
しかも、エンジンはマツダ独自のロータリー式で、とめどなく回転が上がる伸びのよさ(RX-8の回転上限は9000回転!)。
仕事でも違和感なく使えるスタイリングと実用性を備えながら、スポーツ走行も楽しめる幅の広さは、まるで上下別々で着こなせるセットアップスーツのごとし!
※情報誌カーセンサー 2020年4月号(2020年2月20日発売)の特集「日常にパッと花を添えるクルマを買おう。」をWEB用に再構成して掲載しています
Information
■テレビ
メインMCを務める番組TOKYO MX「69号室の住人」が、毎週月曜放送中。無料アプリ「エムキャス」でも同時視聴可能。
■ライブ
グランジトークライブ「男のキャデラック会議室」を月1回、定期開催。2020年はグランジ結成15周年イヤー。記念プロジェクト を進行中!
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